原題:Halloween:H20

第1作目から約20年、あの伝脱の絶叫クイーン、ジェイミー・リー・カーティスがついに帰ってきた。

☆東京国際ファンタスティック映画祭99出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/index.htm

(全米1998年8月5日公開)

1998年/アメリカ映画/86分/製作:ディメンジョン・フィルム/ 配給・発売:パイオニアLDC

2002年5月24日よりパイオニアLDCよりビデオ&DVDリリース 2002年5月11日よりシネマ・メディアージュにてロードショー公開

公開初日 2002/05/11

配給会社名 0062/0003

公開日メモ 暗闇に浮かび上がる不気味な白マスク。事件から20年後のハロウィンの夜——のろわれた伝説の殺人鬼マイケルが復活!

解説


「“ローリー・ストロードはその後どうなったか?”すべてはそこから始まったの。」と言吾るジェイミー・リー・カーティスのコメントの通り、企画は彼女のこの一言から始まった。ジョン・カーペンターの代表作とも言うべき「ハロウィン」の第1作目から約20年、第2作目の「ブギーマン」でシリーズから去ったあの伝脱の絶叫クイーン、ジェイミー・リー・カーティスがついに帰ってきた。今度こそ呪われた存在マイケル・マイヤーズを永遠に葬り去るために。第1作目の続編そしてマイケル・マイヤーズの呪われた伝説の最終章ともいうべき本作では、ホラー界のベテラン3世代が結集。ジェイミー・リー・カーテイスが幕びローリー・ストロード役を演じる自後に「13日の金曜日PART2」「13日の金曜日PART3」監督することになるスティーブ・マイナーが「ハロウィン」を見たのは、映画業界への進出を考え始めた頃だった。非常にショックを受けた彼は、今回最終章の監督を務めるに当たって、1作目の持ち味を生かすように心がけたという。そして公開当時12歳で「『スクリーム』の製作において『ハロウィン』から多大な影響を受けた」というケビン・ウィリアムソンは、本作では製作総指揮の一人として名を連ねています。スティーブ・マイナーはジェイミー・リー・カーティスと『フォーエヴァー・ヤング』以来2度目の顔合わせ。、ケビン・ウィリアムソンとは彼による脚本で全米大ヒット中のテレビ・シリーズ“DAWSON’S’SREEK”の数エピソードを監督している。この息の合った3人が作り出した20年後のローリー・ストロード像は、肉親を惨殺され生きる気力を失った弱い女性ではなかった。過去の忌まわしい記憶に苛まれつつも、なんとかそれを乗り切ろうとする意思がある、そしてそれが最後にマイケル・マイヤーズに立ち向かう勇気奮い起こさせる力になる女性である。そしてそれがこの作品のポイントになっているとジェイミー・リー・カーティスは語る。そんな彼女の脇を固めのは、アダム・アーキン(「シカゴ・ホープ」)を除けば、ジョシュ・ハーネット(『パラサイト』)、ミツシェル・ウィリアムス(“DAWSON’S CREEK”)、ジョディ・リン・オキーフ(TV「刑事ナッシュ・ブリッジズ」,“SHE’S ALL THAT”)を初めとするオリジナルの『ハロウィン』を知らない若い世代の役者たちだ。撮影はオリジナルの『ハロウィン』の撮影地から数マイル離れたロサンジェルスのラ・プエンテで行われた。サイレント映画のスター、アントニオ・モレノの邸宅として1920年代に建てられ、現在は歴史的建造物として名を知られている丘の上の屋敷が学校として使われた。屋敷の内部は書斎が、ローリーが教鞭をとる教室のシーンで使われ、1作目でローリーが英語の授業を受けているシーンとダブらせている。この他にも1作目に引き続き、ルーミス医師の看護婦マリオン・ウィッティングトン役にナンシー・スティーブンスを起用したり、ジョン・カーペンター作曲のテーマ曲を使用するなど、オリジナルの「ハロウィン」にオマージュを俸げる場面が随所に見られる。また1作目で効果的に使われたシネスコが本作でも踏襲され、恐怖感を盛り上げている。ジェイミー・リー・カーティスの実の母親であり、ヒッチコックの「サイコ」のシャワーシーンで有名なジャネット・リーが秘書役で出演しているのも映国ファンにはたまらない。

監督略歴
70年代に本編を撮り始め、シリーズものとしては、第1作目の『13日の金曜日』の製作を手がけた後、監督デビュー作となる『13日の金曜日』の2、3作目(殊に3作目は3Dを使いシリーズ中の大ヒットとなった。)、『ガバリン』1作目を監督している。いくつかのテレビ・シリーズのプロデュース、監督を経て、1992年、メル・ギブソン主演の『フォーエヴァー・ヤング』でジェイミー・リー・カーティスと初顔合わせ。その後もテレビの仕事を統け、“Elvis:GoodRockin’Tonight”で本作の撮影監督であるダリン・オカダと、「シカゴ・ホープ」でウィル・ブレナン役のアダム・アーキンと出会う。近年では本国アメリカでの大ヒットテレビ・シリーズ“DAWSON’S CREEK”のパイロット版と数エピソードを監督し、本編ではビル・プルマン、ブリジット・フォンダ主演の“LAKE PLACID”が控えている。

ストーリー



肉親を次々に惨殺されるという忌まわしき惨劇から20年、殺人鬼である兄マイケル・マイヤーズの影に脅えるローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)は、自らの事故死を装い、現在はケリー・テイトと名前を変え、郊外の全寮制私立高校の校長としてひっそりと生活している。ひとり息子のジョン(本作が映画デビューだったジョシュ・ハーネット)も同校に通う高校生で、ハロウィンの夜に誰もいない校舎で親友違とパーティを開く計画をしている。ローリーはハロウィンの夜に“何かが起こる”ことを予感し、ジョンの外出を止めようとするが、過去の亡霊に脅える母を17歳になった息子は理解できない。彼女は唯一信頼を寄せている恋人のスクール・カウンセラー、ウィル・ブレナン(アダム・アーキン)に真実を打ち明けるが、彼とて思い過ごしだと言って、取り合ってくれない。しかしローリーの危惧は現実のものとなった。突然マイケルが帰ってきたのである。彼は学院に忍び込みジョンの仲間を次々に惨殺し、ウィルの命をも奪った。マイケルを葬り去るのが肉親である自分に課された使命であると覚悟を洪めたローリーは、恐怖に脅え、逃げ惑うジョンとガールフレンドのモリー(ミシェル・ウィリアムズ)を校外へ逃すと、たった一人学院内に残り、兄マイケルとの対決を決意した。今度こそ永遠にその息の根を止める為に_。

スタッフ

監督:スティーヴ・マイナー
製作総指揮:ケヴィン・ウィリアムソン
脚本:ロバート・ザッピア、マット・グリーンバーグ
撮影監督:ダリン・オカダ
美術監督:ドーン・スナイダー
音楽:マイコ・ベルトラーミ、ジョン・カーペンター、ジョン・オットマン
編集:パトリック・ラシアー
録音:ジェイムス・M・タネンバウム
衣裳デザイナー:デボラ・エヴァートン

キャスト

ローリー・ストロード:ジェイミー・リー・カーティス
ジョン:ジョシュ・ハーネット
ウィル・ブレナン:アダム・アーキン
モリー:ミシェル・ウィリアムズ

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