ドリームシップ・エピソード　1/2

とてつもない映画がやってきた！『スターウォーズ』『スター・トレック』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『チャーリーズ・エンジェル』『2001年宇宙の旅』『マトリックス』『Xファイル』『ロック・ユー』『シュレック』『マイノリティ・リポート』『ターミネーター2』・・・、数え切れないほどのパロディとギャグを満載し、ハリウッド超大作もブッ飛ぶ驚異のSFXシーン、激しい銃撃戦やチェイスなどの本格的アクション、さらにラブ・ロマンスやインド映画ばりのミュージカル・シーンまで、娯楽映画の要素を全て盛り込み、老若男女、万国共通、見る者すべてを「これでもか！」と徹底的に楽しませる究極のエンタテインメント・ムービー、それが『ドリームシップ　エピソード1/2』だ！

2001年、ナンセンス・パロディ・ウエスタン『マニトの靴(ビデオ題名：荒野のマニト)』でドイツ映画史上最大のヒットを放った天才ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒが、前作を超える予算とアイデアをつぎ込み、あらゆる意味で前作を超えたメガヒット作にして、ドイツで1000万人以上を笑い死に寸前に追い込んだ噂の傑作。04年バンビ賞特別賞、04年ボギー賞プラチナ賞、04年ドイツ・コメディ賞最優秀コメディ映画賞、04年ゴールデン・スクリーン賞、05年ババリア映画賞最優秀コメディ映画賞などなど、権威のある賞から何だかよくわからない賞まで、数多くの映画賞を受賞した映画ファンなら絶対に見逃してはいけない超話題作である。

製作・監督、そしてスパック役で出演するのはドイツの伝統的コメディ番組「ブリーパレード」を手がけたカリスマ的コメディアン、ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ。因みに”ブリー”というミドルネームは「ブリーバレード」の中の人気キャラのひとつから採った彼の愛称だ。脚本はブリーと、エンジニアのシュロッティ、船医プーレ、反乱軍の指揮官ジェンズ・モールの3役を演じるブリーの名パートナー、リック・カヴァニアン、そして「ブリーパレード」のときからの名ライター、アルフォンス・ビーダーマンの共同。撮影のシュテファン・シュー。音楽のラルフ・ヴェンゲンマアー、美術のクラウス・コットマンまで、主要スタッフは全員、前作『マニトの靴』をはじめブリー作品のほとんどに』協力している”ブリー・ギャング”の面々。また、驚異的なデジタル視覚効果を『アナトミー』(00)、『ヒトラー、最後の12日間』(04)などのドイツが誇るCG制作会社スキャンラインが担当している。

出演はブリーとリック・カヴァニアンをはじめ、コーク船長に『マニトの靴』などブリー作品のレギュラー・メンバー、クリスチャン・トラミッツ。スペース・タクシーの運転手ロックには『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(97)のドイツのトップスターで、『ドリヴン』(01)、『キング・アーサー』(04)などでハリウッド進出も果たしているティル・シュワイガー。地球軍のメタファ女王には東ドイツ出身で『ディメンション』(95・V)、『トゥームハンター』(00・V)、『飛ぶ教室』(03)などの人気女優アーニャ・クリング。最終王ヴィリアムと『マニトの靴』に引き続き西部の悪党サンタマリアの2役を怪演するのは『砂漠のライオン』(80)、『アイズ・ワイド・シャット』(99)など国際的に活躍する演技派のベテラン、スキー・デュ・モン。反乱軍の総指揮官レギュレーター・ローグルには『エコナ号沈没の謎を追え！』(92・V)、『シンドラーのリスト』(93)のハンス・ミヒャエル・レーベルク。超一流のコメディアンと本格派の名優たちの爆笑コラボレーションで魅せるドイツ映画史に残る必見の名場面の数々をお見逃しなく！