2016年/日本/カラー/120分/ 配給:松竹株式会社 メディア事業部

2016年10月1日(土)築地(東劇)先行公開/10月15日(土)全国ロードショー

(C)2016 松竹

公開初日 2016/10/01

配給会社名 1473

解説


松竹は築地の地に本社を構え、銀座・築地の地から日本の文化を発信し続けてまいりました。この度、築地市場に息づく日本の誇るべき《文化》を、映画という《文化》で残し、世界そして未来へと伝えていくためドキュメンタリー映画を製作いたします。本作品は、これまで実施されたことのない築地市場内初の一年に渡る長期撮影を、東京魚市場卸協同組合(東卸)様の全面協力のもと実施します。

古くは江戸時代まで歴史を遡る魚河岸は、日本橋から現在の地に移転し約80 年、日本の台所として昔も今も我々の食文化を支え続けています。
本作品では、築地市場で働く仲卸の人々の情熱や継承されてきた技術や知恵を取材、築地市場の四季を記録しながら、日本の食文化の神髄を描きます。

近年、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、全米で鮨職人・すきやばし次郎を追ったドキュメンタリー映画がスマッシュヒットするなど、日本の食文化は今、海外からも高い注目を集めています。今こそ、日本の食文化の伝統を世界にアピールするチャンスだと考えます。
松竹のミッション・ビジョン『日本文化の伝統を継承・発展させ、世界文化に貢献する』ことをめざし、本企画は製作時から海外での公開を想定して製作いたします。
また、この映画は現在食のスタイルが大きく変容する日本においても、日本の素晴らしい食文化を再発見し、新たな気づきをもたらす作品になると考えています。

作品はすでに撮影を開始しています。約一年をかけ春夏秋冬旬を追う長期取材を実施、完成後は広く海外マーケットへのセールスや映画祭へのアプローチを実施します。
日本国内では、2016 年の公開を予定しています。

また、この映画では、日本の誇るべき文化を広く、世界へ、未来へと伝えるために、松竹としては初めて作品の製作にてクラウドファンディングを実施いたします。

ストーリー








築地が世界一の魚市場と呼ばれるその理由とは?
日本の台所、世界一の魚市場、と称される築地市場。
古くは江戸時代まで歴史を遡る魚河岸は、日本橋から現在の地に移転し約80 年。
洗練・多様化を極めた魚食文化、そして世界に誇る日本食文化を、昔も今も支え続けています。
本映画では築地で働く魚のプロフェッショナル集団=仲卸の人々の姿を通し、知られざる市場の本質と日本の食文化の真髄に迫ります。
世代を越えて受け継がれる仲卸の情熱や匠の技、魚河岸に息づく粋やプライドを捉え、築地市場の姿とともにフィルムに残し、その唯一無二の文化を、世界に、未来に伝えます。

スタッフ

監督・脚本・編集:遠藤尚太郎 
音楽:Takahiro Kido
企画・プロデューサー:手島麻依子、奥田一葉
プロデューサー:中山賢一、坂口慎一郎
協力:東京都中央卸売市場築地市場、東京魚市場卸協同組合
制作プロダクション:Pipeline 
製作・配給:松竹メディア事業部

キャスト

(取材協力)
築地で働く人々(仲卸ほか)
すきやばし次郎 
鮨さいとう
すし匠 
第三春美鮨
㐂寿司 
石かわ
銀座小十 
神宮前 樋口 
ESqUISSE 
みかわ是山居 
道場六三郎
ふぐ料理浅草みよし
新田亜素美 
René Redzepi(noma) 
Theodore C. Bestor(文化人類学者)
服部幸應
山本益博 
犬養裕美子 
岩村暢子
ほか

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
映画撮影日誌公式ブログ::http://tsukijiwonderland.tumblr.com 公式Facebook::http://www.facebook.com/tsukijiwonderland
ご覧になるには Media Player が必要となります