原題:Take Shelter

あなたは本当の“脅威”を体験する—— これぞ世界が認める心理スリラーの真骨頂

★第64 回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞、国際批評家連盟賞受賞 ★インディペンデント・スピリット賞最多5 部門ノミネート ★デトロイト映画批評家協会賞最多6 部門ノミネート ★オースティン映画批評家協会賞最多4 部門受賞

2011 年/カラー/シネマスコープ/120 分/デジタル上映/英語/アメリカ 提供・配給:プレシディオ

2015年07月03日よりDVDリリース 2012年08月02日よりDVDリリース 2012 年3 月24 日(土)、新宿バルト9 ほか全国公開!!

(C) 2011 GROVE HILL PRODUCTIONS LLC All Rights Reserved.

公開初日 2012/03/24

配給会社名 0830

解説


2011 年5 月、第64 回カンヌ国際映画祭に激震が走った。

大災害発生の恐怖に囚われた男が一心不乱に避難用シェルターを作る心理スリラー『テイク・シェルター』が、その圧倒的な完成度で多くの絶賛を浴び、批評家週間グランプリをはじめとする3 冠を制覇したのだ。そして今年2 月に授賞式を迎えるアカデミー賞の前哨戦とも言える数々の批評会協会賞に作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞等主要部門でノミネート、受賞を繰り返している。中でも賞レースを賑わしているのは、常軌を逸し奇行に走る主人公カーティスを演じるマイケル・シャノン。名バイプレイヤーとして『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』や『ロシアン・ルーレット』など多くの話題作に出演してきた􁐇力派の怪演ぶりは今一番主演男優賞に最も近いとの呼び声が高い。また、夫の言動を理解できず苦悩する妻サマンサを『ツリー・オブ・ライフ』で一躍その名を轟かしたジェシカ・チャステインが演じている。メガホンをとったのは本作が長編二作目で、日本公開作は初となるハリウッド期待の新星ジェフ・ニコルズ監督。一見シンプルにも思えるこの物語を、超一級品の心理スリラーに仕立て上げた。本作の日本版ビジュアルはその世界観を真正面から踏襲し、背後に不穏さや不気味な気配を漂わせ、家族を守ろうとする主人公カーティスの姿を捉えている。ある男を襲う“終末”の悪夢。その未曾有の脅威に、観􁐈は傍観者ではいられなくなることだろう。

ストーリー




巨大竜巻、黄色い雨、空を覆う黒鳥の大群。
誰も気づかない、誰も信じない——この恐怖は悪夢か、現実か
その悪夢はある日突然はじまった——。

田舎町の工事現場で働くカーティス(マイケル・シャノン)は、耳の不自由な娘ハンナと妻サマンサ(ジェシカ・チャステイン)と慎ましくも幸せに暮らしていたが、あるときをさかいに、たびたび大災害の悪夢に悩まされるようになる。そのあまりに恐ろしいイメージは日ごとにリアルさを増していき、やがてその恐怖に取り憑かれてしまうカーティス。近いうちに必ずや地球規模の天災が発生すると信じてやまない彼は、家の近くに深く穴を掘り、避難用シェルター作りに没頭し始めるが、家族や友人はまったく彼の行動に理解を示さず、むしろ不信感を募らせる一方だった。果たして、カーティスの常軌を逸した言動は哀れな妄想なのか、それとも・・・・・

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