2002年/日本/111分/ 提供:近代映画協会、ギャガ・コミュニケーションズ、日活、衛星劇場、広美 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2003年05月21日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年05月21日よりDVD発売開始 2002年10月5日より新宿東映パラス2、シネマメディアージュにてロードショー公開

公開初日 2002/10/05

配給会社名 0025

公開日メモ 家族の問題、アダルト・チルドレン…誰もが持っている深い心の痛みに、傷ついた20代の女性が、年下の男性との出会いに動かされ、新たな道を歩き始める。本当に癒されることの意味を問う感動のラブ・ストーリー。

解説


家族の問題、アダルト・チルドレン…
誰もが持っている深い心の痛みに、傷ついた20代の女性が、年下の男性との出会いに動かされ、新たな道を歩き始める。
本当に癒されることの意味を問う感動のラブ・ストーリー。
「プラナリア」で直木賞を受賞、現代女性に圧倒的に支持されるベストセラー作家山本文緒小説「群青の夜の羽毛布」を初映画化。主演はテレビ・CFのみならず執筆活動など多彩に活動を展開する映画初主演の本上まなみ。主題歌には心深く揺さぶる歌声で魅了する現代の歌姫、鬼束ちひろ。この話題の3人の女性が本作品で初のコラボレーションをすることとなった。
共演に「ウォーターボーイズ」で注目の玉木宏、「案山子」の野波麻帆、ベテラン藤真利子を迎え、「がんばっていきまっしょい」の磯村一路監督が、繊細に女性心理を描き、人の心の瑕と再生に真摯に取り組んだ感動作。人間関係に心が深く傷ついた若い女性が、年下の青年と出会い、心を癒されていく…本当の”癒し”のラブストーリーです。

ストーリー


大学生の鉄男(玉木宏)には憧れている女性がいた。バイト先のスーパーによくやってくる美しい年上の女性さとる(本上まなみ)。ある日鉄男の目の前で貧血で倒れたさとるを助けたことから、鉄男はさとると付き合うようになる。聡明でもの静か、時に病的なほど繊細で人前に出ることに恐れるさとるは、反面、ホテルへ積極的に自分から誘うなど、大胆なところがある。それでも鉄男はそんなミステリアスなところを含め彼女を愛するようになる。

さとるは家事手伝いをして郊外の丘の上の自宅で美貌の厳格な母(藤真理子)と明るい性格の妹(野波麻帆)と3人で住んでいる。母は教師で、20才を過ぎた娘たちに対しても、品行方正にと、門限さえある生活を強いている。さとるはそんな生活の中、人前にも出れず、社会的にも取り残された想いの中で、鉄男の純粋で明るい性格に救いを見出していた。病的な内気さも鉄男さえいれば、克服できそうな気がするのだ。

一方鉄男はある日デートの帰りに事故に遭い、門限を破った時の厳しい折濫を見て、さとるの不安の原因が彼女の家庭にあると気づく。鉄男はさとるを陰気な家から連れ出そうとするが、さとるは家から出ることができない。母の庇護の元から離れることなど、とてもできそうにないのだ。そして他にも理由が…。

母の干渉はエスカレートし、鉄男との関係、鉄男の就職、さとるとの結婚の強要まで及んでくる。さとるにだまって鉄男に会っていることを知り、母にさとるは初めて反抗する。しかし母の干渉は留まるところを知らず、さとるをさらに追い詰めていく…。

スタッフ

監督:磯村一路
原作:山本文緒「群青色の夜の羽毛布」
メインテーマ:鬼束ちひろ(アルバム「This Armor」より'茨の海')

キャスト

本上まなみ
玉木宏
野波麻帆
藤真利子
小日向文世

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