原題:Fallo!

「郵便屋」のティント・ブラスが帰ってきた! 巨匠のお尻好きは絶好調!前作をはるかに凌ぐエロス満載の傑作!

2003年/イタリア/カラー/ビスタサイズ/90分/ドルビーSRD/R-18 配給:アルバトロスフィルム

2004年5月15日より銀座シネパトスにてロードショー

公開初日 2004/05/15

配給会社名 0012

解説


イタリア映画界が世界に誇るエロスの巨匠、ティント・ブラス。彼の最新作は前作「秘蜜」とはうって変わり、彼本来の背徳的欲望満載作となっている。「Fallo!」というオリジナルタイトルは思いっきり直接的であり、英語タイトルでのDo it!(やれ!)、サッカーなどのファウル、またはそのまま男根という意味もあるくらいだから、彼のやる気満々ぶりが伝わる。イタリアでは、映画の完成とティント・ブラス70歳の誕生日を出演女優全員と祝い、それが新聞、雑誌に大きく取り上げられる話題ぶり。「郵便屋」と同じオムニバス形式で好色な女性たちの6つのストーリーからなり、ブラスの言葉である「エロティシズムとは罪なき純粋な悦びだ」ということを画面いっぱいに表現している。彼の作品の特徴は、思い切りエロチックではあるが、決して男性中心主義ではないこと。ブラス曰く、女性は「エロチックな行為においてイニシアチブを取らせれば、真の主人公である」。「男性は、この新しい状況に身を委ねるしかない」。出演する女優たちもブラスが大好きで、彼の注文には積極的に応えてくれている。だからこそ男性ファンが納得する内容となった。ティント・ブラスのエッチな情熱と彼に対する女優たちの献身が最高度にミックスされ、その欲情ぶり、エロスぶりはめまいのするほど激しいものに。男性のみならず、女性礼賛のブラス調は女性にも必見のエロス大作だ。

ストーリー

第1話「アリバイ」
夫とカサブランカにバカンスの美人妻シンツィア。色男ウェイターを巻き込んで、おだやかな休暇は一転、激しい時間をおくる羽目に。
第2話「2重トラブル」
テレビ局重役夫人のスタイリッシュで知性的なステファニア。彼女はショーガールのエリカと浮気を重ねる夫の裏をかこうと、野心深く出世を狙うディレクターで、エリカの夫でもあるブルーノを誘惑した。押さえていた欲情は一気に爆発!
第3話「二つのハートと小屋」
南チロルのホテルで働くしなやかで肉感的なウェイトレスのカタリーナは婚約者であるコック、シロにそそのかされ、宿泊者のサドマゾ好きのドイツ人女性フラウの申し出を受ける。 フラウの変態に驚きながらも受け入れた後、カタリーナはすごい快感を知る。
第4話「愉快な興奮」
非常に純真でつむじまがりのラファエラは、夫ウゴの興奮して固くなったそれを直前で拒んだ。ウゴは呆然、おれの息子をどうしてくれると叫んでみてももう遅い。彼女の気まぐれはマンネリの打破という目的があったから。性の冒険もそのためと激しく・・・。
第5話「悪く思うほうが罰当たり」
アンナの肉欲はアグティ岬の有名なスワッピングの会で火がついた。彼女の出会ったひねくれもののへレン夫人と、酒と女が大好きなノエル氏と出会い、今まで横暴なフィアンセの前では見せられなかった積極的で興奮した彼女に変身した。
第6話「私を豚と呼んで」
小学校教師ロージーは結婚式のためにロンドンに向う途中でホテルに泊まり、あまり経験のない夫との情事。その時彼女は自分のほうがフィアンセよりもずっと破廉恥なことがわかる。覗かれていると知った夫はカーテンを引こうとするが止めてそのままに。悶える姿を見せることでますます燃えている。なんて私はエッチなの!

スタッフ

製作:レナータ・ライニエーリ
監督:ティント・ブラス
原案:ティント・ブラス
脚本:ティント・ブラス、カルラ・チプリアーニ、マッシミリアーノ・ザニン
撮影監督:フェデリーコ・デル・ゾッポ
舞台・装飾・衣装:カルロ・デ・マリーノ、ルイジャ・バッターニ
音楽:フランチェスコ・サントゥッチ
音楽盤制作:BEAT RECORDS、イタルジェストヴィデオ
製作総指揮:ジョヴァンニ・ベルトルッチ(レティツィア・チネマトグラフィカ)
制作:ウーゴ・トゥッチ、ロベルト・ディ・ジローラモ(イタルジェストヴィデオ)
編集:ティント・ブラス

キャスト

マルスカ・アルベルタッツィ
ヴィルジニア・バッレット
サラ・コズミ
リュドミラ・デルカシュ
アンジェラ・フェルライーノ
グラツィア・モレッリ
フェデリーカ・パルマー
ラッファエッラ・ポンツォ
シルヴィア・ロッシ
フェデリーカ・トンマーズィ
マッシミリアーノ・カロレッティ
ダニエーレ・フェッラーリ
ステーファノ・ガンドルフォ
ロベルト・ジュリアネッリ
レオ・マントヴァーニ
リッカルド・マリーノ
ヴァスコ・モンテツ
アンドレア・ノービリ
マックス・パローディ
アントニオ・サリネス

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