2004年/日本/107分/35mm/カラー/ビスタサイズ/モノラル 配給:「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ

2005年01月14日よりDVDレンタル開始 2005年01月14日よりビデオレンタル開始 2004年11月3日より浅草名画座にてロードショー公開 2004年10月2日より銀座シネパトスにてロードショー公開

(C)2004 清水充 オフィスサンヨー企画

公開初日 2004/10/02

配給会社名 0547

解説


派手なトラックを操るデコトラ運転手を哀川翔が演じる人情コメディのシリーズ第2弾。東京の下町、浅草と福島県を舞台に、世話好きで惚れっぽいトラッカーが人助けに奔走する姿を描く。

ストーリー


「デコトラの鷲」こと飛田鷲一郎の行くところ大騒動が続発!
天馬(中野英雄)と鷲一郎(哀川翔)の宿敵同士のトラックレース。疾走する鷲一郎のデコトラの前に黒いダンプが突然現れ邪魔をする。結局、鷲一郎の追い上げもむなしく天馬がゴール!
 レースの結果を悔やみながら会津に向かってデコトラを走らせている途中、鷲一郎は道路の真ん中に崩れ落ちる若者を発見。若者の名は、高村孝作(高田宏太郎)。聞けば、喜多方の障害者施設に勤める姉に会う為に東京からヒッチハイクで向かっていたが、車も捕まらず、金もなく、三日間飲まず、食わずで倒れてしまったという。
 困っている人間を見ると放っておけない性格の鷲一郎は、孝作を乗せ一路喜多方へ。そして姉・由紀恵(野波麻帆)と運命の(?)出会いをするのだった。
 ここは知的障害を持つ子供達の為の自立支援施設。由紀恵は、尊敬する〈福祉の母〉瓜生岩子の出身である喜多方で、福祉のことを学びながら仕事をしていた。
 由紀恵の美しさとやさしさに魅せられ一目惚れをしてしまった鷲一郎は、少しでも気に入られようと、子供達を相手に野球をやったりして一気に溶け込み、しばらく居座ることになった。
 一方、鷲一郎の幼なじみの欽太(柳沢慎吾)や妹(金子藍)たちのたちの浅草商店街のメンバーは時を同じくして、慰安旅行で《喜多方・会津若松・温泉バスツアー》を楽しんでいた。
 鷲一郎がいくところ事件は起こる。旅館の御曹司につきまとわれて由紀恵が困っていると知るや、その旅館に乗り込んでひと暴れしたり、施設を救う為と思い込み浅草の仲間を引き連れて優勝賞金200万円の《喜多方ラーメン大食い大会》に参加したり、大活躍(?)が始まる。
 そんな大騒動が続く中、孝作が喜多方に来た目的が明らかになった。由紀恵と二人で会津若松にいる母親に会いに行く為だったのである。しかし、由紀恵は、自分達を捨てた母親に会うことをためらう。そして、母親の事などを落ち着いて考える為、鷲一郎のトラックに乗って東京・浅草へ向かった。
 そしてまた事件が起こった。由紀恵の事を母と慕うつかさ(15歳)と保則(7歳}が、施設を抜け出し東京へ向かってしまったのだ。ただちに鷲一郎はトラッカー仲間を総動員して大捜索を開始。そして数時間後、天馬が二人を発見!
 鷲一郎が二人を無事に由紀恵のもとへ連れ戻したとき、浅草では三社祭が始まっていた。つかさと保則に神興を担がせる鷲一郎。それをそっと見守る由紀恵…。由紀恵は自分の母親に会う決心をした…。

スタッフ

監督:香月秀之
企画:清水充/須藤為五郎
原案:清水照夫
製作:須藤為五郎
脚本:呑繁/香月秀之
撮影:下元哲
音楽:中川孝
配給:「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ

キャスト

哀川翔
野波麻帆
柳沢慎吾
中野英雄
金子藍
高田宏太郎
仁科克基
本田博太郎
五十嵐めぐみ
宮下順子
須藤為五郎
小西博之
江藤博利
森下能幸
武野功雄

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