原題:Spy Kids

非常事態発生!この2人がやるしかない 21世紀、驚異的な新スパイヒーロー誕生!

東京国際ファンタスティック映画祭2001出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/

2001年3月30日全米公開

2001年/アメリカ/DTS /Dolby Digital /SDDS/88分 提供:アスミック・エース エンタテインメント、角川書店、テレビ東京、カルチュア・パブリッシャーズ、大広 配給:アスミック・エースエンタテインメント

2013年08月07日よりDVDリリース 2002年4月26日DVD発売/2002年4月26日ビデオ発売&レンタル開始 2001年12月15日よりお正月丸の内ピカデリー2系ほか全国松竹・東急系にて公開

公開初日 2001/12/15

配給会社名 0007

公開日メモ ロバート・ロドリゲス監督、アントニオ・バンデラス主演のアクション・コメディ作品

解説


全米3週連続No.1を記録した
ハイパー・キッズ・アドベンチャーついに日本上陸!!

世界一の男スパイと世界一の女スパイ。お互いを抹殺するために雇われた敵同士が、こともあろうか恋に落ち、結婚した。
数年後、二人に訪れた空前絶後の危機を救うために立ち上がったのは…!?何と彼らの子供達だった!!
2001年3月30日、全米で公開されるやいなや、いきなり3週間連続で興行成績No.1の座を射止め、一気に1億ドルの壁を突破した大ヒット作品『スパイキッズ』がいよいよ日本に上陸。
この映画の成功を支えるのは、『デスペラード』『フォー・ルームス』以来、3度コンビを組む監督のロバート・ロドリゲスと名優アントニオ・パンデラス。ラテン特有のノリにセクシーさとコミカルさを添えて、息の合ったところを存分に見せる。
そして今回何といっても忘れてはならないのが主役の二人、姉カルメン演じるアレクサ・ヴェガと弟ジュニを演じるダリル・サバラの子供たち。
次々に登場するハイテク機器・小型兵器・想像力あふれるスパイ道具を自在に操り、迎え撃つ敵に果敢に挑んでいく姿は、まさにキッズ版ジェ一ムズ・ボンドだ。
次にいったい何が起こるのか、そして史上最大の困難をどう切り抜けていくのか、息もつかせぬアクションの連続に、最後まで目が離せない!さあ小さな英雄に期待しよう。
本国のアメリカでは、この大ヒットを受けて2001年8月8日にスペシャル・エディション版を1676スクリーンで再公開。さらに2001年9月からは続編『スパイキッズ2』の撮影が開始された。

地域を救え!世界最強最小の戦士達

敵同士だった世界一の男スパイと女スパイが恋に落ち結婚、その後幸せな家庭を築いたとさ。
このロマンティックなおとぎ話「恋に落ちたスパイ」は、カルメンとジュニのお気に入り。
だけど、自分たちのパパとママは、この話からはほど遠い、平凡な夫婦だった。
そんな普通のコルテスー家に、ある日突然非常事態が訪れる。パパとママが何者かに誘拐された!
さらに、子供達は信じられない事実を告げられる。「君達のパパとママは実はスパイなんだ!」。
何が何だかわからないまま、迫り来る追っ手を振り切るカルメンとジュニ。だが、すぐに敵はやって来た。
彼らの標的は“第3の脳”。敵はこれを利用して、世界制服を企もうとしていたのだった。
もう、逃げてはいられない。敵の秘密基地に乗り込みパパとママを助けなければ、
そして自分達だけが、世界平和を守ることができる唯一の存在だと悟ったカルメンとジュニの、勇気ある反撃が開始された!

