あだち充(タッチ)×大谷健太郎(NANA)×金子ありさ(電車男)が贈る、夏に恋したくなるスイミング・ロマンティック・コメディ!

2006年/日本/カラー/1時間46分 配給:東宝

2007年03月16日よりDVDリリース 2006年8月26日、シャンテシネ、テアトルダイヤ他全国東宝系

(C)2006「ラフ」製作委員会

公開初日 2006/08/26

配給会社名 0001

解説


『ラフ』は、あだち充原作の水泳青春恋愛漫画です。ファンの間ではあだち充の最高傑作ともいわれる作品で、1987年から89年まで週刊少年サンデーで連載された原作は、コミックスの売り上げ部数が累計1500万部の大ベストセラーを記録。現在も小学館文庫『ラフ』が、絶賛発売中です。

『ロミオとジュリエット』をコミカルな解釈で下地に置いた、コメディタッチのラブストーリーでありつつも、そこで描かれているのはあだち充流の「不器用な男女の恋」であり「青春の刹那」という普遍的な恋愛模様です。その原作を、映画『電車男』で観客を大いに笑わせた金子ありさが脚本化し、その脚本を映画『NANA』で観客を大いに泣かせた大谷健太郎が監督します。加えて本作は、映画史上初めて「水泳の本格映像化」を目指し、CGをはじめとした最新技術を駆使した迫力の競泳、高飛込シーンを創造します。あだち充×大谷健太郎×金子ありさ。このヒットメーカーのコラボレーションによって『私をスキーに連れてって』『ピンポン』『ウォーターボーイズ』などスポーツ青春映画の歴史に新たな1ページを加える《スイミング・ロマンティック・コメディ》映画が誕生します。

そしてこの作品で主演を飾るのは、いまや若手ナンバーワン女優の長澤まさみ。本作で長澤まさみは水着に身を包み、高飛込シーンに挑戦します。そして、長澤まさみとのダブル主演に、現在TVドラマなどで大活躍の速水もこみち。本作が映画初主演となる彼は、本格的な競泳シーンに挑戦します。そのほかフレッシュな若手女優+若手男優たちが水着を着てスクリーンを彩る。まさに《夏に恋したくなる映画》。それが『ラフ』です。

ストーリー

二ノ宮亜美(長澤まさみ)と大和圭介(速水もこみち)は、ともに和菓子屋の3代目。昔から宿敵であった両家の因縁で、二人はお互いを「仇」と認識して育ってきた。そんなふたりが、同じ高校に入学し、亜美は飛込選手、圭介は競泳選手として同じプールで同じ時間を共有することとなる。

そしてその水泳部には、飛込のエース・緒方、同じく飛込女子日本チャンピオンのかおりらがいてお互い水泳の頂点を目指して日々汗を流している。彼らはともに寮生活をおくり、そこでは馬鹿げた青春模様が繰り広げられていく。

そしてそんな彼らの間には当然ながら恋愛感情が生まれていく。
はじめはいがみ合っていた圭介と亜美は、やがて因縁を超えて惹かれあっていく。亜美に惹かれながらも親友である圭介を応援する緒方。そして圭介に惹かれるかおりは、飛込のライバルであり、恋愛のライバルでもある亜美を意識する。

だが、そんな亜美にはおさななじみで年上の婚約者がいた。
仲西弘樹。競泳全日本チャンピオンであり圭介の憧れの人でもある。
仲西と圭介は、ともに水泳で頂点を目指すライバルとして、そしてなにより二ノ宮亜美に恋するライバルとして、戦いの舞台にあがることになる。

そしていよいよ日本選手権。
圭介と仲西の直接対決の日が訪れる。競泳そして恋愛の決着がすべてここでつく。しかしレースが始まる時間になっても仲西は現れない。そこに届けられるニュース。

仲西弘樹———交通事故で重傷。

仲西は選手生命が絶望な重傷を負った。引き裂かれる圭介と亜美。
若者たちの感情は、複雑に絡みながらも彼らを戦いの舞台にあげていく。
笑い、涙、恋、友情、挫折、挑戦……そして夢。
———熱い夏が始まろうとしていた。

スタッフ

監督:大谷健太郎
脚本:金子ありさ
原作 あだち充(「ラフ」小学館/少年サンデーコミックス)

キャスト

二ノ宮亜美:長澤まさみ
大和圭介:速水もこみち
仲西弘樹:阿部力
緒方剛:石田卓也
木下理恵子:高橋真唯
東海林緑:黒瀬真奈美(第6回東宝シンデレラ)
小柳かおり:市川由衣
八嶋智人
田丸麻紀
徳井優
松重豊
渡辺えり子

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