2012年/日本/カラー/127分(予定)/ 配給:松竹

2012年6月30日(土)東劇・なんばパークスシネマ 他 全国公開

写真:横井洋司

公開初日 2012/06/30

配給会社名 0003

解説


高座では観ることの出来なくなった“昭和の名人”を映画館で堪能する落語上映企画、‘スクリーンで観る高座 シネマ落語’「落語研究会 昭和の名人」シリーズの最新作の出演者並びに演目が決定致しました。第四弾は、東西名人が映画ならではの夢の豪華競演を果たし、古典落語をたっぷりときかせます!!

★昭和黄金期を築き上げた五代目小さん・六代目圓生、夢の競演!!
噺家初の人間国宝となった五代目柳家小さんと、初めて昭和天皇の前で御前落語を演じた六代目三遊亭圓生は、昭和の落語黄金期を作り上げ発展させた双巨頭。五代目小さんならではの落語研究家・今村信雄作「試し酒」と六代目圓生が、芸の幅なればこその「猫忠」を円熟した芸で魅せます。
五代目小さんが没後10年の節目を迎える命日5月16日には、DVD「落語研究会 五代目柳家小さん大全 上」が発売され、さらに6月14日には、息子の六代目小さん、孫の柳家花緑らが五代目を偲んで「落語研究会 五代目柳家小さん 追善落語会」が国立劇場で催されます。

★関西落語復興の立役者“四天王”六代目松鶴と五代目文枝がいよいよ登場!!
戦後衰退した上方落語の復興を成し遂げ、「四天王」と呼ばれた六代目笑福亭松鶴と五代目桂文枝の2人がスクリーンに嬉しい復活を遂げます。戦後関西若手の筆頭で上方の噺家だけでなく、志ん朝、談志などにも慕われ、鶴光・鶴瓶を育てた六代目松鶴は十八番の「高津の富」をたっぷり熱演。一方、江戸の落語ファンも魅了した五代目文枝は「猿後家」を上方特有の艶やかではんなりとした芸で魅せます。
今年は、上方落語協会会長・桂三枝が自身の69歳の誕生日を迎える7月16日に、師匠である桂文枝の大名跡を襲名致します。さらに、桂文枝八回忌の命日となる3月12日には、DVD「落語研究会 五代目桂文枝名演集」、書籍「五代目文枝論(仮)」が発売されました。その‘文枝襲名イヤー’に華を添える形で映画館でも期間限定で五代目文枝が復活します。

ストーリー

スタッフ

構成:京須偕充(きょうすともみつ) 
製作著作:TBS 
配給・宣伝・製作協力:松竹 

キャスト

【出演&演目】
六代目 笑福亭松鶴『高津の富(こうづのとみ)』(’70)※モノクロ
五代目 柳家小さん『試し酒(ためしざけ)』(’84)
六代目 三遊亭圓生『猫忠(ねこただ)』(’77)
五代目 桂文枝『猿後家(さるごけ)』(’86) 

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