原題:EKOEKOAZARAK

魔女は、そこにいる。 新たなる世紀、新たなるヒロインを迎え、『エコエコアザラク』覚醒−−!

2000年/日本映画/ビスタサイズ/91分 配給:ギャガコミュニケーションズ 配給協力・宣伝:リベロ

2011年06月01日よりDVDリリース 2001年10月21日DVD発売/2001年10月21日ビデオ発売 2001年7月13日DVDレンタル開始/2001年7月13日ビデオレンタル開始 2001年4月28日より新宿シネマ・カリテほか全国ロードショー!

(C)GAGA Communications,Inc.

公開初日 2001/04/28

配給会社名 0025

公開日メモ そして2001年——『エコエコアザラク』が新たなるヒロインを迎え、復活を遂げる。

解説


週川少年チャンピオンで連載され、大ヒットを記録した古賀新一原作のホラー・コミック『エコエコアザラク』。本作は1995年に吉野公佳、菅野美穂主演、佐藤嗣麻子監督で映画化され、若いファンを中心に大ヒットを記録。佐藤嗣麻子の映像感性&テクニックは和製ホラー映画の枠を超越し、SFXユニット「白組」が見せたCG、デジタル合成が話題を呼び、各国の映画祭でも好評を博した。’96年には再び吉野公佳主演、佐藤嗣麻子監督で『エコエコアザラクⅡ』が製作され、前作を上回るヒットを記録。劇場版の成功を受けて、‘97年2月よりテレビ東京にてTVシリーズの放映開始。主人公、黒井ミサは劇場版の吉野公佳から、佐伯日菜子にバトンタッチ。深夜帯での放映にも関わらず、最高視聴率4.3%を語録。熱狂的なファンを生み出し各メディアで話題を呼んだ。TVシリーズ終了後、佐伯日菜子主演で『エコエコアザラクⅢ』を製作。前作の初口動員及び劇場前売チケット販売記録を超える大ヒットを収めた。

そして2001年——『エコエコアザラク』が新たなるヒロインを迎え、復活を遂げる。
主人公・黒井ミサを演じるのは、期待の新星=加藤夏希。99年よりテレビ朝日系で放映された「燃えろ!ロボコン」にヒロイン・ロビーナ役で出演して一躍注目を集める。2001年1月からはNHKで放映される連続TVドラマ「幻のペンフレンド」にも出演が決定、CMやグラビア等でも活躍中である。映画初主演となる本作では新人らしからぬ圧倒的な存在感を見せ、新世紀にふさわしい超美少女アイドルの誕生を予感させる。
ミサの親友・仁美を演じるのはドラマ、バラエティなどで活躍中の大谷みつほ。ANB「チェンジ!」、CX「美少女H」、NTV「伝説の教師」など出演多数。現在は「THE夜もヒッパレ」などバラエティのレギュラーや、「桃の天然水」(JT)のCMなどで活躍中。
仁美のボーイフレンド・ケンジ役を演じるのは若手の中でも進境著しい高野八誠。NHKドラマ「七色村」で主演デビュー。その後も大河ドラマ「太平記」、「宮本武蔵」(TX)などでキャリアを積み、98年9月から「ウルトラマンガイア」(TBS系)で主人公・藤宮博也を演じ、注目を集める。吉野紗香主演『ブギーポップは笑わない』、菅野美穂主演『守ってあげたい』など映画出演作も多数。さらに、若手3人をサポートする豪華俳優陣が結集した。『通貨と金髪』『アドレナリンドライブ』の諏訪太朗、『ゲンセンカン主人』『無頼平野』の水木薫、『カオス』『五条霊戦記』の光石研、そして、『歯科医』『金融腐蝕列島/呪縛』の遠藤憲一が物語の鍵を握るテレビ・ディレクター前田を熱演している。
脚本は、ロックバンドTHE YELLOW MONKEYの映画初主演で話題を呼んだ『trancemission』の小林弘利。監督はミュージック・クリップの演出や映画『HAPPYPEOPLE』『報復』などで、多彩な才能を見せる鈴木浩介。新たなる世紀、そして新たなるヒロインを迎え、新生『エコエコアザラク』がその全貌を明かにする——!

ストーリー


凄惨な猟奇殺人事件…生存者はひとりの少女。
鮮血の記憶が、強大な力を解き放つ!
黒井ミサ(加藤夏希)は普通の高校生だった。ある日の放課後、友人たちと渋谷に遊びに行き、カラオケをし、クラブヘ。そこで出会った男たちの車でドライブに…。男たちの狙いはミサたちの体。人気の無い森に連れていかれ、ミサたちは襲われる。そして、惨劇。警察が駆けつけた時、生存者はミサだけ。ほか全員が奇妙にねじくれた死体となっていた。そして、内臓は凍っていた。警察も唯一の生存者に話を聞きたいが、ミサの意識は錯乱したままで話にならない。そうこうするうちにマスコミは森での猟奇殺人事件として報道、第二報では現場に残っていたねじれたナイフからの連想で”魔女”という単語を手に入れる。そこから、ディレクターの前田(遠藤憲一)の”魔女狩り”が始まる…。学校も知り合いも偽造の報道によりミサを疎外し、追い詰めていく。病院で意識が戻ったミサは孤独を募らせていく…。そのミサを助け出したのが親友の仁美(大谷みつほ)とその友人のケンジ(高野八誠)。一旦、精神科医の田上(光石研)のところに身を寄せ、ミサの治療と今後の対策を練る。ミサは戸惑う「私は魔女じゃない…」と。テレビの”魔女狩り”は更に追求を深めていく。そして、ミサは海外にいる両親と連絡を取るべく、家にしのび込むが、留守録に残されていたものは、奇怪な呪文と狂った父親と殺されていく母親の殺される声。ミサのバランスが崩れる。そして、報道の嘘を晴らすために学校に行く。怯える生徒たちをなんとか説得するが、それも束の間、ミサのいる教室に映し出されたテレビにはもう一人のミサが!テレビのミサは告白する「私は魔女だ」と。教室はパニックになりミサと仁美はテレビ局へ向かう。偽者のミサと同じ場所にいることで報道の嘘を暴くために。そして、スタジオに駆込んだその時。偽者のミサは血を流し、死んでいた。そして、ミサの手には鮮血が滴っていた。何故?驚愕するスタジオの中で、普通の女子高生が本物の魔女になっていく…。…。

スタッフ

製作:田中和彦、黒澤満
企画:竹本克明、折坂哲郎、松井俊之、円谷粲
プロデューサー:板谷健一、今井朝幸、太田裕輝、藤井恭
アソシエイト・プロデューサー:松橋真三
原作:古賀新一(角川書店・刊)
音楽:北里玲二、笠松こうじ
主題歌:憂凪〜YU-NAGI〜」木村由姫(PIONIEER LDC,INC,/S.L.K.RECORDS)
撮影:橋本尚弘
照明:後藤謙一
カラーデザイン:吉岡辰沖
録音:滝澤修
美術:橋本優
編集:掛須秀一
脚本:小林弘利
監督:鈴木浩介
協力:角川書店「ザ・ホラー」編集部
製作:(株)ギャガ・コミュニケーションズ+東映ビデオ(株)
制作協力:円谷映像(株)

キャスト

黒井ミサ:加藤夏希
仁美:大谷みつほ
ケンジ:高野八誠
田上(精神科医):光石研
前田(TVディレクター):遠藤憲一
星野(司会者):小烏一慶
野沢(刑事):諏訪太郎
神崎(刑事):津田寛治
木岡笙子(女医):水木薫
鑑識官:飯島大介
検死官:伊藤洋三郎

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