アトランティス/失われた帝国
原題:Atlantis: The Lost Empire
ウォルト・ディズニー生誕100周年記念作品 まだ誰も知らない史上最大の「謎」・・・ 伝説の古代文明に挑む愛と勇気のアドベンチャー!!
第14回東京国際映画祭クロージング作品 2002年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭出品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm
2001年6月15日全米初公開
2001年/アメリカ/シネマスコープ・サイズ/ドルビーSRD/上映時間:1時間35分/日本語版字箒:戸田奈津子 配給:ブエナビスタ・インターナショナル(ジャパン) 提供:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2002年6月28日よりビデオ&DVD発売 2002年12月8日(土)より丸の内プラゼールほか松竹・東急系にてロードショー公開
(C)Disney Enterprises,Inc.All rights reserved
公開初日 2001/12/08
配給会社名 0069
公開日メモ ウォルト・ディズニー生誕100周年記念作品まだ誰も知らない史上最大の「謎」・・・伝説の古代文明に挑む愛と勇気のアドベンチャー!!
解説
《ミステリアスな〈 夢 〉に酔う。エキサイティングな〈 冒険 〉に湧く——世界を揺るがす、史上空前のミステリー・アドベンチャー!》
ウォルト・ディズニー生誕100周年を記念し、空前の映像プロジェクトが実現した。ディズニーのイマジネーションが結晶した、驚異のミステリー・アドベンチャー『アトランティス/失われた帝国』。人類史上最大の《謎》を求めて、いま、エキサイティングな冒険の旅が始まる。シネマスコープならではの圧倒的なスケール感と、2Dと3Dの完壁な融合によるハイブリッド映像の躍動感。そして、生命力溢れるキャラクターたちが織り成すミステリアスなストーリーに魅せられて、いつしかスクリーンの彼方の未知なる世界へ・・・。世界はついに、《アトランティス》を目撃する。
「不運なる一昼夜の間に、アトランティスは海中深くに没し、姿を消した」…ギリシアの哲学者プラトンが紀元前360年に書き記して以来、人類はこの幻の大陸《アトランティス》に魅せられてきた。そして2001年ウォルト・ディズニー生誕100周年を記念し、『美女と野獣』『ノートルダムの鐘』を生んだプロデューサーのドン・ハーン、監督ゲイリー・トゥルースゲイル&力ーク・ワイズの黄金トリオら、ウォルトの夢の継承者たちが総力を結集。この人類史上最大の謎から、最高の映像エンターテイメントを誕生させた。
ドラマティックなストーリーを展開するのは、人間味溢れる魅力的なキャラクターたちだ。夢を捨てられないために孤立する学者マイロ。その手にアトランティスの運命を握るプリンセス・キーダ。亡き親友の夢に私財を投じる大富豪ウィットモア。そして、いつも冷静なローク隊長、セクシーな副官のヘルガ、メカのプロの少女オードリーをはじめとする、バラエティに富んだ《アトランティス》探検隊のメンバーたち。様々な人間模様を織り成す彼らは、《アトランティス》を求めてひとつに結ばれ、壮大なる冒険へと導かれていく。苦難の旅の末に姿を現わした《アトランティス》は、探検隊の予想に反して古代の遺跡などではなかった。それは、1万年の時を超えて、なお生き続ける奇跡の帝国だったのである。果して、《アトランティス》の生命の源とは?そして、王位継承者であるプリンセス・キーダに隠された秘密とは…?!
