2002年/日本/ 製作:WOWOW、カズモ

2003年3月15日トリプルコラボレートプロジェクト「カノン インプレッション」にて上映 2002年1月2日午後9時よりWOWOWでオンエア

公開初日 2003/03/15

公開終了日 2003/03/15

配給会社名 0365

解説

青春期にあこがれた音楽家への夢も忘れ去り平凡に暮らす瑞穂のもとに、かつての恋人からヴァイオリンのテープが届く。死の前に瑞穂に託した曲は「カノン」、その旋律とともに、青春期の「事件」が、再び、瑞穂の前に立ち現れる。
新鋭の監督・行定勲のファンタジック・ホラー。

ストーリー

「・・・聞こえるでしょう? カノンが。だから、もうあの夏のせいにするのはやめにして・・」
20年の時を越えて囁く死者のメロディー。

音楽教師・瑞穂は学生時代の恋人の通夜で、遺族からある物を手渡される。それは、その男、香西が自殺する瞬間まで弾いていたバッハの「カノン」が録音された一本のカセットテープであった。
瑞穂が、そのテープから流れる奇怪な旋律に身を委ねた時、過去に封印されていた濃密かつ官能的な合奏の記憶が蘇る。
過去を共有したもう一人の男、小田嶋と、自殺した香西、そして瑞穂が過ごした20年前の夏の穂高。その時から今に続く三人の絡み合う想いと、あまりにも純粋かつ鮮烈な香西のヴァイオリンの響き。様々な感情と記憶が瑞穂の中で交錯する時、周囲では、なぜか、奇怪な事件が続くようになる。
20年の歳月を越えて瑞穂と小田嶋を招く「カノン」が意味するものとは?

スタッフ

原作:篠田節子
監督:行定 勲
脚本:本田紀生
プロデュース:猪狩尚人(WOWOW)、大山勝美

キャスト

小牧瑞穂:賀来千香子
小田嶋正寛:石橋凌
瑞穂(大学生);内藤陽子
小田嶋(大学生):大森南朋
香西康臣:水橋研二
小田嶋美佐子:中村久美
小牧和夫:光石研
岡宏子:小野みゆき
岡宏子(大学生):内藤陽子(二役)

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