Last Dance—離婚式—
明るくって!おかしくって!悲しくって! 豪華客船で繰り広げられる21世紀愛の条件
2001年/日本映画/108min 企画:「ラストダンス」プロジェクト事務局 製作:(株)向井プロダクション 配給協力:東映株式会社
2008年03月27日よりDVDリリース 2002年4月12日ビデオレンタル開始 2001年10月6日より新宿東映パラス2にてロードショー
公開初日 2001/10/06
公開終了日 2001/10/26
配給会社名 0004
公開日メモ 明るくって!おかしくって!悲しくって…感動したりして、映画を観た人がハッピーになるそんな映画なんです。
解説
昔は夫の浮気に泣かされていた妻達は何処へ…。年々、女性は強く遅しくなり、男性は昭和の時代を引きずったまま21世紀に突入!そんな男女の夫婦生活に問題が起きないはずはない!?人生の岐路に立った人々が第二の門出に向けいざ、出航!十人十色のワケありカップルたちが船上で繰り広げるドタバタ人間模様を、時に哀しくまた時に可笑しく奏でるエンターテインメントドラマが誕生!!
日本最大の豪華客船“飛鳥”を舞台に、テレビ局の企画番組“離婚式”のために集められた100組の離婚希望夫婦たち。10日間の船上で繰り広げられる愛とは?夫婦とは?結婚生活とは?……。番組のメインイベントを盛り上げるために仕組まれるラストダンス。華やかな衣装に身をつつみ船上で舞い踊るルンバ、ワルツ、タンゴの華麗なダンスシーンの数々。お互いが無関心となってしまっている夫婦たちが、ダンスという二人で作り上げていく共同作業を通して、改めて夫婦とは何かを振り返りそれぞれの答えを見つけてゆく。
ヒロインの雑誌記者・水谷香里を演じるのはNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』の千姫役の好演が記憶に新しく、映画・テレビ・舞台でも精力的に活躍。芯の強さとピュアな魅力を併せ持つ大河内奈々子。テレビ局プロデューサー・松崎大輔には数々の映画で多彩な魅力を発揮し、演技の幅を着実に広げているファッション誌でもおなじみの松岡俊介。広告代理店の大沢和也にテレビ等で活躍の個性派タレント・大竹まこと。離婚希望夫婦の一人佐藤好子に近年、往年のスター・美空ひばりを舞台で演じ話題となった浅茅陽子。離婚騒動渦中の大物スター夫婦・神戸正彦に舞台等で活躍の川崎麻世。その妻・竹田よしみに女優の他、執筆等多才な一面を発揮している山咲千里。ダンス講師・村瀬京花にスクリーン久々の演技派・小川眞由美。また特別出演で森繁久彌、淡島干景のゴールデンカップルが46年ぶりに夫婦役で復活。他ジェームズ三木、柳沢慎吾、真矢みき、モロ師岡、林泰文等、素晴らしいキャスト陣が彩りを添えている。
ストーリー
舞台は、豪華客船「飛鳥」の船上。
新東京テレビ局が企画・制作するスペシャル番組『離婚式』がスタートを迎える。
参加者の離婚希望夫婦100組を乗せ、離婚に向けた航海が始まる。
大沢「これはバラエティ離婚番組なんや、おもろないと意味があらへん!」
大棚「調子にのっちゃって」
番組を担当するのはディレクター大輔(31)とプロデューサー大沢(45)。腐れ縁の2人だが、視聴率アップという目的の前では非情になる大沢の姿勢に、大輔は序々に違和感を感じていく。
香里「まかせてくださ!離婚スクープ、絶対とってきます!」
俳優夫婦の離婚記事を狙って乗船した芸能記者の香里(26)。失恋という傷を持ちながら、夢を追いかける気丈な女性。大輔と出会い、お互いに本音をぶつけ合う仲に…。
「妻が毎日何してるか、あの人まったく興味がないのよ」
「男ってさ、女の前では格好つけたいもんなんだよ」
「女は一度こうと決めたらやり通す!」
「男は要嶺と精カ!」
「結婚が幸せとは限らないわよね・・・」
「離婚も人生における前向きな選択肢のひとつだと・・・」
船には、俳優同士の仮面夫婦、シルバー離婚を言い出された中年男性、若気の至り夫婦、浮気夫と巨体妻、キャリアウーマンと優柔不断夫、なぜか仲睦まじい老夫婦など、バラエティに飛んだ面々が乗船している。
男と女の様々な思いが船上で交錯していく——。
「ダンスカップルも夫婦と同じく、2人揃って創っていくものです」
「僕、このダンスで自分に自信をつけたいんです!」
番組の企画として、ある課題を与えられる100組夫婦たち。それは、夫婦ペアで踊る社交ダンス。
レッスンを受ける中で、ペアの難しさ・夫婦で踊る事へのとまどい嫌悪感を感じる面々。
しかし中には、ダンスを通し自分を見つめなおす人物も…。
それぞれのドラマの展開と同時に、船は赤道へと進む。
大輔「本当の夫婦…?」
香里「それがどんな夫婦か、私もまだ見たことないけどね」
反発しあいながらも、男と女として接近してゆく香里と大輔。様々な夫婦のドラマに触れながら、男女、夫婦のあり方を模索していく。
「ではこれより、離婚式を行います」
船が赤道を通る時、離婚式は開催される。
——不満、絶望、自暴、意地、情——
それぞれが胸の中に様々な思いを抱え、迎えた離婚式当日。100組の夫婦が出した結論は?!
暑い1月1日、決断の瞬間——
スタッフ
原案:向江寛城
監督:向井寛
脚本:鈴木盛子、坂本愛子、吉田茂水
撮影:鈴木史郎
照明:長谷川明夫
録音:中山隆匡
美術:佐々木敬
編集:菊池純一
エグゼクティブプロデューサー:宗豊
プロデューサー:藤原廣夫、内藤三郎、内田わか
ラインプロデューサー:垣内健二、小田和治、大塚俊夫、伊禮慶子
キャスティングプロデューサー:芥光生
提携:財団法人ボールルームダンス連盟
社団法人全日本ダンス協会連合会
キャスト
大河内奈々子
松岡俊介
大竹まこと
浅茅陽子
林泰文
真矢みき
モロ師岡
土屋久美子
森繁久彌
淡島干景
柳沢慎吾
マイケル富岡
ジェームス三木
川崎麻世
山咲千里
小川眞由美
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