大ヒットの方程式 堅固なスタッフが集結

誰もがワクワクした気持ちを押さえられないこの壮大なアドヘンチャー・ムービーを完成させたのは、脚本・監督・製作を一手に引き受けたロバート・ロドリゲス。これまでも『デスペラード』や『フロム・ダスク・ティル・ドーン』など、奇想天外な作品を数多く世に送り出してきた彼だが、今回は「自分の3人の子供を連れていける楽しいアトベンチャー作品に挑戦したかった」という彼の言葉通り、大人から子供までそれぞれの立場て楽しめる作品に仕上げ、映画界に新風を吹きこむ。
またロバートの妻てもあり、一番の理解者でもあるエリザベス・エイヴェランが制作を担当。彼の長篇テビュ一作『エル・マリアッチ』から『デスペラート』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』そして本作と実に5本目の共同作業である。その他ロドリゲス・ファミリーとも言える撮影のギレルモ・ナヴァロ、プロダクション・デザインのケアリー・ホワイト・が名を連ねる。スパイの雰囲気たっぷりに衣装を仕上げたのは『アビス』『ファースト・コンタクト』のデボラ・エヴァートン、そして音楽にはティム・バートン監督作品には欠かせない存在のダニ一・エルフマン。今夏『PLANET OF THE APES/猿の惑星』でも彼の臨場感溢れるサウントが作品を盛りたてたが、本作では一変、スパイ音楽とラテン音楽の融合に挑戦。作品にハラハラしたスリル感を与え、一気にクライマックスまで持ってい<手腕は実に見事である。 観客をワクワクさせる これ以上ないキャステイング かつて、最高のスパイと言われた男グレゴリオ・コルテスを演じるのは『デスペラード』『フォー・ルームス』以来ロバート・ロドリゲス監督と3度コンビを組むアントニオ・ハンデラス。かつて優秀なスパイだった彼も、家庭という困難な任務には、どうも頼りない部分があるようだ。そこは監督の狙いとおり、スバリ息の合ったところを見せ、時にクールに、時にコミカルにと観客を大いに楽しませてくれる。 母親でありクレゴリオの好敵手てもある世界一の女スパイ、イングリット・コルテス役に『スネーク・アイズ』のカーラ・グギノ。心優しい母親の顔とは一変、スパイ姿の彼女は、力強く妖しいまなざしか印象的だ。また過去の出演作『マイアミ・ラプソディ』ではアントニオ・バンデラスと共演、今回が2度目となる。 さあ、小さな英雄達の登場だ。ドシな弟にイライラしつつも、いざという時は頼れる姉カルメン・コルテス役に『ツイスター』でヘレン・ハントの幼少時代を演じたアレクサ・ヴェガ。そして、何をやるにも引っ込み思案な男の子、弟ジュニを演じるのは、今回が初の映画出演となるダリル・サバラ。物語が進むにつれ、表情も自信に満ちていく様は逞しささえ感じられる。 ジュニのお気に入りの子供番組、フループ・ショーのホストでありながら、悪の権化の顔を持つフェーガン・フループ役を『アイズ・ワイド・シャット』『タイタス』を始めとする映画、舞台、スタンダップ・コメディ、脚本家、監督業と多才ぶりを発揮するアラン・カミングか担当。抜群の歌唱力を存分発揮し見せる。 その他、フループの忠実な(?)腹心ミニオン役に『メン・イン・ブラック』のトニー・シャルーブ。 姉弟のおじさんは仮の姿、コルテス夫妻の真の姿を知るフェリックス・ガム役には『デスペラード』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』とこちらもロドリゲス監督と3度目のコラボレーションとなるチーチ・マリン。 金の力で世界征服を企む影の支配者ミスター・リプス役に『ターミネーター2』てT-1000を演じたロバート・パトリック、スパイの秘密兵器の発明家でもあり本当の伯父でもあるイザドール・マチェット・コルテス役に『ヒート』『コン・エアー』のダニー・トレホ、また裏切り者の女スパイ、ミセス・グラテンゴ役に『トゥモロー・ネバー・ダイ』のテリ・ハッチャーらが布陣、これまで見せてこなかった役柄を披露し、脇を固める。 さらに、本編の最後には超大物ハリウッド・スターが出演、見逃せないワンシーン!

