2018年/日本/配給:東宝

2018年1月20日(土)全国ロードショー

Ⓒ2018「嘘を愛する女」製作委員会

解説

プロ・アマ問わず「映画企画」を募集し映画を創り出すクリエイターを発掘、制作からレンタル・配信までを総合的に支援するプログラム『TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM』。2015年に第一回が開催され、応募総数474本の中から初代グランプリを勝ち取った企画が、映画化されることが決定致しました。

「夫は誰だった?」という、センセーショナルな見出しの実在する新聞記事。これに着想を得て書き上げられた

オリジナル脚本による映画『嘘を愛する女』が描くのは、知り尽くしていたはずの愛する人の素性が全て嘘だったら…、なぜ嘘をつき続けたのか、その愛は本物か、愛とは何なのか…。愛する人の正体を探るミステリー要素も兼ね備えた新感覚のラブストーリーが誕生します。

脚本と監督は、企画者でもあるCM界の若き才能・中江(なかえ)和仁(かずひと)。「ゆうちょ銀行」「住友生命」「シーブリーズ」のCMに代表されるエモーショナルな作風と個性的な映像美が高く評価され、ネクスト中島哲也(『告白』『渇き。』)と目される、まさに次世代の映画界を担う逸材です。長らく映画監督を志していた中江が、今回満を持して、全国公開が予定される初の長編映画に挑みます。

また本作のヒロイン・川原(かわはら)由加(ゆか)利(り)役を務めるのは長澤まさみ(29)。一流企業に勤める完璧なキャリアウーマンが恋人の大きな嘘に翻弄されていくという、大人の女性の繊細な芝居に挑戦します。また、小出(こいで)桔平(きっぺい)と名乗る由加利の恋人役には、日本中の作り手たちがその芝居に惚れ込む俳優・高橋一生(36)。そして、由加利の協力者となる

私立探偵・海原(かいばら)匠(たくみ)を、いまやドラマ・映画に欠かせない存在である実力派俳優・吉田鋼太郎(58)が演じます。

“愛さえも、嘘ですか?”あなたの「愛」の概念を覆す一作『嘘を愛する女』に、ぜひご期待ください。

ストーリー

その姿は世の女性が憧れる理想像。食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤まさみ)は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平(高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。

ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。

「一体、彼は誰ですか?」

くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。なんと、彼の所持していた運転免許証、医師免許証は、すべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。

騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して

私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)と助手のキム(DAIGO)を頼ることに。調査中、桔平のことを“先生”と呼ぶ

謎の女子大生・心葉(川栄李奈)が現れ、桔平と過ごした時間、そして自分の生活にさえ疑心暗鬼になる由加利―。

やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。そこには誰かの故郷を思わせる

いくつかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれていたのだった。

海原の力を借りて、それが瀬戸内海のどこかであることを知った由加利は、桔平の秘密を追う事に……。

なぜ桔平は全てを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか?

そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に、辿り着くことができるのか―。

スタッフ

監督:中江和仁
脚本:中江和仁・近藤希実
配給:東宝
製作:「嘘を愛する女」製作委員会
製作プロダクション:ROBOT

キャスト

長澤まさみ
高橋一生
吉田鋼太郎
DAIGO
川栄李奈

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https://www.youtube.com/watch?v=WSz_pZSXcPE&feature=youtu.be
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