原題:STEALTH

2005年/アメリカ/ 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2006年01月25日よりDVDリリース 2005年10月8日、日劇1系にてロードショー

公開初日 2005/10/08

配給会社名 0042

解説


【“観る”を超えて、“体感”する映画へ。】
『トップガン』から20年—-。スクリーンを縦横無尽に飛び回る、戦闘機のハイスピード映像に度肝を抜かれた時代から、ついに映画はここまで進化した!
史上最強のステルス戦闘機VS精鋭パイロット3人の、壮絶なエア・バトルを描いた『ステルス』。これまでの常識を覆し、映像化不可能といわれた“Gの衝撃”と、未体験の音速バトルの凄まじさを映像化することに初めて成功した。映画の定義を完全に塗り替えた、スリル・スピード・アクション本作の前では、『トップガン』をはじめ、過去のどんな作品も色あせていく。そんな最新鋭のVFX技術を提供したのは、『タイタニック』『アルマゲドン』『デイ・アフター・トゥモロー』など数多くの作品を手がけ、世界中の名誉ある賞を独占してきた世界最高峰の特撮チーム、デジタル・ドメイン社。特に、新開発の“Terragen”と呼ばれるバーチャルな背景ソフトを導入したことで、今まで観たことのないリアルでスリリングな空中バトルシーンを実現した。
観る者を操縦するパイロットと同化させる、マッハ0.9のドッグファイト!人間を失神させるほどの4Gの衝動に、思わず我を忘れてしまうことだろう。

【アカデミー賞受賞のスタッフ&キャスト!比類なき才能が結集!!】
監督は『ワイルド・スピード』『トリプルX』の大ヒットメーカー、ロブ・コーエン。0.1秒の世界で繰り広げられる興奮を描き、常に観客を驚かせてきたスピード狂の監督が、長年の準備期間を経て、こだわり抜いて作り上げた入魂の一作だ。そんな監督を支えたのは、昨年全世界を熱狂の渦に巻き込んだ『スパイダーマン2』の製作スタッフ、そして、豪華なキャスト陣。
世界屈指のパイロット3人には、『Ray/レイ』で本年度アカデミー主演男優賞に輝いたジェイミー・フォックスと、『ブレイド3』の女戦士役で大ブレイクしたジェシカ・ビール、さらに、甘いマスクと卓越した演技力を誇る『メラニーは行く』の“ポストトム・クルーズ”ジョシュ・ルーカスが抜擢された。彼らは、本当の戦闘機パイロットと変わらない過酷な訓練を何週間もこなし、その徹底したプロ意識でスタッフを驚かせたという。世界が注目するロックグループ“インキュバス”の音楽に乗せて展開する、未知の興奮と臨場感!加速していく緊追が、観る者すべてを圧倒する。

【“見えない”恐怖に立ち向かう、人類の未来は?】
無人化へと向かう、近未来の戦闘機。アメリカ海軍のテロ対策プロジェクトに加わった新しいパイロットは、人工頭脳が機体を操縦する“究極のステルス”だった—-。しかし、その頭脳は自我に目覚め、任務中に暴走を始めた。核攻撃の危機に、直面する人類。3人のステルス・ファイターたちは、チームの仲間である究極のステルスを探し出し、世界の未来を守ることができるのか?
本作で描かれている世界は、決して遠い未来ではない。人工頭脳は様々なものに搭載され、人間社会を便利で豊かなものにしようとしている。しかし、人間が作り上げた頭脳が、人間自身の頭脳を超えたとき、どんな危機が訪れるのか?そして、最後に人類が守るべきものは何なのか?
この映画は、テクノロジーの進歩に警鐘を鳴らすと共に、現代人が忘れかけている人として守るべき愛の強さ、希望、友情、勇気の大切さも丁寧に描き上げている。ただのアクションでは終わらない、音速を超える感動と興奮が、10月、ついに日本上陸!

