2019年/日本/配給:松竹

2019年

©田中芳樹/松竹・Production I.G

解説

 「銀河英雄伝説」は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説です。
 数々のヒット作を生み出した人気作家、田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いています。1988年からはアニメシリーズが本伝110話、外伝52話、長篇3作という圧倒的なボリュームで展開され、さらに多くのファンを獲得しました。当時、日本で活躍していた声優のほとんどをキャスティングし、別名「銀河声優伝説」とも呼ばれた本作は、30年近く経った現在でも根強い人気を誇っています。
 そして、「攻殻機動隊」シリーズ、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなど、数々の話題作を手がけたProductionI.Gが、原作小説『銀河英雄伝説』を第1巻「黎明篇」から順に、改めて新作アニメーションとして制作するプロジェクトが始動しました。
 新アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」は、ファーストシーズンの12話を「邂逅」として2018年4月から6月までTV放送。セカンドシーズンの12話を「星乱」として4話ずつ全3章に構成して2019年に映画館でイベント上映いたします。

ストーリー

数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という

“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。

この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、

絶えることなく戦闘を繰り返されてきた。

長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、

自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。

そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。

「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、

「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。

ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。

スタッフ

原作:田中芳樹(東京創元社刊)
監督:多田俊介 
シリーズ構成:高木登 
キャラクターデザイン:菊地洋子 寺岡巌 津島桂
総作画監督:後藤隆幸
特技監督:竹内敦志
メカデザイン:竹内敦志 臼井伸二 常木志伸
オリジナルメカデザイン:加藤直之
制作:Production I.G
監修:らいとすたっふ
企画協力:キティエンターテインメント
制作協力:徳間書店 
製作協力:DMM pictures
製作:松竹・Production I.G

キャスト

ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守
ヤン・ウェンリー:鈴村健一
ジークフリード・キルヒアイス:梅原裕一郎
ナレーション:下山吉光

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