2005年/日本/カラー/74分/ 配給:トリウッド

2009年7月25日(土)より下北沢トリウッドにてアンコールロードショー  2007年8月25日(土)〜9月2日(日)下北沢トリウッドにてDVD発売記念アンコールロードショー 2007年08月24日よりDVDリリース 2007年1月4日(木)より下北沢トリウッドにて新春ロードショー 

公開初日 2007/01/04

配給会社名 0699

解説


—これを高校生が撮ったんだ!—
本作品は、幕張総合高等学校の高校生・伊藤峻太監督(*)率いるチーム「ラチメリア・カルムナエ」によって全て制作されている。監督・撮影・編集は勿論、作詞作曲・歌まで−。
薬物依存やイジメ、恋人の死といった「過去」を乗り越えられたクラスメイトの中、自殺未遂という「過去」を乗り越えられないミナミを、難病に冒されている転校生ユカが変えていくという、力強いメッセージを持つ暖かい物語を、74分という長編映画に匹敵する時間の一瞬たりとも飽きさせず、笑わせ、泣かせ、完成度の高いエンターテインメントとして堂々と語ります。
登場人物達は、皆、存在感のあるキャラクター7人−ユカ、ミナミ、シュンタ、ヒロエ、ユウキ、コウヘイ、マナ。
演じる彼等も勿論高校生。彼等の自然な演技は、皆が想像する「学生映画」のイメージを遥かに超え、物語が進むにつれ我々は彼等の仲間になっていきます。
更に魅力的なのは、作品中で使われる「生きる『覚悟』はできたか?」「世の中には色んな人がいる。みんなあんたと同じなわけじゃないんよ。」等々のドキッさせられる台詞の数々。
74分の間、吹き出したり、ぐっと涙をこらえたり、どきどきしたり、心が揺り動かされるすシーンは数え切れない程沢山あります。そして、エンドロールで主題歌「虹色★ロケット」が流れると、自然と涙が溢れ出します。
「本物の高校生」による「青春映画」の誕生です。まだ10代の彼等のエネルギーと勇気に感謝し、そして、より多くの方に彼等の”メッセージ”が届きますように。
*制作当時(2006年3月まで)高校3年生。現在大学1年生。

ストーリー

ブラックホールを吸い込んでやる!
芸術的銀河科——
かつて生徒が作ったそのおかしな学科に、不思議な転校生がやってくる。名前はユカ。
持ち前の明るさでユカはすぐにメンバーの環に溶け込んでゆく。
薬物依存やイジメ、恋人の死。様々な過去を生きてきた仲間たちの中で、自殺未遂をしたミナミだけが、未だに”それ”を乗り越えられずにいる。
そしてユカもまた、難病に冒され、壮絶な過去を抱えていた。
誰にも変えることが出来なかったミナミ<死にたい者>の想いと、全てを捨てる決意を固めたユカ<生きたい者>の覚悟が衝突する…
果たしてその先に待つものとは?
「生」と「死」、どちらにも真っ正面からぶつかってゆく7人と、それを見守る顧問のトムやヤブ医者ハルカ、意地悪な神様。
厳しい冬を優しくあたためるような、それぞれの命の物語。

スタッフ

監督・脚本・撮影・キャスティング:伊藤峻太
脚本:平山みな美
撮影:下條岳
録音:桑原遼介
美術:阿部晴果・平山みな美・松永祐佳
衣装:平山みな美・湯浅志保子
音楽:椎名遼
スチール:湯浅志保子

制作:ラチメリア・カルムナエ

キャスト

ユカ/松永祐佳
ミナミ/平山みな美
シュンタ/伊藤峻太
ヒロエ/小泉優絵
ユウキ/寺内雄生
コウヘイ/宮川広平
マナ/白石愛
神様/桑原遼介
はるかさん/阿部晴果
ミズキ/倉島瑞季
トム/戸村次男

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