2006年、夏 沈没へのカウントダウン——それは明日かもしれない——

2006/日本/カラー/2時間15分 配給:東宝

2007年01月19日よりDVDリリース 2007年01月19日よりDVDリリース 2006年7月15日、有楽座系ほか全国東宝系にて公開

(C)2006「日本沈没」製作委員会

公開初日 2006/07/15

配給会社名 0001

解説



1973年、小松左京・衝撃のベストセラー小説『日本沈没』が完全映画化された。当時、史上最高の5億円の製作費を投じ東宝が総力を結集した超大作である。その結果、動員650万人 興行収入40億円※となる大ヒットを記録。小説と共に社会現象として巨大なブームが巻き起こった。それから33年……

2006年、あの伝説の作品がまったく新しい形=現代を背景に今、よみがえろうとしている。監督は2005年、日本映画界を代表する作品『ローレライ』で長編監督デビューを果たした樋口真嗣。主演は『黄泉がえり』『ホテルビーナス』でも高い演技力が評価された、日本のエンターテインメント界をリードするSMAPの草なぎ剛。ヒロインには、美しさだけでなくその個性的な魅力で、独特のオーラを放つ柴咲コウ。現在の日本映画でこれ以上望めないキャストが集結した。それぞれがオリジナルキャラクターの進化形+全く新しいキャラクターをリアルに演じていく。

デザスター(災害)シーンは、危機管理考察と徹底した検証をもとに国土が沈没していく様をあらゆる角度から描いていく。このエフェクトシーンの再現には日本を代表するスタッフである特技統括・尾上克郎、特技監督に神谷誠と屈指のスタッフらが集結。
また、撮影協力として防衛庁、東京消防庁(ハイパーレスキュー関連)とJAMSTEC(独立行政法人 海洋開発研究機構。劇中は、国際海洋研究センターと表記)のサポートが決定。キャストだけでなくスタッフもまたと無い強力な布陣で、リアリズムと臨場感を兼ね備えた場面を構築していく。日本映画史上最大の超大作がここに始動する。

※当時の入場単価平均が@627円。現在数値に置き換えると興行収入80億円以上の大ヒット。近年の目安としては、2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」興行収入85億円クラスのヒット作といえる。

ストーリー



日本海溝近辺の大規模な地殻変動により、日本列島のほとんどが海中に沈没するという驚愕の予測が下った。その予測を裏打ちするかのように、各地の火山が噴火、M(マグニチュード)8以上の大地震が次々と起こる。Xデーが避けられないと悟った政府は、諸外国に日本人の受け入れを要請する。東京、大阪、横浜、神戸、函館から出航する国外脱出を急ぐ人々を載せた大型船を、地震によって発生した巨大津波が襲う。1億2千万の日本人は、どこへ逃れるのか?どこへ向かうというのか?日本全土が極限状態のなか、人々は何を守り、何を救おうとするのか……。

スタッフ

原作 : 小松左京(小学館刊)
脚本 : 加藤正人
監督 : 樋口真嗣
特技統括/監督補 : 尾上克郎
特技監督 : 神谷誠
撮影協力 : 防衛庁、東京消防庁、JAMSTEC
製作 : 「日本沈没」製作委員会
TBS/東宝/セディックインターナショナル/
電通/J・ドリーム/S・D・P/小学館/MBS

キャスト

草なぎ剛 (小野寺俊夫 潜水艇パイロット)
柴咲コウ(阿部玲子 ハイパーレスキュー隊員)

及川光博(結城慎司 潜水艇パイロット)

國村隼(野崎亨介 内閣官房長官)

石坂浩二(山本尚之 内閣総理大臣))(特別出演)

豊川悦司(田所雄介 地球生命学博士)
大地真央(鷹森沙織 危機管理担当大臣)

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