原題:Manderlay

2005年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品

本国デンマークにて、2005年6月3日公開

2005/デンマーク/139min/カラー 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2006年10月25日よりDVDリリース 2006年3月11日(土)シャンテシネ他全国順次ロードショー

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公開初日 2006/03/11

配給会社名 0025

解説


今度の舞台は、1933年、アメリカ南部の大農園、マンダレイ。
グレース(ブライス・ダラス・ハワード)が訪れたその農園は、
奴隷制が根強く残る閉ざされた世界だった…。鬼才ラース・フォン・トリアーが贈る「アメリカ三部作」の第2弾。

ストーリー







これは「こんな町さえなければ、世界はもう少しましになるわ」という言葉を残し、焼き払ったドッグヴィルの町を去ったグレースの、その後の物語。
季節は春浅き月。グレースと父親とギャングたちは新たな居住地を求めるうちに、アメリカ南部の奥深く、荒野に広がるマンダレイの大農園へと辿り着く。
ここは70年も昔に廃止された黒人奴隷制度が存続しているかのような土地だった。
マンダレイのありさまを見て“奴隷を作り上げたのは私たち白人。
彼らへ対して責任を取らなくては”という使命感に駆り立たれたグレースは、父親の制止を振り切り、マンダレイの改革に取り組み始める。
君臨していた女主人から黒人奴隷たちを解放し、人間の権利について必死で彼らを教育しようとするグレース。
だが黒人たちは、一向に民主主義の素晴しさを理解する様子を見せない。グレースは尚も辛抱強く彼らの生活に介入し続ける。
しかし次第にグレースの説いた民主主義は、黒人間のトラブルを巻き起こし、グレースの理想に影が差し始める。
そして、収穫期の秋を迎えた時、ついにマンダレイの秘密がグレースに牙を向ける・・・。

スタッフ

監督・脚本: ラース・フォン・トリアー
製作:ヴィベケ・ウィンデロフ

キャスト

ブライス・ダラス・ハワード
ダニー・グローヴァー
イザーク・ド・バンコレ
ウィレム・デフォー
ローレン・バコール
クロエ・セヴィニー

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