2006年/日本/ 配給:東映

2010年11月01日よりDVDリリース 2007年09月21日よりDVDリリース 2007年4月7日より全国東映邦画系にてロードショー

公開初日 2007/04/07

配給会社名 0004

解説



未完の夢枕獏ワールドの傑作SF時代劇「大帝の剣」が、阿部寛 長谷川京子のキャスティングを得て、念願の映像化が実現する。

夢枕獏原作の映画化は、大ヒット作品「陰陽師」(01)「陰陽師II」(03)に続くもの。
衣装を含めたキャラクターデザインは、国際的に活躍している画家、天野喜孝。「陰陽師Ⅰ・II」の映画化の際のキービジュアル・コンセプトデザインに続く起用となる。

監督は、堤幸彦。本年の公開作品は「サイレン」「明日の記憶」「TRICK劇場版2」と精力的に活動している中での新作となる。独特の映像を作り出す演出手法を駆使し、夢枕ワールドを、堤流のスーパーファンタジーとして誕生させる。

キャストの阿部と長谷川はTBSドラマ「ドラゴン桜」(05)の名コンビに続く共演。今作でもハードなロケーション撮影が続いているが、ぴったりの息のよさを見せている。

阿部は、堤幸彦監督とは「TRICK」シリーズ(ドラマ:00、02、03、映画:02、06)で長年の呼吸の合う仲。「大太刀を振るっての時代劇、皆様期待していてください。」とのコメントも頼もしい。
長谷川は、長編映画は、初の主演作となる。「現場も明るく、個性的なキャストの方々に囲まれて、毎日楽しんでやらせてもらってます。」と語る。
人気脚本家・クドカンこと宮藤官九郎が出演しているのも話題である。堤幸彦監督とはTBS「池袋ウエストゲートパーク」(01)、「ご近所探偵 TOMOE」(監督:堤幸彦 俳優として参加。WOWOWドラマ 03)に続く作品となる。

すでに12月7日から広島県福山市・みろくの里でクランクインしており、広島県内ロケセット及び都内撮影所での撮影を経て2月上旬にアップ予定。CGなどの特殊映像の仕上げもふんだんに時間をとり、今夏完成予定。公開は2006年秋以降全国東映系。

原作小説は、20年前から綴られ、連載誌「野生時代」の96年の休刊と共に中断されていたが、シリーズは累計で70万部に達する。12月からエンターブレイン発行の50万部を誇るゲーム誌「週刊ファミ通」にて待望の復活連載を遂げている。エンターブレインは初の実写映画の参加となる。

ストーリー



ときは徳川幕府が生まれてから数十年後、三代将軍の時代になっても、豊臣の残党は、まだ反撃の機会をうかがっていた。
主人公の万源九郎は、ひとなみはずれた大男。彼の巨体の背には異形の大剣があった。その剣は、オリハルコンという金属から作られていた。かつてアレキサンダー大王も手 にしたというその大剣とあとふたつ、この世にはオリハルコンでできた宝があるという。それを手に入れ、しかるべき者に託すというのが、源九郎が祖父から託された遺言だった。
旅の途中に、源九郎は豊臣の血を引く娘・舞に出会う。舞は、徳川から追われていた。舞を守るように旅を続ける源九郎だったが、彼女は不思議な行動をおこすようになる。舞の中には人と違う生物が潜んでいた、それは「天かける船」から降りてきたエイリアンだった・・・。
彼女と共に様々な戦いの中、オリハルコンでできた「三種の神器」を巡って起こる冒険にかれらはどう立ち向うのか・・・。

スタッフ

原作:夢枕獏(角川文庫刊 エンターブレイン刊「週刊ファミ通」続編連載中)
キャラクターデザイン:天野喜孝
監督:堤幸彦

キャスト

阿部寛
長谷川京子
宮藤官九郎
遠藤憲一
大倉孝二
六平直政
谷口高史
船木誠勝
本田博太郎

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