原題:TOMIE re-birth

ノリウツル。 殺しても殺しても蘇る——恐怖は人間の形をしている。 2001年『富江』第3弾!“美しき怪物”の戦慄が疾る!!

2001年/日本映画/カラー/ビスタサイズ/101min 製作:大映株式会社、東映ビデオ株式会社/制作協力:株式会社プラネット、有限会社ボノボ 配給:大映株式会社

2011年06月01日よりDVDリリース 2001年9月14日DVDレンタル開始&12月7日発売 2001年9月14日ビデオレンタル開始&12月7日発売 2001年3月24日より新宿ジョイシネマにて、21時より怪奇ロードショー!

公開初日舞台挨拶の模様::http://cinema.fan.to/topics/topics.php?number=97&tosi=2001&tuki=03

(C)伊藤潤ニ/朝日ソノラマ/大映/東映ビデオ 2001

公開初日 2001/03/24

配給会社名 0058

公開日メモ 監督は『呪怨』の清水崇。主演の富江には酒井美紀。 左目の下のほくろが印象的な美少女・富江。彼女に魅入られた男たちはお互いに殺し合い、最後には富江までも殺してしまう。しかし、富江は再生・増殖を繰り返し、新たな恐怖を生み出していく…

解説


左目の下のほくろが印象的な美少女・富江。彼女に魅入られた男たちはお互いに殺し合い、最後には富江までも殺してしまう。しかし、富江は再生・増殖を繰り返し、新たな恐怖を生み出していく…

ホラーコミックの旗手・伊藤潤二の代表作『富江』は、まず菅野美穂主演で映画化。1999年3月、新宿ジョイシネマにてレイトショー公開され、13週のロングランヒット(歴代1位)を記録。続く2000年、宝生舞・山口紗弥加による第2作『富江 replay』は、恐怖、美しさをスケールアップし、全国130館でロードショー公開され大きな話題を呼んだ。そして2001年、待望のシリーズ第三弾が登場。“美しき怪物”の戦慄が疾る!

あまりにも奔放で、恐ろしいほど身勝手な富江。しかし、人々は無邪気で美しい彼女に惑わされ、虜になってしまう。やがて、彼女を殺してその体をバラバラにしてしまいたい、という衝動に駆られる。しかし、分裂した個々の体から、さらにいくつもの富江が増殖し再生していく…。<死>、<再生>、<増殖>を繰り返す富江が、今度は他者に取り憑き、<寄生>していく!そして、いつのまにか<富江>と化してしまう。シリーズ最高の恐怖が、増殖する…

妖しい魅力で、人々を惑わしていく“恐怖の女王”富江に、『Love Letter』『ジュブナイル』の酒井美紀が挑戦し、女優としての新境地をみせる。そして富江に嫉妬しながらも、次第に富江に取り憑かれていくひとみ役に、ドラマやCMで人気の遠藤久美子。富江に翻弄される巧には、矢口史靖監督の『ウォーターボーイズ』(秋公開予定)の主演に抜擢された妻夫木聡、巧の友達・俊一役には『ホワイトアウト』のテロリスト役で注目された黄川田将也、そして英雄役には岩井俊二監督の新作『リリィ・シュシュのすべて』が控えている忍成修吾、さらに巧の妹・理恵にテレビ『永遠の仔』で強烈な印象を残した邑野未亜ら、ブレイク必至の若手キャストが集結。そして、俊一の母親・朋子を中島ゆたかが強烈な存在感で演じる他、諏訪太朗らベテランが脇を固める。監督は、高橋洋(『リング』脚本家)、黒沢清監督(『CURE』『回路』)の絶賛を浴び、『呪怨』でカルト的な人気を博した新鋭・清水崇があたり、伊藤潤二の怪奇世界をかつてない恐怖で描く。

ストーリー



美大生の英雄(忍成修吾)が、肖像画を描いている。突然、モデルの女が立ち上がり、筆をとり、笑いながら絵をグチャグチャにする。震える手でパレットナイフを握り締める英雄。次ぎの瞬間、ナイフが振り下ろされ、絵に血が飛び散った。キャンバスに描かれている女の左目の下には、ほくろがあった…。すでに死んでいる女の前で、英雄がつぶやいた。「愛してるよ、富江」

翌日の夜、巧(妻夫木聡)と俊一(黄川田将也)が落ち込んでいる英雄のために、合コンをセッティングした。男女8人が楽しそうに話しているパーティールームに、一人の見知らぬ 美少女があらわれた。見とれている男たち、しかし巧と俊一は驚きを隠しきれない。その美少女の左目の下には、ほくろがあったからだ。実は、二人と英雄は前日の夜、富江(酒井美紀)の死体を森に埋めていたのであった。そして、二人は英雄の姿がみえないことに気づく。英雄は、トイレの中で血塗れで死んでいた。

やがて、巧、俊一、そして巧の恋人・ひとみ(遠藤久美子)の前に富江が現れるようになる。その度に、奇怪な出来事が起こり、彼らを次第に狂わせていくのであった…。

スタッフ

製作:土川 勉、石井 徹
企画:武内 健、岡田 真
プロデューサー:清水 俊、尾西要一郎、東 康彦
協力プロデューサー:相原英雄
原作:伊藤潤ニ(朝日ソノラマ刊)
監督:清水 崇
脚本:藤岡美暢
撮影:志賀葉一
照明:赤津淳一
録音:武市英生
美術:大庭勇人
特殊メイク:ピエール須田
音楽:ゲイリー芦屋
編集:宮島竜治
助監督:荒川栄ニ
製作担当:杉山隆夫
ビジュアルエフェクト:小林謙一
エンディング・テーマ:「サンサーラ」 MAJI NA DAMU
           (BMGファンハウス)

キャスト

富 江:酒井美紀
青山 巧:妻夫木 聡
細田俊一:黄川田 将也
木股英雄:忍成修吾
青山理恵:邑野未亜
佐野由美子:蜂巣友里
青山春夫:諏訪太朗
青山孝子:冬 雁子
木股幸子:大塚良重
細田朋子:中島ゆたか
北村ひとみ:遠藤久美子

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