2007年/日本/カラー/58分/ 配給:キッチュ

2007年8月18日より池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開

(C) 2007『スプリング★デイズ/学校の怪人』製作委員会

公開初日 2007/08/18

配給会社名 0858

解説


アイドル黄金時代の1970年代後半〜80年代。『コメットさん』で大場久美子、『毎度お騒がせします』で中山美穂、『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』で南野陽子と、数々のトップアイドルがドラマをキッカケに、国民的スターへと登りつめていきました。そんな時代のテイストを残し、かつて大勢のスターが生まれたように、新しいスターを生み出せる映画が作れないか? その思いのもとに始動したのが、この『スプリング★デイズ』です。
一方、映画界ではここ数年、『スウィングガールズ』や『リンダ リンダ リンダ』など、良質なガールズムービーが次々と誕生しています。「映画をつくりたい」という夢に向かう女の子たちを追った本作は、黄金時代のアイドルテイストを漂わせると同時に、“友情”“夢”“ガムシャラさ”といったガールズムービー的要素も兼ね備えた青春グラフィティ映画でもあるのです。
主人公の千春役を演じるのは、これが本格女優デビューとなる期待の新星・立花未樹。親友の智恵美役には、「週刊ヤングサンデー」の「YS乙女学院」をはじめ、女優・グラビアとして活躍中の鈴木梨乃。ちょっとクールなハルカ役に、7月にテイチクレコードからCDデビューする上月あや。さおり役に、上月あやの実の妹で『博士の愛した数式』などに出演する関谷愛里紗。これからが期待される若手女優が勢ぞろいしました。
脇を固めるのは、『爆竜戦隊アバレンジャー』『仮面ライダーブレイド』の加々美正史と、ダンカン初監督作『七人の弔』に主演し、「週刊ヤングジャンプ」制服コレクションでグランプリに輝いたばかりの川原真琴。2人はまた、『スプリング★デイズ』のスピンオフ映画でもある『学校の怪人』では主人公を演じています。
さらに、先生役として長井秀和が出演。この夏、アイドル+ガールズムービーのテイストを漂わせた青春グラフィティ映画が劇場に登場します。

ストーリー



全寮制の女子高・羽摘高校。ここに通う1年生の千春の夢は映画づくり。そのために放送研究部に入るものの、1年生は雑用ばかりで、なかなか夢に近づきません。そこで千春は、同じ放送研究部の1年生で、寮で同室の智恵美を誘い、ある計画を立てます。その計画とは、部室の片隅に眠っていたUHFの発信機を持ち出し、寮で前代未聞のオールナイト生放送をやること。注目を浴びて、学校のみんなの支持を集めれば、夢に一歩近づくのではないかと考えたのです。

決行予定日は1学期末のテスト終了日の夜。時計が夜中の12時を指し、いよいよ海賊放送がはじまります。意外なことにこの放送、大勢の友だちが見てくれたようです。ところが、この行動が裏目に出てしまい、罰として1週間のトイレ掃除を言い渡されます。さらに放送研究部の先輩に呼び出された千春は、退部を決意。はたして、彼女の映画をつくりたいという夢はかのうのでしょうか?

千春と智恵美、そしてクラスメートのハルカとさおりを巻き込み、壁に阻まれながらも、夢に向かってまっしぐらに突き進む少女たちの青春グラフィティが、今、幕を開けます。

スタッフ

監督・脚本:越坂康史
配給:キッチュ

キャスト

立花未樹
鈴木梨乃
上月あや
関谷愛里紗
川原真琴
加々美正史
長井秀和

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