忘れないで、僕のことを——

2006年/日本映画/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタルステレオ/70分 配給:ベンテンエンタテインメント

2007年01月12日よりDVDリリース 2006年12月16日より池袋テアトルダイヤにてレイトショー

©2006 映画「夏の思い出」製作委員会

公開初日 2006/12/16

配給会社名 0277

解説


青い空、青い海に秘められた
美しくも悲しい物語——
それは、一枚の写真が——
起こした奇跡——
幼い頃、好きだった少年——
伝説の妖精キジムナーの悲しみ

ここ数年、沖縄を舞台にした映画が数多く作られヒットしている。
沖縄映画が私たちに与えてくれるもの。それは「癒し」ではないでしょうか?
真っ青な夏の空、エメラルドグリーンの海、昔ながらの民家、石垣の塀など、
沖縄ならではの美しい風景はもちろん、そこに住む人々の大らかで優しい雰囲気などが、この映画の中にはぞんぶんに描かれています。『夏の思い出』はまさにそんな沖縄映画の、そして癒し系映画の決定版とも言える作品です。

この映画の主人公の「かすみ」はトップアイドルとしての多忙な毎日に疲れ果てていた。
そんなある日、彼女の元に一通の絵はがきが届く。とても懐かしさを感じる・・・
はがきの写真に導かれ、かすみは一人幼少時に住んだことのある沖縄へと旅立っていく。少女時代に置き忘れてきた大事な思い出を探しながら島をさまよう「かすみ」は、
不思議な力に導かれ子供のときに遊んだ入り江にたどり着く。
そこでかすみは少女時代の憧れの少年に出会う。
しかも、彼は沖縄の伝説の妖精(精霊)キジムナーだった・・・。

主演はグラビア界の伝説的アイドルで、昨年福岡ソフトバンクホークスの和田投手と結婚をした中根かすみ。
つい先日、元気な女の子を出産したというニュースも伝わってきました。
彼女が独身最後の作品に選んだのが、この『夏の思い出』です。
幼少時代の「かすみ」が恋する少年には今後が大いに期待される赤嶺竜太郎。
そして小学校教師役の藤村ちかがさわやかな演技で華を沿え、加えて沖縄のカリスマ喜劇俳優にして「りんけんバンド」のメインボーカルとしても有名な玉城満がしっかりと脇を固めています。

映画は中盤から徐々にファンタジックな展開を見せ、最後にはアッと驚くどんでん返しが待っています。
そして誰もがこの映画の持つ独特な雰囲気に酔い、なんとも言えない不思議な安堵感と幸福感を手に入れる事でしょう。
今年の夏の思い出と一緒に、この映画も心に焼き付けてください。

ストーリー


23歳の誕生日を迎えて、ちょっぴり大人になったグラビア界の人気アイドル かすみ(仲根かすみ)は、毎日仕事に追われてお疲れ気味。そんなある日、1通の絵はがきが届く。その絵はがきには、いつかどこかで見たことのある風景が写っていた。絵はがきの差出人を求めて沖縄へ旅立つことを決意。そこで出逢った不思議な少年は、幼い頃、好きだった少年であった。その少年とは、沖縄伝説の妖精 キジムナーだった・・・。

スタッフ

製作:瀬谷 愼
企画:澤江千也
エグゼクティブプロデューサー:倉谷宣緒
監督・脚本・編集:小沼雄一
脚本:石川美香穂
撮影:仲原和一/瀬長信治
照明:鳴海晃
録音:浜田吉友/小橋川和弘
助監督:水元泰嗣
制作担当:中村公彦
ヘアメイク:比嘉けい子
スタイリスト:MAIKO
スチール:佐久川智
CG:志岐善啓
デザインワーク:片山太樹

音楽:西村麻聡
音楽プロデューサー:伊藤圭介
主題歌:『会いに行けばよかった 〜夏の思い出〜』SLUGGER(MCJP Inc.)

製作:ジャパンホームビデオ株式会社/株式会社ベンテンエンタテインメント 
製作プロダクション:べんてんムービー
配給:株式会社ベンテンエンタテインメント
宣伝協力:株式会社ベストメディア

キャスト

仲根かすみ
藤村ちか
赤嶺龍太郎
伊良波結乃
小嶺和佳子
田仲洋子
玉城満

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