原題:NIGHTMARE

全世界震撼、絶叫者続出!!

東京国際ファンタスティック映画祭2003正式出品作品::http://tokyofanta.com/ 韓国・第4回富川国際ファンタスティック映画祭クロージング作品 ポルトガル・第21回Fantasporto国際映画祭公式コンペ部門出品 スペイン・第34回シッチェス国際映画祭「オリエント・エクスプレス」部門出品 第15回英国リーズ国際映画祭招待作品

2000年/韓国映画/97分/カラー/アメリカンビスタサイズ/SRD Mythosフィルム製作 日本版字幕:根本理恵 配給:松竹/宣伝:パンドラ 宣伝協力:スキップ

2004年11月25日よりDVD発売開始 2004年11月25日よりビデオレンタル開始 2004年7月3日より新宿シネマミラノほか全国ロードショー

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公開初日 2004/07/03

配給会社名 0003

解説



友達でしょ… お願い、ひとりぼっちにしないで…
「友引 ともびき」とはーー
友引…16世紀頃、中国より伝わった六曜〈先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口〉の一つで、物事に勝ち負けがないとする日。この日、葬儀を行うと、文字通り親しい者をあの世へひっぱると言われ、古くより友引の日の葬儀は忌み嫌われてきた。単に迷信にすぎないのか、それとも…。仲間の死が、想像を絶する恐怖を呼び込む『友引忌/ともびき』。「死んだあの子が迎えにきたよ」ひとり、また一人、友達が消えていく。逃れられない死の恐怖、最後までこの恐怖にあなたは耐えられますかーー

2004年夏、韓国映画史上”最恐”ホラーがやって来る!!
監督アン・ビョンギ × ハ・ジウォン主演
『ボイス』のコンビが創り上げた未曾有の戦慄!
 大学卒業から2年…。ヘジンは、サークル時代の仲間ソネと感激の対面を果たす。しかし、ソネの顔は恐怖に引きつり、何かに怯えているようだった。「あの子が、私を見ているの…」ヘジンが問いただすと、彼女の口から出てきたのは、学生時代に自殺した友達ギョンアの名前だった。「死んだ友達が目の前に現われるはずがないじゃない」ソネの訴えに取り合わないヘジンだったが、その恐怖がやがて現実のものとなる。かつての仲間一人一人に、思いもよらない”友達”との再会が訪れ…。

 大学時代をともに過ごした大切な”友達”に、次々と襲いかかる死の恐怖。「逃げても逃げても、死んだあの子がついてくるよーー。」”友達”という身近な存在を題材にした、かつてない衝撃のホラーが誕生した。あまりの恐さに絶叫者続出! 本国韓国で上映されるやいなや、”恐くて1人では観られない映画”として、オープニングの2日間だけで4万人の観客をスピード動員、すぐさま拡大上映が決定したほどの大反響を巻き起こした。本作撮影中には、出演俳優の一人であるユ・ジテが大けがを負い、撮影続行が危ぶまれるなど、不可解な事故や怪現象が続発。「何かの怨念か」と、出演者やスタッフ一同を震え上がらせたいわくつきの作品でもある。これらの怪現象が拍車をかけ”本当に恐い映画”として、韓国中を震撼させた話題のホラー『友引忌/ともびき』がいよいよ日本に上陸。2004年夏、日本全土を絶対恐怖で包み込む!  観てしまったら最後、あなたもこの恐怖の連鎖から逃れることはできない。ほら、あなたの後ろにも…。
 監督を務めた新進気鋭の映像作家アン・ビョンギは、本作の成功で一躍脚光を浴びる。これがきっかけで、ハリウッド・メジャー会社もいち早く彼の才能に注目、ブエナビスタ・コリアが初めて韓国映画に出資することを決定し、監督二作目となる『ボイス』が製作されたほどであった。同作は、世界的に大ヒットを記録! 日本において、一大韓国ホラーブームを巻き起こしたことは記憶に新しい。『友引忌/ともびき』を創らずして、アン・ビョンギの成功はなかった! 本作は、まさにホラー映画の鬼才アン・ビョンギの原点とも言える作品である。自らクラシック・ホラー・マニアだと語るアン・ビョンギ監督は、斬新なアイデアと巧みな演出力で、今やハリウッドを席巻するジャパニーズ・ホラー『リング』や『呪怨』を凌駕するような凄まじいホラー映画『友引忌/ともびき』を生み出した。友達の死により始まった、恐怖の死の連鎖。今度は友達が恐いーー?! 得体の知れない恐怖ではなく、身近な存在を扱っているからこそ、よりリアルで生々しい恐怖の世界が広がる。
 撮影監督は『ラスト・プレゼント』で日本中の涙を搾り取ったイ・ソッキョン。戦慄の映像を盛り上げる映画音楽を担当するのはイ・テボム。本作のためだけに総勢39名のミュージシャンが参加するプロジェクトバンドを結成、韓国映画としては破格とも言える3億ウォンの製作費と5ヶ月もの時間を費やしたことでも話題をさらった。
 主演は、本作の鬼気迫る演技が絶賛され、『ボイス』の主演にも抜擢されたハ・ジウォン。『ボイス』では、恐怖に立ち向かうヒロインを演じたが、本作では恐怖の発端となる、美しくも恐ろしいヒロインを怪演。まるで何かに憑衣されたかのような、ハ・ジウォンの凄まじい形相は凍てつく恐さ。彼女の美しい顔立ち、猫のように鋭く輝く瞳が更なる恐怖を生み、観る者を〈絶対恐怖〉に落とし入れる…。立て続けにホラー映画に主演、 “ホラークィーン”の異名をとるハ・ジウォンだが、最近はそのイメージを払拭すべく、『色即是空』『愛しのサガジ』など、コメディ作品にも果敢に挑戦。幅広い演技で魅せるハ・ジウォンは、韓国映画界をリードするトップ女優である。恐怖にとり憑かれ、壮絶な死を遂げていく大学時代のサークル仲間役には、新世代スターが勢揃い。『オールド・ボーイ』『春の日は過ぎゆく』などに出演、日本でも高い人気と知名度を誇る俳優ユ・ジテをはじめ、『女校怪談』のキム・ギュリ、『カル』のユ・ジュンサンら、今後さらなる活躍が期待される俳優が多数共演している。

