第60回カンヌ国際映画祭“監督週間”部門正式招待

2007年/日本/カラー/114分/ 配給:松竹

2011年11月28日よりDVDリリース 2007年11月28日よりDVDリリース 2007年6月2日、全国松竹系にてロードショー

(C)2007 吉本興業

公開初日 2007/06/02

配給会社名 0003

解説


初監督作品にして、企画・監督・主演という三役をこなしたのは、現代日本のお笑い界を作った松本人志。「映画」という既成概念に囚われず、独自の新しい手法で、今までにないオリジナリティー溢れるエンタテインメントを作り上げた。キャストには竹内力、UA、神木隆之介、板尾創路など、普段の彼のフィールドでは見ることのできないバラエティに富んだ顔ぶれが揃い、そのほか思いもよらない出演者が次々と登場する。
構想5年という月日を経て作り上げられたというその脚本は、彼が発した「ヒーローの表と裏」という突飛なキーワードから生まれた。そして、この映画をまとめる大事な肝となっているのが、終始取材形式で進行されていくドキュメンタリーという手法。撮影期間は1年を要し、あくまでも順取りに拘ったからこそ生まれたリアリティーある台詞と、生き生きとした人間臭が漂う映像が贅沢に切り取られ、それと対照的にCGを多用した獣と大日本人との戦いの映像はド迫力。
さらに本作は、国内での劇場公開に先駆け、2007年度カンヌ国際映画祭にも出品され、初お披露目が行われた。カンヌにおいては、「コメディ」という異例のジャンルにも関わらず、多数の高い評価を受けた。

ストーリー





ひっそりと平凡に暮らす大佐藤は、「6代目大日本人」として防衛庁から不定期に依頼される仕事で生計を立てていた。その仕事とは、大日本人となって日本中のいたるところに出没する「獣」と戦うこと。
大佐藤は防衛庁の命を受け、電変場で“ある儀式”を行い、大日本人となる。
しかし、昔とは違い、大日本人に対する世間の目は厳しく、活躍の場も次第に減っていたのだった。
日本国民を守っているにも関わらず、評価されない・・・・。そんな思いが大佐藤を追い詰めていく。
だが、ある日、大日本人の前に突如、得体の知れない「獣」が出現する。果たしてそれは何者なのか?
大日本人はその獣を倒すことができるのか? そしてヒーローという栄光の裏に隠された大佐藤の秘密とは???

スタッフ

企画・監督・主演:松本人志
脚本:松本人志、高須光聖
音楽:テイ・トウワ
企画協力:高須光聖、長谷川朝二、倉本美津留
アソシエイト・プロデューサー:長澤佳也
撮影:山本英夫
照明:小野晃
録音:白取貢
美術:林田裕至、愛甲悦子
助監督:谷口正行
制作担当:湊谷恭史
大日本人デザイン:天明谷尚
スーパージャスティス音楽:川井憲次 
VFX監督:瀬下寛之
宣伝プロデューサー:竹中功、中井秀範、内田久喜、吉崎圭一、小西啓介、筒井史子 
プロデューサー:岡本昭彦
配給統括:松本輝起
製作総指揮:白岩久弥
製作代表:吉野伊佐男、大崎洋
製作:吉本興業
配給:松竹

キャスト

竹内力
UA
神木隆之介
板尾創路

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