原題:Twilight`s Last Gleaming

1977年/アメリカ/146分 配給:boid 宣伝:VALERIA 提供:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム

2012年11/3(土)よりモーニングショー!

(c) 1977 Geria Film GmbH

公開初日 2012/11/03

配給会社名 0539

解説

あの伝説の映画が遂にスクリーンに登場!

合衆国よ、道を踏み外すな。
アメリカ映画史上、最高のサスペンス・エンタテイメント大作!
手に汗握る2時間26分!

1981年11月16日、脱獄囚たちがミサイル基地を襲う
モンタナ州のミサイル基地が脱獄囚たちに乗っ取られた。主犯はその設計に関わっていた元空軍大佐(バート・ランカスター)。彼はそこに何があるのかを知っていたのだ。核弾頭を搭載した9基のミサイルが、彼の手中に入る。彼が合衆国に突きつけたのは、ベトナム戦争の真実が記された国家機密文書の公表と、国外逃亡資金。軍と合衆国の行き過ぎた政策に、彼は孤独な闘いを
挑んだのだ。

合衆国の未来はどこに?!
完成は77年。つまり当時としては3年後の「近未来」を時代設定に作られた本作は、あからさまに当時の政治状況が反映されている。ベトナム戦争後の国内の混乱、困惑に加えアフガニスタンやアフリカでのソ連との対立など、不安定で危うい合衆国の「現在」故、未来はどっちにも転がる。その危機感と緊迫感。完成後、ワシントンD.C.での試写会には、カーター大統領をはじめとす
る大物政治家たちも出席した。ここに描かれた合衆国の未来を、政治家たちはどのように見たのだろう。

そして完成から35年が経った
本作で描かれた81年の合衆国と2012年の日本。時代も場所もまったく違うが、どこか似ている。本音と建前の間にかき消される真実の行方を、誰もが見届けようとして見失う、そんな時代。77年の映画製作者たちの想像力はその真実の行方を見届けようと、35年後の日本まで視線を延ばす。命がけで人類の未来を問う男の魂は、何度も繰り返し上映されることで遠い未来まで受け継がれて行くだろう。

ストーリー

スタッフ

監督:ロバート・アルドリッチ

キャスト

バート・ランカスター
リチャード・ウィドマーク
チャールズ・ダーニング
ポール・ウィンフィールド
メルヴィン・ダグラス
ジョセフ・コットン
バート・ヤング 

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