原題:RED SHADOW

すべての映像が世界を挑発する!日本発・史上最強NINJA MOVIEついに参上!!

2001年/日本/ 配給:東映

2002年1月11日DVDレンタル開始&4月21日発売 2002年1月11日ビデオレンタル開始&4月21日発売 2001年8月11日より全国東映系にて公開

(C)「RED SHADOW 赤影」製作委員会

公開初日 2001/08/11

配給会社名 0004

公開日メモ 光ある世界の為に影となって働く戦国の騒乱の中、影一族の頭領となる運命を背負いミッションをこなしていく赤影。

解説


《かつて誰も見たことがない究極アクションの連続!新世紀流NINJA MOVIEついに参上!!》

来るべき21世紀を迎えて早半年過ぎて、季節は夏。映像の世紀と謳われた20世紀は既に終わり、映画もまた新世紀とともに変革のときを迎えようとしている。だからこそ、これからの映画はスーパー・エンターテインメントを目指さなくてはいけない。では、それに見合うほどの題材が日本にあるのか?あるのだ。007に先駆けることおよそ500年のスパイであり、バットマンもうっとりするほどダークな世界を駆け抜けながら、ブルース・リー顔負けのアクションを披露していく忍びの者。略して、忍者!しかし今やワールドワイドのこの時代、忍者もまたNINJAとして、そのダイナミズムは忘れることなく、もっとスタイリッシュに、ファンキーに、そしてスポーティにかっこよく、時におちゃめに登場してこなければならないのだ。そんなNINJAの花道を、今回見事に銀幕へと切り開いてくれたのが、映画『SF サムライ・フィクション』で時代劇の定石を打ち破り、いかにチャンバラやチョンマゲがおしゃれでピースなものであるかを今の若い世代に強く知らしめてくれた中野裕之監督である。

そんな彼が選んだ原作が、手塚治虫と並ぶ戦後マンガ界の大巨匠・横山光輝の名作であり、特撮TVドラマとしても人気を博した伝説のヒーロー活劇『仮面の忍者赤影』ときては、もう黙ってはいられない。しかし、布袋寅野泰や今井美樹、GLAY、Mr.Childrenらのミュージック・クリップでの斬新な映像センスを発揮しつつ、絶えず新たな映像世界を目指す中野監督は、単にTVシリーズのリメイクではなく、原作マンガに忠実な映画化を目指すのでもなく、それらのストーリー以前に起こった物語、いわば『仮面の忍者赤影』の前日譚、即ちエピソード1の設定を作り上げ、真に21世紀の幕開けにふわさしいウルトラ・ハイパーなNINJA MOVIEを誕生させた。その名も『RED SHADOW 赤影』!
“仮面の忍者”からは”RED SHADOW”へと先祖返りする本作品、主人公の赤影もまた、キラリと光る涼しい目だけは原作のポリシーを受け継ぎつつ、あとは中野オリジナルのアクティブな青年像として描き出されていく。そんなニュー・ヒーロー赤影役に抜擢されたのは「彼でなければ、この映画は撮れないないだろう」と監督本人に言わしめた、若手実力派ナンバー1の安藤政信。『キッズ・リターン』『スペース・トラベラーズ』『バトル・ロワイヤル』など、常に見事な存在感を示してきた彼にとって、今回は初の時代劇への挑戦ともなる。また、赤影の相棒・青影役の村上淳、くノ一・飛鳥の麻生久美子は、共にここ数年勢力的に映画出演を続けている日本映画界の若き猛者であり、加えて、中野監督長年の盟友でもある竹中直人が、赤影らの師匠・白影を大熱演!さらには、影一族を苦しめる根来忍者の頭領に根津甚八、その配下の乱丸&力丸兄弟に藤井フミヤ&舞の海秀平、また、赤影と運命的な出会いする琴姫に奥菜恵、そして野心を抱く戦国武将・竹之内に陣内孝則。その他、風間杜夫、布袋寅泰、吹越満、谷啓など中野映画とゆかりの深い面々から、椎名桔平、篠原涼子、津川雅彦など、超豪華かつ多彩な顔触れが勢揃い!そして、娯楽映画の神髄ともいうべきアクション・シーンを、CGでもワイヤーでもない、真にリアルでダイナミックなものとするために、今回は中野監督たっての希望で新体操のアリーナ・カバエワとトランポリンの中田大輔の二大オリンピック選手が特別に参加!かくして世界レベルの肉体を駆使した、美しくも華麗なダイナマイト・アクションの数々が、もはや止まる事なく壮烈に繰り広げられていく!スタッフも脚本の斉藤ひろし(『SF サムライ・フィクション』)、撮影の山本英夫(『HANA-BI』『ホワイトアウト』)、美術の内藤昭(『忍びの者』『大魔神』)、衣装コーディネートの江木良彦(『SF サムライ・フィクション』『長崎ぶらぶら節』)など、日本映画界の凄腕ばかり。また、影一族のコスチューム原案をヒステリックグラマーのデザイナー・北村信彦が手掛け、ステディカム・オペレーターとして『マトリックス』を担当したロバート・アガニスが海を越えて参加。かくも充実した魅力キャスト&スタッフが、これまで数々の名作時代劇を生み出してきた東映京都撮影所に終結し、中野監督とともに前代未聞のエンターテインメントの扉を開き、21世紀の映像に革命を巻き起こす!

