2017年/日本/93分/配給:東宝映像事業部

2017年4月7日

(C)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

解説

第20回山本周五郎賞受賞、並びに2007年本屋大賞2位に選ばれ、累計売上120万部を超えるベストセラー、森見登美彦原作の『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫刊)のアニメ映画化が決定!京都を舞台に描かれる、どこかファンタジックな青春恋愛物語である本作は、大学生が選ぶ本第1位に選ばれ続けるなど、森見登美彦作品の中でも最もファンの多い作品の一つで、満を持してアニーション映画として映像化。2017年4月7日(金)に全国公開となる。
そしてそんな本作の、主人公“先輩”役は、星野源が務める。後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せるも、外堀を埋めるばかりで一向に進展させられない冴えない大学生の“先輩”という役どころ。
社会現象となったTBS系火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』など役者としての活動の他、昨年に続き本年度の紅白歌合戦にも出場が決定するなどシンガーソングライターとしても人気を博し、さらに文筆家と様々な分野で活躍する、今最もその活動に注目の集まる星野が、アニメ声優として単独初主演を務める。

本作の監督は、『四畳半神話大系』(2010)や、映画『マインド・ゲーム』。(2004)、TVアニメ『ピンポン THE ANIMATION』(2014)など唯一無二の世界観を作りあげ、アメリカやフランスなど海外からもオファーが続く湯浅政明。
中でも本作と同じく森見登美彦原作で世界観や登場人物を共有する『四畳半神話大系』は斬新な映像表現と構成力で熱狂的な人気を博し、TVアニメとして史上初の文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。本作では脚本の上田誠(ヨーロッパ企画)、キャラクター原案の中村佑介、さらに主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATIONという、『四畳半神話大系』と同じクリエイター陣、実に6年ぶりの夢の再集結が実現した。

ストーリー

クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する日々を送っていた。空回りし続ける“先輩”と天真爛漫に歩き続ける“乙女”。

京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、不思議な夜がどんどん更けてゆく。外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか!?

スタッフ

監督:湯浅政明
原作:森見登美彦
脚本:上田誠
キャラクター原案:中村佑介
キャラクターデザイン:伊東伸高
総作画監督:伊東伸高
作画監督:濱田高行
霜山朋久
フラッシュアニメーション:ホアンマヌエル・ラグナ
アベル・ゴンゴラ

キャスト

(声の出演)
星野源
花澤香菜
神谷浩史
秋山竜次
中井和哉
甲斐田裕子
吉野裕行
新妻聖子
諏訪部順一
悠木碧
檜山修之
山路和弘
麦人

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