2003年/日本/カラー/ 配給:東宝

2010年11月03日よりDVDリリース 2005年07月20日よりDVDリリース 2003年08月08日よりビデオレンタル開始 2003年3月8日より東宝邦画系にてロードショー 同時上映:Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン

©2003 藤子プロ・小学館・テレビ朝日

公開初日 2003/03/08

配給会社名 0001

解説

劇場版「ドラえもん」第24作目は、「風の世界の村」を舞台に、原作短編に登場する卵から生まれた台風のフー子が登場します。
台風が過ぎ去った気持ちのいい朝、のび太は不思議なつむじ風と出会い「フー子」と名づけます。大きくなってきたフー子のために、のび太とドラえもんは、どこでもドアで大平原へと連れていく。が、突然、洞窟に吸い込まれ、「風使い」たちが暮らす、不思議な風の世界へ迷い込んでしまいます。

ストーリー

物語の舞台はモンゴル、チベットに近い、風の大地。
そこには「風を有効利用」する“風の民”と、「風を支配」しようとする“嵐族”という種族がいた。“嵐族”は、風の大地に眠る遺跡を彫り返し、今は封印されている古の風の巨大モンスターとして恐れられている“フーロン”を目覚めさせ、“風の民”ひいては地球全体を支配しようと考えている。ある日、“嵐族”が、フーロン復活を目論み遺跡に祭られている3つの玉を手に入れようとした瞬間、突然玉が三方へ!ひとつは風の世界へ、ひとつは南太平洋の火山島へ、そして残るひとつは台風の低気圧に乗ってスネ夫の足元に転がり落ちた!!

 玉はスネ夫の操縦するラジコンカーにぶつかり、その衝動でパカッと2つに割れた。
そして、その中から飛び出してきたのは、なんと、小さなつむじ風!元気良く縦横無尽に飛びまわり、人々に可愛いいたずらをしかける。のび太もつむじ風に振りまわされるのだが、ジャイアンにいじめられている時に助けられたりしているうちに、いつの間にかつむじ風はのび太の家へ。台風の子供なので“フー子”と名付け、いつしかかけがえのない存在に。

 ある日、日ごとにパワーを増すフー子を、広いところで遊ばせようと「どこでもいいから、大平原へ!」というリクエストのもと、どこでもドアで広々とした大地に降り立ったドラえもんたち。と、そこは風車が立ち並び、不思議な乗り物に乗って人々が飛び、風をあやつる“風使い”たちが住む「風の民の村」だった!のび太たちは、この村でテムジンというガキ大将に出遭い楽しくみんなで遊んだが、その様子をジッと見つめる影が…。なんとそれは、巨大な風モンスターを生み出した邪悪な嵐族の一員”フーシー”という男。失った3つの玉から帰った台風の子を集めることで再びモンスターを作れると知っている彼は、なんとスネ夫の体に乗り移り、フー子を奪い取ろうと画策を始める。そして、人が変わったようになったスネ夫は、ドラえもんのポケットを奪い、どこでもドアを壊し、ついにフー子を奪い去ってしまう!
 突然変貌してしまったスネ夫に驚き、フー子の行方を心配するドラえもん、のび太たち。テムジンら“風の民”たちも協力して、ついに“嵐族”との対決が!!スネ夫を、フー子を、そして地球を守るんだ!
 大平原を舞台に、壮大なドラマが今はじまる!!

スタッフ

原作:藤子・F・不二雄
監督:芝山 努
脚本:岸間信明
テーマ曲「またあえる日まで」(歌:ゆず)

キャスト

ドラえもん:大山のぶ代
のびた:小原乃梨子
しずか:野村道子
ジャイアン:たてかべ和也
スネ夫:肝付兼太

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