「青ひげ公の城」で、妖艶な第二の妻を演じ、絶賛を浴びた、三上博史、15歳、衝撃のデビュー作!!

1978年/日本/40分/ 提供:紀伊国屋書店 配給:人力飛行機舎、ポスターハリス・カンパニー、テラヤマワールド

2003年12月6日よりユーロスペースにてレイトショー

公開初日 2003/12/06

配給会社名 0397

解説

影監督の鈴木達夫が、新たにデジタル処理した映像は、幻想と詩とエロチシズムの交錯する究極のテラヤマ・ワールド。
映画「草迷宮」は、「アンダルシアの犬」のピエール・ブロンベルジュのプロデュースにより、「エマニエル夫人」のジュスト・ジャカン、「罪物語」のワレリアン・ボロズウィックがそれぞれ監督したふたつのエピソードと共に、「プライベート・コレクション」というタイトルで、1979年のパリ市内30館で上映され、特に「草迷宮」は高く評価された。この作品に衝撃を受けた、「愛のコリーダ」製作のアナトール・ドーマンは、公開直後寺山に、カンヌ映画祭を騒然とさせたハードコア作品「上海異人娼婦館」(カンヌ映画祭監督週間特別上映)の監督を依頼したほどである。
日本では、寺山修司の没後1983年にロードショー公開され、絶賛を浴びた。が、フィルムの状態悪化のため惜しまれつつ上映が中断。没後20年を記念してデジタルニューマスター完全版として蘇る「草迷宮」は、寺山修司の幻想世界の集大成であり、彼のシュールでアヴァンギャルドな演劇手法を取り入れた、映像美の最も頂点を極めた作品です。時代を超えて兆発し続ける寺山の質問にあなたは答えを出せますか…。

ストーリー

スタッフ

監督:寺山修司
原作:泉鏡花
脚本:寺山修司、岸田理生
撮影:鈴木達夫
音楽:J・A・シーザー
美術:山田勇男
編集:大島ともよ
録音:木村勝英
挿画:花輪和一
美術進行:浅井隆
コーディネーター:ヒロコ・ゴヴァース
助監督:相米慎二

キャスト

三上博史
若松武
新高けい子
伊丹十三
福家美峰

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