プロダクション・デザインの白眉は、荘厳な美を放つ海底世界。無限に拡大するイマジネーションを映像化するために、スクリーンにはシネマスコープ・サイズを採択。2Dと3Dを完璧に融合させたハイブリッド映像には、362ショットのデジタル・エフェクトが使用され、溶岩を噴出する火山、輝くクリスタル、大津波、戦闘シーンなど、実写以上にダイナミックなスペクタクル・シーンが観る者を幻惑する。
視覚のみならず、聴覚もまた快い刺激で満たされる。音楽は『シックス・センス』『ダイナソー』を手掛けたハリウッドを代表する作曲家、ジェームズ・ニュートン・ハワード。《アトランティス》の神秘性を表現するために、インドネシアの民族音楽であるガムランを取り入れ、大作感と斬新さを併せ持つ壮大なスコアを完成させた。さらに、『タイタニック』『プライベート・ライアン』など7度のアカデミー賞に輝く天才的ミキサー、ゲイリー・リドストロムが音響を担当。驚愕の臨場感は、これが映画であることすら忘れさせる程だ。
ディズニーの《夢》と太古の《謎》に、最先端のテクノロジーが加わり、未体験の映像エンターテイメントが誕生した。子供たちには心踊るファンタジーを、大人たちには感動的なロマンを与えてくれる、奇跡のイマジネーション・ワンダーランド《アトランティス》は、あなたを呼んでいる…。
ストーリー
《亡き祖父の夢——《アトランティス》の謎に挑むマイロ・サッチ。古代の日誌が、彼を未知なる冒険へと導いていく・・・》
時を超えて人々を魅了してやまない、ひとつの伝説がある——それは、まだ我々の世界にいかなる文明も存在していなかった遥か昔のこと、遠い海の彼方に、《アトランティス》と呼ばれる帝国があった。しかし、卓越した文明を開花させ、その栄華を極めていたアトランティス帝国は、わずか一昼夜の間に海中深く没し、跡形もなく消滅した…。
——その存在を証明するものはなく、ただ大いなる謎だけが後の世に残された。アトランティスは実在したのだろうか?もしそうであるならば、なぜ消滅したのだろうか?
1914年若き地図製作者にして、才能溢れる言語学者であるマイロ・サッチは、亡き祖父サディアス・サッチの遺志を継ぎ、人類最大の謎・失われた帝国《アトランティス》の発見を夢見て、日夜研究を続けていた。中でもマイロは、伝説の古文書<羊飼いの日誌>を探し出すことに精力を傾けていた。アトランティス語で書かれたその古文書こそ、《アトランティス》の謎を解く鍵を握ると祖父から聞かされていたからである。しかし、考古学会は《アトランティス》はおろか、日誌の存在すら信じようとしないため、マイロは資金援助を得ることができずに途方に暮れていた。
そんなある日、マイロは祖父の知人だという変わり者の大富豪プレストン・ウィットモアの家に呼び出される。何とそこには、伝説の「羊飼いの日誌」が!しかも、日誌はマイロの祖父によって発掘され、いつかマイロに渡すようにウィットモアに託されたという。ウィットモアは自らが出資した《アトランティス》探検隊に参加するようにマイロに要請。それは、地質学、爆破、メカニック、軍事、医学など各分野のエキスパートからなるチームで、マイロは言語学のエキスパートとしてアトランティス語を解読し、チームを導く重要な役割を担うことになる。亡き祖父の残してくれた夢を実現するチャンスに、マイロは即座に参加を決意。かくして9人のエキスパートを中心とする、史上最強の《アトランティス》探検隊が誕生した。
探検隊一行は、最新式潜水艦ユリシーズに乗り込み、《アトランティス》を目指し海底深く突き進んでいく。日誌に記された場所に達した時、突如巨大な怪物レビヤタンが襲いかかる。その姿は、あたかも《アトランティス》への入口を守る守護神のようであった。レビヤタンの攻撃によってユリシーズの船体は引き裂かれるが、探検隊は小型の脱出艇=アクア・エバックにそれぞれ乗り移り、危機一髪で脱出に成功。しかし、レビヤタンは圧倒的な攻撃力で次々とアクア・エバックを破壊していく。誰もが死を覚悟したとき、マイロたちが乗ったアクア・エバックは、突如海中から不思議な空間に抜け出した。眼前に広がるのは、未知の大陸——それこそが、失われた帝国《アトランティス》だったのである。探検隊を待っていたのは、想像を絶する神秘の世界——文明と自然とが完璧に調和した楽園のような都市に、平和に暮らす人々の営みがあった。アトランティス人に貧富の差はなく、人々は豊かな自然の恵みを分かち合った。しかし、太陽の光も届かない海底の大陸に、なぜ生命が存在するのだろうか?
