許されざる者

でんでん虫

2003年／日本／カラー／149分／ 配給：シネマパラダイス 配給協力：イメージフォーラム

2002年6月13日ビデオ『獅子の決戦　許されざる者　第一章』レンタル開始 2002年8月8日ビデオ『獅子の決戦　許されざる者　第ニ章』レンタル開始 2003年3月29日よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー

©2003 シネマパラダイス

公開初日　2003/03/29

配給会社名 0353

解説

ストーリー

結婚式会場で親分を殺された連城一家直若・総長付、守部梓(加藤雅也）。
彷徨える街で孤独に荒れていた自分に手を差し伸べてくれた親分、彦九郎（津川雅彦）への忠義を貫くべく、梓は一人その復讐を胸に誓う。
しかし、その仇となる男は、他でもない梓の実の兄、芹田軍司（藤竜也）だった。
暗く悲しい過去を持つ二人の兄弟はそれぞれの生き方を貫き通した末に、いま不条理にも、仇敵として久しぶりの再会を果たす。
血気盛んな渡（美木良介）との格闘の末、公安の酒井（松方弘樹）からの情報提供によりその事実を確認する梓。
ホストクラブに勤める昔の舎弟・水谷（北村一輝）をも巻き込み、２人は親分・彦九郎の命を狙った双元会への復讐を始める。
一方、双元会に雇われたはずだった軍司も、組の抗争劇を闇に葬るべく仲介を狙った双元会・奥田興業舎弟本部長、坂崎（石橋蓮司）共々組の裏切りにあいその命を狙われるはめとなる。
そして徐々に修羅の道へと落ちてゆく軍司と坂崎。
その頃、組の内部問題でもめる渡と若頭の白石（根津甚八）は、組同士の全面戦争を防ぐべく、双元会幹事長・東条（勝野洋）、同・若頭の佐田（野村将希）との接触を図ろうとする。
やがて明るみになってゆく彦九郎暗殺計画の真相。
次々に姿を現す大物たちの裏の顔にしり込みする渡たちとは対象的に、梓は着々とその復讐劇を遂行してゆく…。
そんな梓の背を、下町の一角で小さなお好み焼き屋を営みながら見守る妻、洋子（相田翔子）。やがて彼女を巻き込んで、朴訥な殺し屋・朝倉（平田満）が梓暗殺に名乗りを上げる。

その人生を全うしようとする梓と水谷。
様々な思惑が蠢くアウトローな世界の中で、複雑に絡み合ってゆく二人の純粋な想い…。次第に明るみになってゆく事件の真相の果て、二人は何処へ向かい、そして何を見つけてゆくのか？

スタッフ

原案・脚本：武知鎮典
監督：三池崇史
製作：夏山易子
エグゼクティブ・プロデューサー：夏山静香
企画：武知鎮典、瀬戸恒雄、松島富士雄　
企画協力：夏山昌一郎、前田茂司
プロデューサー：甲斐路直、田所幸三、夏山牧子
撮影：田中一成
照明：吉角荘介
録音：小原善哉
美術：尾崎龍生
音楽：遠藤浩二
製作：シネマパラダイス
制作：ジェネックス
制作協力：楽映舎
配給：シネマパラダイス
配給協力：イメージフォーラム　

キャスト

守部 梓 （連城組一家直若・総長付）：加藤雅也

水谷 真一（元守部の舎弟）：北村一輝

連城 彦九郎（連城一家総長）：津川雅彦
坂崎 康昌（双元会・奥田興業舎弟本部長）：石橋蓮司
白石 幸長（漣城一家若頭・白石組組長）：根津甚八
渡 徹郎 （同　若頭代行・渡組組長）：美木良介

北畠 高時（双元会会長）：神山繁
東条 正利（同　幹事長・東条組組長）：勝野洋
佐田 照久（同　東条組・若頭）：野村将希
朝倉 時貞（殺し屋）：平田満
新見（双元会・奥田興業・若頭）：遠藤憲一
友田（双元会系組員）：小沢和義
中元（守部舎弟）：本宮泰風
ホナミ（渡の娘）：夏山千景
洋子（梓の妻）：相田翔子
梓の母親：有森也実（友情出演）
渡の女房：秋本奈緒美（友情出演）

辻堂 成玄（大物フィクサー）：近藤正臣
大原 由達（大物政治家）：長門裕之
酒井 史郎（公安警察）：松方弘樹
芹田 軍司（殺し屋）：藤竜也

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