英雄の証明
原題:Coriolanus
2011年/イギリス/123分/カラー/DCP/字幕翻訳:岡田理枝 提供・配給・宣伝:プレシディオ 宣伝協力:エスパース・サロウ 協力:ハピネット
2012年07月03日よりDVDリリース 2012年2月25日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
(C) Coriolanus Films Limited 2010
公開初日 2012/02/25
配給会社名 0830
解説
レイフ・ファインズVSジェラルド・バトラー
シェイクスピア最後の悲劇を豪華キャスト集結で完全映画化!!
ウィリアム・シェイクスピア最後の悲劇、「コリオレイナス」を現代に置き換え大胆に解釈した意欲作。ローマの孤高の独裁者・コリオレイナスと敵国のリーダー・オーフィディアスの宿命の戦いを躍動感溢れるアクション映像と豪華俳優陣の見事な演技でまとめあげている。戦いの果てに彼らが手にしたものとは・・・。
コリオレイナスを演じる名優レイフ・ファインズは、本作で監督デビューを果たし、既に第14回英国インディペンデント映画賞でリチャード・ハリス賞を受賞、新人監督賞にもノミネートされ高い評価を得ている。宿敵・オーフィディアスを演じるのは『300 <スリーハンドレッド>』(07)での力強い演技が印象的なジェラルド・バトラー。奇しくも彼の俳優活動のスタートは舞台「コリオレイナス」への出演だった。レイフ・ファインズもロイヤル・シェイクスピア・カンパニー在籍時には自ら「コリオレイナス」を演じており、選ばれるべくして選ばれた2人に思われる。
独裁者コリオレイナスの母にして、政治的野心を強く持つヴォルムニアを演じるのは、オスカー女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ。先日発表された第14回英国インディペンデント映画賞では助演女優賞を見事受賞し、第84回アカデミー賞の受賞が濃厚視されている。コリオレイナスの美しき妻・ヴァージリア役には、『ツリー・オブ・ライフ』(11)で魅力的な母親を演じたジェシカ・チャステイン。2011年目覚ましい活躍をした彼女もまたニューヨーク映画批評家協会賞で最優秀助演女優賞の受賞、ハリウッド映画祭ブレイクスルー女優賞受賞など目覚ましい活躍を続け、今最も旬な女優である。そのほか、『ボーン』シリーズのブライアン・コックスなど一流俳優たちの演技合戦には目を見張るものがある。
脚本・製作には『グラディエーター』(00)で米アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガン。撮影は、『ハート・ロッカー』(08)で英アカデミー賞および米アカデミー賞ノミネートという快挙を達成したバリー・アクロイドが手がけるなど、最高のスタッフが顔を揃えた。戦うことでしか生きられない男たちの、力強く熱い戦いに心揺さぶられるサスペンスアクションの傑作の誕生!!
ストーリー
戦うことでしか、生きられない男たちのサスペンスアクションの傑作!
ローマ侵略を狙う敵国のリーダー・オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)は愛する国民のため、幾度となく戦いを繰り返していた。しかし、ローマの独裁者コリオレイナス(レイフ・ファインズ)を打ち負かせずにいた。数々の武勲により、着実に権力をつけていくコリオレイナスだったが、彼の独裁性に危機を感じた政治家の策略により、暴徒と化した国民に飲み込まれていく。もはや、彼の味方は政治的野心溢れる母親・ヴォルムニア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、ただ彼の無事を祈る美しい妻・ヴァージリア(ジェシカ・チャステイン)、そして政治家の師と仰ぐメニーニアス(ブライアン・コックス)だけであった。彼らの助けも虚しく、ついには国を追放されてしまう。裏切りと絶望に包まれたコリオレイナスが一人訪れた先は宿敵オーフィディアスの所であった。果たして彼の目的とは・・・。
スタッフ
監督:レイフ・ファインズ
製作:ガブリエル・ターナ、ジュリア・テイラー=スタンリー
コリン・ヴェインズ、レイフ・ファインズ、ジョン・ローガン
製作総指揮:ノーマン・メリー、クリスティーン・ランガン、アンソニー・バックナー
ウィル・ヤング、ロバート・ホワイトハウス、クリストファー・フィッグ、マルコ・ミスコヴィッチ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
脚本:ジョン・ローガン
撮影:バリー・アクロイド
プロダクションデザイン:リッキー・エアーズ
編集:ニコラス・ガスター
音楽:イラン・エシュケリ
キャスト
レイフ・ファインズ
ジェラルド・バトラー
ヴァネッサ・レッドグレーヴ
ブライアン・コックス
ジェシカ・チャステイン
ジェームズ・ネスビット
ジョン・カニ
ポール・ジェッソン
ルブナ・アザバル
アシュラフ・バルフム
ドラガン・ミカノヴィッチ
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