やがて探検隊一行は好奇心旺盛なアトランティス王女、プリンセス・キーダに出会い、キーダの父であるアトランティス王のもとに案内される。しかし、なぜか王は彼らに即刻立ち去るよう命じるのだった。プリンセス・キーダのとりなしもあって、長旅の疲れをとる時間を与えられた一行は、アトランティスの探検を開始。マイロは、プリンセス・キーダの案内で未知の世界へと足を踏み出した。目にするもの全てが驚きに満ち、彼は感動にうち震える。しかし、アトランティスは決して永遠の楽園ではなかった。かくも豊かなアトランティスの生命の源は、実は高貴な輝きを放つ不思議なクリスタルにあった。しかし、その生命の源はほどなく尽きようとしており、帝国の繁栄には陰りが見え始めていたのである。
一方、プリンセス・キーダもまた、マイロたちの住む未知の世界の話に目を輝かせる。お互いを通して、新しい世界への扉を開いたふたりの間には、いつしか固い絆が生まれていた。
アトランティスの人々は、海底に没して以来、読み書きの能力を失っていた。偉大なる祖先が残したアトランティス語を解読できるのは、いまや外の世界からきた言語学者のマイロだけだったのである。プリンセス・キーダは、水中に沈んだ古代の遺跡にマイロを連れて行く。そこには、謎に満ちたアトランティスの生命の源について、克明に記されていた。夢中になってアトランティス文字を解読するマイロ。やがて彼は、プリンセス・キーダのクリスタルの首飾りに、アトランティスの運命を握る驚くべき秘密が隠されていることを知る。
だが、マイロとプリンセス・キーダが気づかない間に、恐ろしい陰謀が進行していた。果してマイロはアトランティスを救うことができるのだろうか?そして、探検隊の秘められた目的とは…?
スタッフ
監督:ゲイリー・トゥルースゲイル、力ーク・ワイズ
製作:ドン・ハーン
脚本:タブ・マーフィー
原案:力ーク・ワイズ&デイリー・トゥルースデイル、ジョス・ウェドン
ブライス・ゼイベル&ジャッキー・ゼイベル、タブ・マーフィー
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
共同プロデューサー:ケンドラ・ハーランド
美術監督:デヴィッド・ゴーツ
アーティステック・コーディネーター:クリストファー・ジェンキンズ
編集:エレン・キンシー
主題歌:ダイアン・ウォーレンANDジェームズ・ニュートン・ハワード
オリジナル主題歌:"crystal vine"DREAMS COME TRUE
(オリジナル・サントラ盤:avex group)
キャスト
(声の出演)
マイロ・サッチ:マイケル・J・フォックス/長野博(V6)
プリンセス・キーダ:タリー・サマー/木村佳乃
ローク隊長:ジェームズ・ガーナー/辻萬長
アトランティス王:レナード・ニモイ/平幹二朗
ヴィニー:ドン・ノベーロ/内藤剛志
ヘルガ:クローディア・クリスチャン/高島礼子
オードリー:ジャクリーン・オブラドーズ/吉田美和
プレストン・ウィットモア:ジョン・マホーニー/阪 脩
モール:コーリー・バートン/家中宏
クッキー:ジム・バーニー/冨田耕生
ミセス・パッカード:フローレンス・スタンリー/柴田理恵
ドクター・スウィート:フィル・モリス/銀河万丈
ハーコート:デヴィッド・オグデン・スティアーズ
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