死に花
もうひと花ふた花ボクらの花を咲かせましょう。
2004年/日本/ 配給:東映
2004年11月12日よりDVD発売開始 2004年11月12日よりビデオレンタル開始 2004年5月8日(土)全国東映系ロードショー
(C)「死に花」製作委員会
公開初日 2004/05/08
配給会社名 0004
解説
『還暦なんかまだまだ青い!!』
“老い”とは、いつ訪れるのだろう?人は皆、老いたことを断固として認めない。”衰えている自分”とはまさに青天の霹靂であり、直視し難い事実だ。しかし、”その時”は、受け入れた時に訪れるのでは無く、”輝きながら生きること”を諦めた瞬間に忍び寄ってくるのだ。一度きりの人生、派手にひと花もふた花も咲かせてやろうじゃないか!「死に花」ではそんな”諦めない”男達のドラマが眩い輝きを放っている。夢の超豪華キャスト勢揃い!!「穴」「金庫」「川」「老人」— 数ある名画のモチーフとなった古典的な素材を、新進気鋭の監督による演出で、日本を代表する名優たちが一堂に会し競演する。そんな夢のような企画を具現化すべく集まったのは、山崎努・宇津井健・青島幸男・藤岡琢也・谷啓・長門勇・松原智恵子等、実に幅広いフィールドの最前線で、長年に渡り活躍を続ける個性的なキャストたち。そして監督には「ジョゼと虎と魚たち」のヒットも記憶に新しい犬童一心。彼らが描くのは、平均年齢73歳にして全く枯れる気配を見せない老人(他称)たち。伊達にこれだけのベテラン俳優が集まったわけでは無い。彼等の”人間”としての生き様がぶつけられた、魅力的な登場人物達の瑞々しい躍動感がこのドラマには満ち溢れている…軽妙なトークと重厚な演技、時に颯爽と、時にチャーミングな老人達の痛快活劇は、まさにこのキャストならではといえる。また、物語の鍵となる長老役を実に2年ぶりの映画出演、国民的俳優の森繁久彌が演じる。
ストーリー
『掘って、掘って、掘りまくって、17億強奪!!』
東京郊外の瀟洒な老人ホームで悠々自適の日々を送る老人達に、ある日突然に仲間の死が訪れた。亡き友の遺した「死に花」というタイトルのノートには穴を掘りまくって銀行から17億を強奪するという衝撃的な計画が記されていた!しかもその標的は、責任を押し付けられ理不尽なリストラにあった事に無念を抱く、伊能(宇津井健)の勤めていた銀行である。練りに練られた大胆不敵な計画に盛り上がる一同。しかし、突き進む5人の前には、驚愕の展開が待ち受けていた!17億の行方は!?そして「死に花」という計画に隠された”真の目的”とは!?高齢化社会を迎えている日本の抱える様々な問題と向き合いながらも、”年甲斐無い”老人達の青春活劇として見事に「昇花」した傑作が今、誕生しようとしている!!
スタッフ
監督:犬童一心
原作:太田蘭三「死に花」(角川書店刊)
プロデューサー:伊藤満、遠藤茂行
脚本:小林弘利・犬童一心
キャスト
菊島真:山崎 努
穴池好男:青島幸男
庄司勝平:谷啓
先山六兵衛:長門 勇
源田金蔵:藤岡琢也
伊能幸太郎:宇津井 健
明日香鈴子:松原智恵子
青木六三郎:森繁久彌
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