ストーリー



予期せぬ”友達”との再会
 大学院に進学した知的な女子大生ヘジンの元に、大学時代のサークル仲間ソネが、2年ぶりに訪ねて来た。「黙ってアメリカに行ったきりで、2年も音沙汰無しなんてひどいじゃない」友人との久々の再会に喜ぶヘジンだったが、どこかソネの様子がおかしい。その顔は恐怖に青ざめ、身体は震えているようだった。心配したヘジンが訳を聞くと、ソネは重い口を開いた。
「実は逃げて来たの。あの子が、私につきまとうの…」
「あの子って誰?」
「ギョンアよ」
「何を言っているの、ギョンアは死んだじゃない」
 彼女の口から出てきたのは、学生時代に投身自殺をした友達ギョンアの名前だった。

2年前の出来事
 誰よりも仲間思いで、心優しいへジン。ちょっと勝ち気で、ボーイッシュさが魅力のソネ。将来が嘱望される野球部のスター選手で、ソネが密かに想いを寄せるヒョンジュン。卒業前に司法試験に合格した秀才でサークルのリーダー格、ジョンウク。ミス・キャンパスで、サークルが誇るセクシー美女ミリョン。どこでもビデオを撮り続ける映画監督志望のセフン。彼ら6人は、 “A Few Good men”と呼ばれる大学のサークルに所属する仲良しグループだ。そこに新入生のギョンアが加わり、グループは7人となる。清楚で可憐な少女ギョンアに、とたんに心を奪われるヒョンジュン。しかし、ギョンアのまわりで超常現象とも言える不可解な現象が続発、次第にグループ内がギクシャクしはじめる。そんな時、事件は起きたーー。

逃れられない死の恐怖
 忌わしい事件から2年ーー。死んだギョンアが目の前に現われるはずがないと、ソネの必死の訴えに取り合わないヘジンだったが、その恐怖がやがて現実のものとなる。それぞれの生活を送っていたかつての仲間は、思いもよらない形で再会を果たすのだった。第一の犠牲者は、いまや新進アーティストとして活躍するセフン。目玉をえぐられ、二目と見られない、忌わしい死体となって発見される。次は、ヒョンジュン。膝の故障が原因で野球の道を断念、日雇い労働者として工場で働く彼もまた、思わず目を背けたくなるような姿で…。そして、CMなどで活躍するタレントになったミリョンの血まみれの死体が自室のシャワールームで発見される。ヘジンたちは、友達が次々と不可解な死を遂げるのを目の当たりにしながら、なすすべもない。ソネの言う通り、本当にギョンアの霊の仕業なのだろうか? だとしたら、何故? 友達なのに…。2年前のギョンアの自殺に何か関係があるのだろうか? 残された、へジン、ソネ、ジョンウクの3人にも死の恐怖がじわじわと近づいていく。次の犠牲者はーー!?

スタッフ

監督・脚本......アン・ビョンギ
脚本......ウォン・ジョンフン
撮影......イ・ソッキョン
音楽......イ・テボム

キャスト

ギョンア......ハ・ジウォン
ヒョンジュン......ユ・ジテ
ヘジン......キム・ギュリ
ソネ......チェ・ジョンユン
ジョンウク......ユ・ジュンサン
セフン......チョン・ジュン
ミリョン......チョ・へヨン

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