ストーリー



AD1545年・・・時は戦乱の世。戦国大名たちが血で血を洗う戦に明け暮れていた頃、彼らに仕える忍者たちもまた、日々激しい死闘を繰り広げていた。影一族と呼ばれる忍者集団もその一つである。彼らは代々”無敵の鋼”と呼ばれる、いかなる物質よりも高い強度を誇る地球外金属で武器と防具を作り、数々の不思議な忍術を会得していた。しかし、永い時を経て”無敵の鋼”は散逸し、術を使える者も次第に減り、今や影一族の正当な後継者は、頭領・白影のもとに赤影・青影・飛鳥という三人の若者を残すのみだった・・・。
影一族は戦国大名・東郷に仕え、天下統一のためにあらゆる任務(ミッション)を忠実にこなしていた。しかし、その任務(ミッション)と「光ある平和な世界の為に影になって働く」という一族に代々伝わる教訓との間に大きな隔たりを感じ、赤影たちの心にはいつしか迷いが生まれはじめていた・・・。言い知れぬ危険を感じながらも京極城に忍び込む赤影たち。案の定、待ち構えていた根来忍者との間に、壮絶なバトルが勃発する————。

スタッフ

監督:中野裕之
製作:佐藤雅夫、江川信也、芳賀吉孝、KIM SEUNGBUM
企画:遠藤茂行、厨子稔雄、大川裕、遠谷信幸
プロデューサー:中山正久、赤井淳司、菅野賢司、YANG SHION、兵藤秀樹
原作:横山光輝(秋田書店)
脚本:斉藤ひろし、木村雅俊
撮影:山本英夫
特撮監督:原口智生
美術:内藤昭、内田欣哉
照明:横山秀樹
録音:立石良二
編集:中野裕之、米田武朗
助監督:中川裕介、中野広之、東田充生、兼崎涼介
サウンドデザイン:大野映彦
音響効果:伊藤進一、中村佳央、竹本洋二
記録:谷慶子
装置:梶谷信男
装飾:籠尾和人
背景:西村三郎
衣裳:石倉元一
美粧:枦川芳昭
結髪:山田真佐子
ステデイカム:ROBERT AGGANIS
操演・特殊効果:羽鳥博幸、宇田川幸夫

製作:東映/角川書店
配給:東映  

キャスト

赤影:安藤政信
琴姫:奥菜恵
飛鳥:麻生久美子
青影:村上淳
白影:竹中直人
乱丸:藤井フミや
力丸:舞の海秀平
老師:谷啓
おりん:篠原涼子
長老:きたろう
凡野兵衛:でんでん
京極兼光:神山繁

東郷秀信:津川雅彦
上条高虎:松重豊
野武士の頭領:越前屋俵太
不動:ピエール瀧
金剛:スティーヴ・エトウ
オリガ:アリーナ・カバエワ
三日月:中田大輔
風祭竜之介:布袋寅泰
六角直正:風間杜夫
半月:吹越満
善さん:椎名桔平
根来弦斎:根津甚八
竹之内基章:陣内孝則

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