2008年/日本/カラー/??分/ 配給:ミライ

2008年11月8日よりシネマート六本木にてロードショー

公開初日 2008/11/08

配給会社名 0414

解説

Famille【ファミーユ】とはフランス語で「家族」。そんな切なくもどこか温かい親子愛を作り上げたのは、三池崇史監督などの助監督として腕を磨き、 本作が初監督となる吉川忠雄監督が親子の絆、在り方が問われる現代に監督ならではの問いかけが映し出されています。 キャストでは風間亮役の萩原流行が複雑な心の変化を時には温かく時にはユーモラスに演じています。別れた娘の佐伯小夜役には新人の本山由美が新人とは思えぬ演技を見せています。 小夜の義理の父、佐伯新太郎役に小木茂光、義理の母、佐伯由香里役に坂口良子が厳格な父と優しい母をベテランならではの味のある演技で披露しているのも見所です。 また宮原美樹役の坂口杏里が映画初出演をしています。その他にも木村康雄、礒津摩衣、近藤あい子、安田洙福、石垣祥、中村祐誠、唐澤美嶺、 菊池有希子などの新人たちがスクリーンデビューを飾っています。そして、ストーリーテラーの風間トオルは本作では意外な役柄で作品に暖かみをもたせています。

ストーリー

風間亮(萩原流行)は情報屋の高橋ゲン(木村康雄)からの情報で屋敷に忍び込み金品を盗み出す泥棒をしている。 ある日の明け方、仕事を終えた亮はパン屋で足を止める。飾られているフランスパンを眺めながら過去を思い出していた。 そこにパン屋の娘、宮原美樹(坂口杏里)から声を掛けられる。我に返った亮は美樹に案内されるまま店内へ。 店主の宮原信吾(風間トオル)が亮を迎える。宮原は亮の過去を知る人間である。時折、亮は夢に悩まされていた。 それは亡き妻・香織(菊池有希子)との約束の日が近づいているからだった。 佐伯小夜(本山由美)は佐伯グループ会長の新太郎(小木茂光)と由香里(坂口良子)の娘として不自由なく暮らしていた。 宮原のパン屋でアルバイトをしているが、新太郎から強引に見合いを進められケンカをしてしまう。 そんな折、新太郎と由香里の話を聞いてしまい自分が養子だと知ってしまう。 小夜は家を飛び出し、自殺を図るが偶然通りかかった亮に止められる。亮は、情報屋のゲンに亡き妻との約束のため、 パリへ行く事を告げる。驚いたゲンは数日後、最後だからと亮へ仕事を頼む。 渋々だが引き受けた亮…。いつも通り屋敷に忍び込み金庫を開ける。そこに入っていたのは一通の手紙。 その手紙はなんと亮が娘を手放す時に書いた置き手紙だった!驚いた亮は思わず固まってしまう、そこは小夜の家だった。 不振な物音を感じた小夜が亮と出くわしてしまう。逃げまどう小夜、追いつめる亮、対峙する二人。 しかし小夜の意外な一言から二人でパリへ行くことになってしまう。そして二人はパリへ。パリではエッフェル塔や凱旋門を巡り感動する小夜。 亮は香織との約束を果たすため、小夜の誕生日に全てを打ち明けようと決心する。亮が小夜に全てを打ち明ける時、二人の親子の絆は再び繋がるのだろうか!?

スタッフ

監督:吉川忠雄
エグゼクティブプロデューサー・製作:神品信市
製作:ミライ アクターズ プロモーション
配給:株式会社MIRAI

キャスト

萩原流行
坂口良子
坂口杏里
風間トオル

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