原題:All Is Lost

2013年/アメリカ/カラー/106分 配給:ポニーキャニオン

2014年3月14日公開

(C)2013 All Is Lost LLC

公開初日 2014/03/14

配給会社名 0068

解説


スマトラ海峡3150キロで遭難。わずかな食料と救命ボート。そして一人・・・
生きることの意味を深く問う、感動の人間ドラマ。
文明からたったひとりで遠く引き離され、大自然の猛威にさらされ、助けを呼ぶ声はどこにも届かない—“All is Lost”すべてが失われたとき、人はそれでも希望を持ち続けることができるのだろうか?本作はそんな人間の命の可能性に肉迫した感動の人間ドラマである。舞台は陸地さえ見えない、どこまでも広がる大海原で、登場人物はたったひとり。この独創的な設定によって語られるのは、大自然と向き合い、その怖さを知らされると同時に、それでも強くあれと思い続ける男の魂の軌跡だ。
そして “生きる”ことに対する人間の意欲を極限まで突きつめた物語であり、愛する者の存在がさらに自分を強くする様を描く。
人はなぜ未知の体験を求めるのか? なぜ愚かな過ちに気づかないのか? 
なぜ生き続けようと必死になれるのか? すべての答えは、この映画の中にある。

批評家大絶賛!!ロバート・レッドフォードの名演に早くもアカデミー賞本命の声!!
今年10月18日に全米公開されるや「賞レースに加わるにふさわしい名作!ニューヨーク・ポスト」「レッドフォードのキャリアの金字塔 ニューヨーク・マガジン」「観る者の心を激しく揺さぶってくる。ウォール・ストリート・ジャーナル」「本年度NO1 !! 素晴らしく感動的。ニューリパブリック」等、賞賛の声を集め、賞レースへの参入も有望視されている本作。半世紀以上にわたってハリウッドの第一線で活躍を続ける名優ロバート・レッドフォードが77歳という高齢にもかかわらず、全編が水上での撮影という過酷なロケに挑んだ。監督・脚本のJ.C.チャンドラーは長編デビュー作『マージン・コール』でアカデミー賞オリジナル脚本賞にノミネートされた注目の俊英。同作のサンダンス映画祭での上映時にレッドフォードと出会ったことを、本作でのタッグに結実させた。
“脚本は大胆でエキセントリックだ。そしてチャンドラーは、どう撮るべきかをすべてを理解していた”とのレッドフォードの言葉どおりチャンドラーは自身のビジョンに一切妥協せず、リアリティにこだわって壮絶きわまりない人間ドラマを紡ぎ出しており、その才能にはレオナルド・ディカプリオらハリウッドの映画人も注目している。

ストーリー

人生の晩年を迎えたその男は、自家用ヨットを駆り、インド洋を航海していた。誰にも邪魔されず、ゆっくりと流れる時間を楽しむ気ままな旅。そんな目論みは、ヨットが海上の浮遊物に衝突したことによって狂い出す。
始まりは浸水、そして無線の故障、さらには悪天候……自分はいまどこにいるのか? 食糧は、飲料水はもつのか? そして何より助けはやってくるのだろうか? 嵐と闘い、飢えや渇きと闘い、孤独と闘う日々。時間の経過とともに生存の望みは薄れ、運命に見放されようとしたとき、男は初めて自分自身の本当の気持ちと向き合う事になる。
そして、一番大切な人に向けて読まれるかどうかもわからない手紙に、偽りのない気持ちをつづり始める……。

スタッフ

監督:J・C・チャンダー
製作:ニール・ドッドソン
製作総指揮:ザッカリー・クイント
脚本:J・C・チャンダー
撮影:フランク・デマルコ
水中撮影:ピーター・ズッカリーニ
編集:ピート・ボドロー
音楽:アレックス・イーバート

キャスト

ロバート・レッドフォード

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