ストーリー


SCENE 1

かって冷戦の時代、二つの敵対する国家のスパイとして戦っていたグレゴリオとイングリッド、二人は最高のスパイとして活躍していた。
しかし、その戦いの中で彼らは、敵ながらお互いの力を認め合い、やがてそれが愛へと変っていった。
そして、二人は結婚し、スパイを引退した。

SCENE 2

それから9年後…
二人の子供とともに経営コンサルタントとして、幸せで静かな日々を過ごす二人のもとに、グレゴリオの昔の組織、戦略事務局OSSから突然の仕事の依頼が入る。それは、彼の刈っての同僚が行方不明になったことに関する調査だった。久しぶりの仕事に使命感を燃やす二人。しかしそれは、グレゴリオとイングリッドを捕まえようとする悪人達の巧妙な罠だったのだ。

SCENE 3

二人が捕まったことを知ったグレゴリオの仲間フェリックスは、彼らが残していった二人の子供、カルメンとジュニに、両親がスパイであることを告げる。
驚く二人が現実を理解する暇もなく、なんと彼らのもとにも敵が襲ってくる。
初めて知る自分達の家にある秘密の裏口。必死に逃げる二人は、その奥にあった潜水艦スーパーグッピーに乗りこみ、OSSの秘密のアジトヘと逃げる。

SCENE 4

その頃、悪の城に捕らえられている両親は、息子ジョニがいつも楽しみにしていた子供TV番組「フループショー」のホストとして人気者のフェーガン・フループが悪の親玉てあることを知る。そして彼らの誘拐の目的は、昔、グレゴリオたちか創っていた最高のスパイの知識がインプットされた人工脳、“第3の脳”を手に入れることだった。フループたちはそれを埋め込んだ最高のアンドロイド集団、“スパイキッズ”を創りだし世界征服を企んでいた。

SCENE 5

カルメンとジュニは、OSSのアジトで偶然に“第3の脳”を発見する。それに気づいたフループたちから逃げ続ける二人。疲れた体を休めようと公園に、なんと二人にそっくりな子供達が現れる。彼らは恐ろしい怪力の持ち主で、カルメンとジュニをこてんぱんにやっつけて、サードブレインを奪うと、足からジェット噴射を出しながら逃げていってしまった。唖然とそれを見守る二人、彼らこそフループたちが発明したスパイキッズで、立体コピーマシンを使って本物の人間と全く同じ体になっていたのだ。いつもけんかばかりしていたカルメンとジュニは、これで一致団結する。様々なスパイグッズを造り出す伯父さんに、超軽量飛行機RXエクスプレインを借りて、遂に敵のアジトヘ向かうことを決意する。

SCENE 6

果たしてカルメンとジュニは、遂に手に入費た“第3の脳”を使って完壁な“スパイキッズ”を造り出すことに成功したフループたちをやっつけ、両親を助け出すことができるのだろうか!?

スタッフ

監督・脚本・製作:ロバート・ロドリゲス
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェィ・ワインスタイン、ケアリー・グラナット
製作:エリザベス・エイヴェラン
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
プロダクション・デザイン:ケアリー・ホワイト
音楽:ダニー・エルフマン
衣装:デボラ・イヴァートン
特殊メイク:ロバート・クルツマン、グレゴリ一・ニコテロ、ハワード・ベーガー
キャスティング:メアリー・ヴミュ、アン・マッカーシー

キャスト

グレゴリオ・コルテス:アントニオ・バンデラス
イングリッド・コルテス:カーラ・グギノ
カルメン・コルテス:アレクサ・ヴェガ
ジュニ・コルテス:ダリル・サバラ
フェーガン・フループ:アラン・カミング
アレクサンダ一・ミニオン:トニー・シャルーブ
ミセス・グラデンコ:テリ・ハッチャー
フェリックス・ガム:チーチ・マリン
ミスター・リスプ:ロバート・パトリック
イサドール・マチェッティ・コルテス:ダニー・トレホ
ダナゴン:マイク・ジャッジ
デブリン:ジョージ・クル一ニー

LINK

□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.spykids.com/
ご覧になるには Media Player が必要となります