2018年/日本/配給:東宝

(C)2018「いぬやしき」製作委員会

解説

国内外問わずカルト的人気を誇り、多くの作品に影響を与えたSFアクション漫画「GANTZ」。2011年に実写映画化され、前後篇合わせて62.7億円という大ヒットを記録しました。その原作者である奥浩哉が「GANTZ」のエッセンスを取り込みながらも、リアルな日常と現実には有り得ない非日常が交錯する新たな世界観で描いた漫画「いぬやしき」は2014年から「イブニング」で掲載スタート。既刊8巻で200万部を突破する大ヒットコミックであり、昨年末に実写映画化が発表されました。

主人公は家庭では信頼も威厳もない、会社でも出世もない、冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。謎の事故に巻き込まれた犬屋敷は目が覚めると、見た目は変わらないまま、身体の中が未知の機械で出来たサイボーグになっていた。犬屋敷はその身体で手に入れた能力を活かし、人助けに自分の存在意義を見出すようになる。一方、犬屋敷と同じ能力を持った高校生・獅子神皓は、悪事に手を染めていき、やがて自分に敵対する総ての人間を殲滅するため動き出す。獅子神によって危機的状況に陥ってしまった日本を救うべく、仕事でもプライベートでもうだつの上がらない史上最弱の心優しきヒーロー犬屋敷が立ち上がる!

映画『GANTZ』の制作スタッフが再集結し、豪華キャストを迎えて映画『いぬやしき』が3月上旬にクランクイン! この度、映画メインキャストがついに解禁になります!
主人公・犬屋敷壱郎役には、『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002年公開)以来、映画主演は実に16年ぶりとなる木梨憲武。実年齢より老けて見える犬屋敷役を演じるに当たり、特殊メイクを施して「おじいちゃんヒーロー」役に挑みます。お笑いコンビ「とんねるず」として30年以上芸能界の第一線で活躍し続け、俳優・アーティストなど、幅広く活動をしている木梨が、久しぶりに主演としてスクリーンに帰ってきます!
犬屋敷壱郎と同じ能力を持ち、人間を殲滅しようとしていく大量殺人鬼・獅子神皓役を演じるのは、『るろうに剣心』、『世界から猫が消えたなら。』、『何者』など、話題作に次々と出演する、若手No.1俳優・佐藤健。今作で自身初の悪役を演じ、「役者人生で培ってきたすべてを注ぐ」と意気込んでいます。

さらに、獅子神の幼馴染であり、犬屋敷と組んで獅子神を止めようとする安堂直行役を本郷奏多、獅子神に好意を抱き、彼に寄り添う女子高生・渡辺しおん役を二階堂ふみ、父を疎ましく思う犬屋敷麻理役を三吉彩花、犬屋敷壱郎の息子・犬屋敷剛史役を福崎那由他、犬屋敷壱郎の妻・万理江役を濱田マリ、獅子神の母・優子役を斉藤由貴、そして獅子神の起こした事件を追う、映画オリジナルキャラクター・萩原刑事を伊勢谷友介ら、個性豊かな実力派俳優陣が脇を固め、作品を盛り上げます。

監督は『GANTZ』のメガホンをとった佐藤信介。『GANTZ』の制作経験を活かし、CG・ワイヤーアクションなどの技術を用いて、『図書館戦争』『アイアムアヒーロー』など実写化不可能と言われた数々の原作を見事に映像化し、大ヒットに導いてきました。今作ではこれまで以上の緻密なCGを作り上げるべく、撮影前にキャストと海外に赴き、世界に数台しかない機器を使用して全身スキャニングを実施。最新の技術を駆使し、万全の態勢で撮影に臨んでいます!

『GANTZ』を超える、誰も観たことのないアクション超大作が2018年、誕生します!

ストーリー

主人公は妻と高校生の娘、中学生の息子をもつ定年間際のサラリーマン犬屋敷壱郎(58)。家ではうだつの上がらない父親で、覇気もなく、実年齢より老けていて娘の友人からは「おじいちゃん」だと勘違いされるほどの弱々しい見た目。

ある日、犬の散歩中に謎の事故に巻き込まれた犬屋敷が目を覚ますと、見た目は変わらないまま、身体の中が未知の機械で出来たサイボーグになっていた。

自分の身体が機械となったことを自覚した犬屋敷は、信じられないほどの破壊能力や生物を治癒する能力を手に入れたことに気づく。その能力を人助けに使うことで、自分の存在意義を見出すようになり、「生」を実感していく。

一方、犬屋敷と同じく事故に巻き込まれ、同じ能力を手に入れた獅子神は、悪事に手を染めていき、人の「死」を見ることによって、自分の「生」を実感していく。やがて、獅子神は自分に敵対する総ての人間を殲滅するため動き出す。

正義と悪―。人知を超える強大な能力を突然持ってしまった2人は、全く別の道を歩み、

そしてやがて、激突する―。

 

仕事でもプライベートでもうだつの上がらない

史上最弱の心優しきヒーロー犬屋敷が、今、立ち上がる!

スタッフ

監督:佐藤信介
原作:奥浩哉

キャスト

木梨憲武
佐藤健
本郷奏多
二階堂ふみ
三吉彩花
福崎那由他
濱田マリ
斉藤由貴
伊勢谷友介

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す