原題:Tajja:The War Of Flower

2006年9月28日韓国公開

2006年/韓国/カラー/139分/ 配給:CJエンターテインメント

2008年12月26日よりDVDリリース 2008年8月9日(土)より、新宿バルト9ほか全国順次ロードショー

(c)CJエンターテインメント

公開初日 2008/08/09

配給会社名 0765

解説


タチャとは・・・最高の境地に達した賭博者(イカサマ師)をたたえる隠語

タチャになるには・・・
第一に、野獣の心を持て!暴力が迫力だ
第二に、手が目より早い
第三に、この世の中に安全な賭博はない!誰も信じるな!
最後・・・賭博の世界に永遠の友情も恨みもない!!

●原作の力
 原作は1999年7月から4年間、スポーツ朝鮮に連載されたキム・セヨンのマンガ『タチャ』。連載当時、スポーツ朝鮮のホームページには平均100万人以上の人がアクセスするという空前絶後の記録を残し、国民マンガとまで称されるようになった。タチャたちの心理戦と気力の戦いが作り出す息が詰まるような緊張感が多くの熱狂的なファンを生み、韓国マンガ市場に大きな変化をもたらすほどの巨大な人気を受けて、常に映画化の噂が絶えなかった。

●監督の力
 デビュー作『ビッグ・スウィンドル!』のヒットで注目され、実力を高く評価されたチェ・ドンフン監督は二作目に『タチャ/イカサマ師』を選んだ。「原作の巨大な存在感が、自分に力と与えると同時に負担だ」と言うチェ・ドンフン監督は4部作の広大な話の中から、主人公コニの欲望に焦点を合わせた第1部を、1年にわたって脚色した。背景を1990年代に移して、主人公コニ、師匠となる伝説のイカサマ師ピョン・ギョンチャン、コニの道連れ庶民型イカサマ師コ・グァンリョル、そして賭博の花であり設計者のマダム・チョン、この4人の主要人物を中心に映画は進行する。他にも10人を超える個性的な助演キャラクターたちが登場。キャラクター表現が上手いと評されるチェ・ドンフン監督は、原作の魅力を生かしつつも、マンガとは違うタチャたちの世界を描き出した。

●俳優の力
  映画化の話が決まると、原作マンガの熱烈なファンたちの間で俳優たちに対する各論が開かれるほどに関心が高まった。中でも主人公コニ役のチョ・スンウは最も大きな話題となった。シナリオを書く段階からチョ・スンウをイメージしていたというチェ・ドンフン監督は、「チョ・スンウという俳優に出会えたことは、この映画の幸運だと確信している」と撮影当時インタビューで話している。常に自分だけの色で優れた演技力を披露するチョ・スンウは、柔らかさの中に隠された強い魅力でチョ・スンウだけの新しいコニを作り上げた。
伝説のタチャ、ピョン・ギョンチャン役のペク・ユンシクは、キャスティングされたときから「最高のキャスティング」と多くの人々から絶賛された。『ビッグ・スウィンドル!』に続く二度目のチェ・ドンフン監督との作業で、存在感ある演技をみせている。また、数々の映画で滑稽なキャラクターを完璧に演じてきたユ・ヘジンが、庶民型イカサマ師を演じて本作でも味わいのある演技を披露し、チョ・スンウと息の合うところをみせている。
女主人公ともいえるタチャたちを調整するマダム・チョンを演じたキム・ヘスは韓国を代表するセクシー女優で、この映画で妖艶なフルヌードを披露して大きな話題となった。その他、この映画で大鐘賞男優助演賞を獲得したキム・ユンソクをはじめ、個性の強い俳優たちが脇を固めている。俳優たちの優れた演技力に期待していいだろう!

ストーリー

小さい工場でまじめに働いていたコニは、パク・ムソプが開いた花札の賭博に参加して3年間少しずつ貯めてきたお金を一瞬にしてすってしまう。それがプロの博徒たちによるイカサマだと知ったコニは、伝説のタチャ(最高の境地に達した賭博の達人)・ピョンに弟子入りするが、やがてイカサマ賭博の仕掛け人マダム・チョンと出会い、ピョンと別れる。彼女のもとで腕を振っていたコニは、ある日、ムソプと再会して痛快な復習を果たす。だが、そこから命を懸けた“死の勝負”へと向っていく・・・。

スタッフ

監督:チェ・ドンフン
脚本:チェ・ドンフン
撮影:チェ・ヨンファン
照明:キム・ソングァン
音楽:チャン・ヨンギュ
プロデューサー:イ・ソグォン

キャスト

チョ・スンウ
キム・ヘス
ペク・ユンシク
ユ・ヘジン
キム・ウンス
キム・サンホ
キム・ユンソク
チュ・ジンモ
キム・ギョンイク
イ・スギョン
キム・ジョンナン
クォン・テウォン
チョ・サンゴン
ペク・トビン
ソ・ドンス
パク・ミョンシン
キム・ミラ

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す