原題:Shin Suk-ki blues

韓流花美男、ルックス至上主義に挑戦状! 『氷雨』のイ・ソンジェが挑む涙と笑いのヒューマンコメディ

韓流シネマ・フェスティバル2006

2004年12月30日韓国公開

2004年/韓国/カラー/110分 配給:エスピーオー

2006年09月22日よりDVDリリース 2006年3月11日〜4月7日、シネマート六本木にて韓流シネマ・フェスティバル2006公開

公開初日 2006/03/11

公開終了日 2006/04/07

配給会社名 0116

解説


美容整形が盛んで、二重瞼手術なんて当たり前の〈ルックス至上主義〉の韓国において、国民の誰もが度肝を抜く映画が登場した。『氷雨』『ほえる犬は噛まない』など日本でも多くのファンを持つ韓国映画界きってのクールな二枚目スター、イ・ソンジェがその端正な容姿をかなぐり捨てて、目を疑う究極のブサイク男に完全変身!出っ歯、おばさんパーマ、猫背歩きという、”気持ち悪いけど愛らしい”特殊キャラを見事に演じ、多くの観客の共感を誘った話題のヒューマン・ラヴコメディだ。完壁なエリートとして人生を傲慢に生きてきたハンサム男、シン・ソッキの魂が、突然ブサイクで貧乏な男の身体に葱依してしまったことで起こる逆転人生の物語を通して、生きる真の意味をペーソス豊かに描き、韓国公開時にはイ・ソンジェの驚異の変身とともに、ルックス偏重主義へのアンチテーゼを表現した意欲作という論評を巻き起こすなど、高く評価された。この奇想天外なストーリーを笑いと涙にあふれたハートウォーミングな人生讃歌として創りあげた監督は、米国で映画を学び、MTVやCM界で活躍する新鋭キム・ドヒョク。本作は彼の劇場用映画デビュー作となる。また、テレビドラマ〈土地〉〈ガラスの靴〉の人気女優キム・ヒョンジュが、ハンサムなシン・ソッキに想いを募らせる心優しい女性を好演しているのも注目だ。

ストーリー



ハンサムでエリートの企業顧問弁護士と、国選弁護人ばかりを請け負うブサイクな貧乏弁護士。この仕事も外見も対照的なふたりは偶然にも、同姓同名の”シン・ソッキ”だった。ある日、同じエレベーターに乗りあわせたふたりは大事故に遭遇!その瞬間、エリートのシン・ソッキ(イ・ジュンヒョク)と貧乏なシン・ソッキ(イ・ソンジェ)の身体と心が入れ替わってしまった。しかも、エリートのソッキの身体は植物人間になったから、さあ大変!仕方なく、彼はブサイクなシン・ソッキの身体を借りて新たな人生を始めることになる。ある日、生まれ変わったソッキのもとに、エリートだった頃、顧問弁護士として勤めていた企業の受付嬢ソ・ジ.ニョン(キム・ヒョンジュ)が依頼人として現われた。当時、ソッ
キは彼女に好かれていることを利用して、一夜だけの相手として彼女を弄び、捨てた過去があった。その彼女が会社を不当解雇されたことで訴訟を起こし、ブサイク男のシン・ソッキに弁護を依頼してきたのだ。まさか魂は、かつて好意を寄せていたあのシン・ソッキだとは知らずに……。果たして、新生シン・ソッキの運命やいかに!?

スタッフ

監督&脚本:キム・ドヒョク
製作:ハン・ソング『君に捧げる初恋』『霊(リョン)』『永遠の片想い』
プロデューサー:ファン・ジウ
撮影:ムン・ヨンシク『吹けよ春風』『ボイス』
音楽:チョ・ソンウ『四月の雪』『初恋のアルバム』
美術:イ・ジョンピル『アメノナカノ青空』「ミスター・ソクラテス」

キャスト

イ・ソンジェ
キム・ヒョンジュ
イ・ジョンヒョク
キム・チャンワン
シニ
キム・インテ
ナム・ポドン
オク・チヨン
キム・ヨンジュ
 

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す