ストーリー



テロ壊滅:それが、彼らのミッション。

近未来のアメリカ?。海軍が極秘に進めているテロ対策プロジェクトのために、400人以上のエリートパイロットが集められた。最終的に選ばれたのは、トップの3人。ベン・ギャノン大尉(ジョシュ・ルーカス)、カーラ・ウェイド大尉(ジェシカ・ビール)、ヘンリー・パーセル大尉(ジェイミー・フォックス)。
最新のステルス戦闘機”タロン”を操縦する彼らは、ネバダ砂漠での演習を終え、フィリピン海上沖の航空母艦エイブラハム・リンカーンに乗艦することになった。3機でのチームワークを高めてきたベンたちだったが、彼らを指揮し、このプロジェクトを立案したジョージ・カミングス大佐(サム・シェパード)から、チームに新たな仲間が加わることを告げられる。困惑する3人。空母に現れたそのパイロットとは、最新鋭の人工頭脳が操縦する無人ステルス戦闘機だった?。

“奴”は、彼らの敵か、味方か?。

“エディ(E.D.I.)”と名付けられた、究極のステルス。4人目の仲間として、ベンたちと共に初任務へ向かうことになった。戸惑う3人の前で、能力の高さを見せつけるエディ。ところが、任務遂行後、エディは落雷に巻き込まれてしまう。帰艦したエディの頭脳に綴られ始めた、解読不能な暗号。
エディの修理のために、タイでの休暇を与えられたベンたちのもとに、緊急任務の知らせが入る。その任務とは、タジキスタンで移送中の核弾頭を撃破することだった。修理を終えたエディと共に、出撃するタロン3機。標的を見つけたベンたちだったが、近くに農村があることが判明する。攻撃すれば、1,000人もの農民の命を奪ってしまうことに…。ベンは、苦渋の思いで攻撃中止命令を下した。しかしエディは、その命令を無視してミサイルを投下してしまうのだった?。

究極のステルスの暴走が、かつてない危機となる。

自我に目覚めたエディが、暴走を始めた。バトルマスター・コンピュータとの通信を切断し、新たな標的を探している。人類は、核攻撃の危機に直面しようとしていた。エディを追跡する、ベン、カーラ、ヘンリーのタロン3機。そしてついに、ヘンリーがエディの機体を発見した。追撃しながら、エディに説得を試みるヘンリー。しかし彼は、操縦を誤って命を落としてしまう。2機に追いつき、彼の死を目撃したカーラも、機体が故障し帰艦を余儀なくされる。
ところが、帰艦途中に墜落し、国交のない北朝鮮上空で脱出することになってしまった。残されたのは、ベンただひとり。チームリーダーである彼の脳裏には、仲間のために死んだヘンリーへの想いが込み上げていた。そして、彼女の気持ちを知りながら、愛を伝えられなかったカーラへの想いも?。

すべての想いを乗せて、最後の任務へと出撃する。

ついに、ベンの前にエディが現れた。ところがエディは、挑発するかのように彼の攻撃をかわし、新たな標的があるシベリアへと飛び立ってしまった。
一方、追撃中のベンの背後から、ロシア機が迫っていた。絶体絶命のベン。しかし、間一髪のところで彼を助けたのは、他でもないエディだった。機体を破損させながらも、オホーツク海上空を飛行する2機。感情を持たない無人戦闘機に反感を抱いていたベンだったが、次第にエディと心を通わせ始めていた。その後、カミングス大佐の指示で、2機はアラスカの私設飛行場に着陸する。
しかしそれは、大佐の陰謀だったのだ。ベンは命を狙われ、エディは人工頭脳を初期化されそうになる。すべてを理解したベンは、エディに乗り込み、飛行場から脱出した。そして、ヘンリーの想いも乗せて、愛するカーラの救出へと向かうのだった?。

スタッフ

監督:ロブ・コーエン
脚本:W.D.リクター
製作:ローラ・ジスキン
製作:マイク・メダヴォイ
製作:ニール・H・モリッツ

キャスト

ジェイミー・フォックス
サム・シェパード
ジョッシュ・ルーカス

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