新しい靴を買わなくちゃ
“恋愛の神様“北川悦吏子が仕掛ける、偶然から始まる恋・・・ 精鋭クリエイター×豪華キャスト陣×全編パリ撮影を、岩井俊二がプロデュース!
2012年/日本/カラー/115分/ 配給:東映
2012年10月6日(土)公開
(C)2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
公開初日 2012/10/06
配給会社名 0004
解説
その靴は、ときめきの恋をもたらす魔法をもっていたのかもしれない——。
何かに必死でがんばっていても、ふと気づくと、心に隙間が見つかることは誰にだってある。偶然の出会いから、隙間を埋めてくれる理想の相手が見つかったら、どんなに幸せだろう。そんな夢をかなえてくれる、とびきりロマンチックな映画が誕生しました。舞台は、パリ。ヒールが折れた靴をきっかけに、パリに暮らす女性と、日本から観光に来た青年の運命がクロスする、これは3日間の、ときめきの物語です。
キャストには、これ以上ない魅力的なカップルが実現しました。自身もパリ生活が長い中山美穂と、今や不動の人気を誇る向井理。待望の初共演となるふたりが、心に抱えた傷から、おたがいを求め合うまでを名演し、あざやかなケミストリーをみせてくれます。それぞれの秘めた思いが込められた表情に、誰もが共感せずにはいられないでしょう。共演陣には、桐谷美玲、綾野剛と今が旬のキャストが終結。ふたりが奏でるもうひとつの恋物語にも注目してください。
監督を務めるのは、これまで数々の名作ドラマを手がけてきた人気脚本家の北川悦吏子。そして日本を代表するプロデューサー/監督の岩井俊二がプロデュース、撮影監督を担当。極上のラブストーリーにふさわしいこのコンビが、繊細なセリフと映像美で恋の行方を演出していきます。中山美穂と岩井俊二の顔合わせが、名作『Love Letter』以来というのも話題です。
日本映画としては異例のオールパリロケが行われた本作。セーヌ河、エッフェル塔、凱旋門といった名所はもちろん、室内のシーンまでがパリのアパルトメントで撮影され、全編がムード満点。映像を観ているだけで、誰もがパリで恋におちる錯覚をおぼえてしまうはず!
一足の靴から始まった男と女の恋には、どんな胸を締めつける運命が待っているのか……。人生に迷っている人にも、そうでない人にも、一瞬で恋の魔法をかけてしまう映画が『新しい靴を買わなくちゃ』なのです。
ストーリー
妹に付き添って、パリ観光にやって来たカメラマンのセン(向井理)は、パリに着くなり、単独行動をしたいと言う妹スズメ(桐谷美玲)に置き去りにされてしまう。泊まるはずのホテルもわからず途方にくれるセンだが、落としたパスポートが踏まれて破れてしまい、さらに困った状況に……。踏んだ靴の主は、パリでフリーペーパーの編集をする日本人女性、アオイ(中山美穂)だった。パスポートを踏んだために、ヒールが折れてしまったアオイの靴を、接着剤で直すセン。感謝したアオイは、困ったときのために自分の連絡先を渡す。
スズメと連絡がとれないセンは、しかたなくアオイに電話をかけ、その夜、ふたりは食事をすることになる。話がはずみ、酔っぱらってしまったアオイを、自宅まで送り届けるセン。結局、ホテルに戻れなくなったセンはアオイの部屋に泊まってしまう。そのころスズメは、パリに住む恋人のカンゴ(綾野剛)を訪ね、久々の再会を果たすも、カンゴの態度はどこかぎこちない。
センはカメラマンとしてアオイの取材にも同行し、パリを満喫していく。ヒールが壊れた靴のまま歩き、「新しい靴、買わなくちゃ」とつぶやくアオイを、センは優しく見つめる。やがてふたりは、誰にも言えなかった思いも打ち明け合うのだった。なぜひとりでパリに暮らしているのか。これからもカメラの仕事を続けるべきなのか。抱きしめ合うふたりの気持ちはひとつになっていく。このまま離れたくない……。
スタッフ
監督:北川悦吏子
プロデュース:岩井俊二
脚本:北川悦吏子
キャスト
中山美穂
向井理
桐谷美玲
綾野 剛
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