原題:Zulu

第 66 回カンヌ国際映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門 クロージング作品

2013年/フランス/カラー/107分 配給:クロックワークス

2015年03月04日よりDVDリリース 2014年8月30日公開

(C)2013 ESKWAD-PATHÉ PRODUCTION-LOBSTER TREE-M6FILMS

公開初日 2014/08/30

配給会社名 0033

解説


ケープタウン──そこは神に見捨てられた街

凄惨な殺人事件、次々に消える子供たち──
事件の真相に迫る 2 人の刑事は、街に潜む深い闇に飲み込まれていく
南アフリカ・ケープタウンで人気の元ラグビー選手の娘が殺された。2 人の刑事、ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が少女の事件当夜の足取りをたどると、ある薬物の売人と会っていたことが分かる。その薬物は、最近頻繁に起こる「児童失踪事件」の現場にも残されていたものだった。薬物の恐ろしい成分が明らかになると、一連の事件は組織的陰謀の表層に過ぎないことがわかってくる。そこには、この街に潜む根深い闇が関係していた。事件の真相に迫りつつあるブライアンとアリにも危険が迫っていた──

オーランド・ブルーム×フォレスト・ウィテカー
かつてない刑事コンビが挑むサスペンス・アクション
ブライアンを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで、日本でも絶大な人気を誇るオーランド・ブルーム。仕事はできるが、女にだらしなく酒を手放せない刑事という、これまでにないワイルド役柄に挑戦。劇中では鍛え上げた見事な肉体を披露している。コンビを組む刑事アリを演じるのは、オスカー俳優フォレスト・ウィテカー。過去に起こった事件により大きなトラウマを抱えるアリというキャラクターを、存在感たっぷりに演じている。2 人の俳優の熱演により、『ケープタウン』は一筋縄ではいかないバディ・ムービーとなった。

450 ページを超える原作、南アフリカでの全編撮影
困難を乗り越え映像化した一流のスタッフたち
原作はフランス推理小説大賞他、7つの賞を受賞した小説「ZULU」。450ページを超えるこのクライム小説を、見事に脚本化したのはフランスの気鋭ジェローム・サル監督と、『あるいは裏切りという名の犬』のジュリアン・ラプノー。撮影はすべて南アフリカで、現地のスタッフ・キャストを使って行われた。初の異国の地での全編撮影にも関わらず、ジェローム・サル監督は見事にこなし、初めてスラム街の危険地域にカメラを入れることにも成功。
カンヌ国際映画祭のクロージングを飾る、緊張感あふれるサスペンス・アクションを作り上げた。

ストーリー

南アフリカ、ケープタウン。ある日、人気の元ラグビー選手、バイツの娘ニコールが惨殺された。事件の捜査にあたるのは、強行犯撲滅課のアリ・ソケーラ刑事が率いるチーム。過去のアパルトヘイト政策の傷が癒えきっていない南アフリカで、アリはズールー族の出身ながら、警部まで昇進した。 部下からの信頼も厚い。チームの一人、ブライアン・エプキンは、女にだらしなく、捜査中も酒が手放せない。妻には見放され、もうすぐ高校を卒業する息子からも軽蔑されており、署長からは「クズ」と言われるブライアンだが、アリにとっては最も信頼できる部下だった。 遺体解剖の結果、ニコールは殺害時、麻薬を服用していたことが分かる。ティクという黒人の間で流行っている薬物と似ているが、未知の分子が含まれているものだった。事件当夜の足取り捜査の結果、売人のスタンと会っていたことも判明。そこでアリとブライアン、そしてもう一人のチームの刑事ダン・フレッチャーの 3 人は、ニコールの携帯通話記録から、発信があったミューゼンベーグ海岸へと向かい、スタンを見かけた人間がいないか、聞き込み調査を行っていた。若い黒人グループに声をかけると、彼らは必要以上に動揺し、アリたちの制止も聞かずに襲い掛かってきた。ただのゴロツキに見えた彼らは、最新の銃を持ち、なぜか無線機や暗視装置も持っていた。そして信じられないほど凶暴だった。ブライアンの機転でなんとかピンチを切り抜けるが、ダンが命を落としてしまう。 その現場に残されていた薬物も、やはりニコールが服用していたものと同じだった。そして、意外な場所でも同じ物が発見される。最近頻繁にスラム街の子供たちが行方不明になっており、その一件の事件現場だ。薬物の分析結果は恐ろしいものだった。最初は快感だが、摂取し続けると攻撃性が強くなり、その後自殺の衝動が起きるという。 ダンの代わりに捜査に加わったジャネットが、アリたちが襲われたミューゼンベーグ海岸の傍に一軒の空き家があることを発見する。ブライアンが調査に行くと、すでにもぬけの殻だったが、そこには例の薬物の包み紙が落ちていた。以前そこを借りていたダミー会社を調べていくと、オパーマンという科学者の名前が浮かび上がってくる。オパーマンはアパルトヘイト政策時代に、政府の命令で黒人を抹殺するための科学兵器を研究していた科学者だった。 ニコール殺人事件はほんの表層にすぎず、この事件はもっと大きな組織犯罪につながっている──そうブライアンは確信するが、そこに第二の女性殺人事件が起きる。女性の爪に残された皮膚組織が、ニコール殺人事件の犯人と思われていたスタンの DNA と一致するが、同時にスタンの死体も発見される。署長は事件が解決したと捜査の打ち切りを決めてしまう。 署長の命令を無視して、ブライアンとアリは事件の捜査を続ける。そして想像以上の恐ろしい真相に辿りつく。その時、彼ら自身にも危険が迫っていた──

スタッフ

監督:ジェローム・サル 原作:キャリル・フェリー 脚本:ジュリアン・ラプノー ジェローム・サル 撮影:ドゥニ・ルーダン 美術:ロラン・オット 編集:スタン・コレ 音楽:アレクサンドル・デプラ

キャスト

オーランド・ブルーム フォレスト・ウィテカー コンラッド・ケンプ

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