原題:Into the Sun

2005年/アメリカ/カラー/97分/ 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2006年03月01日よりDVDリリース 2005年11月26日 スバル座ほか全国東宝洋画系にて公開

公開初日 2005/11/26

配給会社名 0042

解説


アイ・ラブ・ジャパン。
できれば、戦いたくなかった。
こんなに〈極太〉なセガールも、こんなに〈極太〉な大沢たかおも、はじめてだぜ! 新旧ヤクザがぶつかり合い、チャイニーズマフィアが暗躍、CIAがFBIが監視の目を光らせる東京。敵・味方の見分けさえつかぬ、このカオスを舞台に、壮絶なバトルを展開させたのが、日本を舞台にしたハリウッド製超極太任侠アクション「イントゥ・ザ・サン」だ。

ラブシーンあり、マーシャル・アーツあり、殺陣あり、しかも関西弁炸裂!。日本育ちのアメリカ人・セガールが、拳銃を封印し、新しい魅力で迫り来る。まじかよセガール。関西弁だよセガール。指きりげんまんかよセガール。でも、イキイキしてるぜセガール。2丁拳銃をぶっぱなすお得意のセガール節を封印。大好きな”日のいずる国”を舞台に、肉弾アクションはもちろん、日本刀を振り回し、プロポーズまで妙演。”人を斬りまっせ、ワシは、今夜”とドスの利いた関西弁を放ったと思ったら、”バッキャロー!”と逆ギレ。誰も見たことのないセガールを、ハリウッドは送り込んできた。

「とっとと帰れ、このアメリカの犬が!」大沢たかお、超極太ヤクザを熱演。 女性ファンの胸をときめかせてきた大沢たかお。ハリウッド制作となる本作では、邪魔な大組織には流血で挨拶し、使えない手下は容赦なく抹消する、血も涙もない新興ヤクザのドン、黒田を熱演。セガールを向こうに回し、一歩もひけを取らない強烈なキャラクターを演じている。

さすがは、タランティーノ組。タダじゃ帰さない映画に仕上げちまった。監督のミンクは、あのクエンティン・タランティーノが主宰するプロダクション、バンド・アパートに籍を置く注目の新鋭。タランティーノのもとで鍛え上げられた映像術で、超極太アクションを完成。見るものに驚きを与える、新しいセガール映画を作り上げた。

日本人超豪華キャストにより、「極太」は加速していく。
寺尾聰、伊武雅刀が財界と極道のそれぞれの大物に扮して、映画に極太な味を加えているほか、「亡国のイージス」の豊原功補がセガールとともに死地に乗り込む彫師を熱演。さらに「キル・ビル」の栗山千明に加えて、コロッケや新星・山口佳奈子にも注目。この他、ハリウッドからは「パール・ハーバー」のマシュー・デイビス、「ダイ・ハード」のレポーター役で知られる名バイプレーヤー、ウィリアム・アザートンが参加している。  

ストーリー

人種が入り乱れる国際都市、東京。不法入国の外国人の一掃を掲げて選挙戦に乗り出した都知事候補が、バイクに乗った二人組に射殺される事件が発生した。

テロの可能性を追求するFBIはCIAに協力を要請。CIAの在日捜査官ブロック(ウィリアム・アザートン)が捜査のために白羽の矢を立てたのは、伝説のCIAエージェント、トラビス・ハンター(スティーブン・セガール)。東京の下町で育った彼はヤクザ事情にも精通しており、今回の捜査にはうってつけの存在だった。FBIの若き捜査官ショーン(マシュー・デイビス)を相棒に、トラビスはさっそく捜査に着手する。

都知事候補の殺害を仕組んだのは新興暴力団を牛耳る黒田(大沢たかお)と、彼と手を組んだチャイニーズマフィア。野心に燃える彼は海鮮卸業を隠れ蓑にして魚市場に事務所を構え、ヘロインの密輸で着実に勢力を伸ばしていた。裏社会の制圧を図り、老舗の大組織にも歯向かう危険な男。野望に向かって突き進む強硬な姿勢にはチャイニーズマフィアも一目置いていた。

一方、トラビスの捜査は中華街で情報を得ることから始まった。チャイニーズマフィアの不穏な動きを察知し、財閥の松田(寺尾 聰)の協力を取り付けた。さらにクラブを経営する恋人ナヤコ(山口佳奈子)のツテでヤクザ事情に詳しい彫師、不動明王(豊原功補)と知り合い、そのコネで大組織の幹部、小島(伊武雅刀)と面会。ここにきて黒田の存在がクローズアップされた。

しかし、そんなトラビスの動きを察した黒田は狂暴な牙をむき出してくる。単独で組織を見張っていたショーンは消され、トラビスの求婚を受け入れたナヤコも犠牲となった。

怒りに震えるトラビスは、黒田への殴りこみを決意する。任務の使命感に私怨が加わり、今やトラビスの闘争本能はむき出しとなって黒田に向けられた。その夜、黒田が潜む”城”は凄惨な戦場に変わる……。

スタッフ

監督:ミンク

キャスト

スティーブン・セガール
マシュー・デイビス
大沢たかお
ウィリアム・アザートン
寺尾 聰
伊武雅刀
豊原功補
栗山千明
ジュリエット・マーキス
ペース・ウー
山口佳奈子

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す