2001年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭出品決定!!

2000年/日本映画/35mm/カラー/ヴィスタサイズ/78分 配給:スローラーナー+ポニーキャニオン

2001年9月19日DVD発売/2001年9月19日ビデオ発売&レンタル開始 2001年3月16日(金)より渋谷シネパレスでレイトショー

劇場舞台挨拶の模様::http://cinema.fan.to/topics/topics.php?number=89&tosi=2001&tuki=03

(C)2000 PONY CANYON INC.

公開初日 2001/03/16

公開終了日 2001/05/02

配給会社名 0068/0048

公開日メモ 大胆なカメラワーク、スタイリッシュな演出で、『映像の革命児』と評される堤幸彦監督が描くサイコメトリックヴァイオレンス

解説


高級中華料理店の個室の中で繰り広げられる経営者の男と謎の殺し屋との死闘劇。
追う者と追われる者、殺し合わなければ生きられない男たち。
大胆なカメラワーク、スタイリッシュな演出で、『映像の革命児』と評される堤幸彦監督が描くサイコメトリックヴァイオレンス。

『ケイゾク/映画』『溺れる魚』堤幸彦監督の最新作は、登場人物3人だけの、完全密室の死闘!!!
そして、愚かな人間たちへの鎮現歌。

『ケイソク/映画』『溺れる魚』の堤幸彦監督の最新作が登場。登場人物は、たった三人。舞台はワン・セットのみ。自ら退路を断つような条件を科し、殺す者と殺される者の完全密室の中で繰り広げられる壮絶な死闘、都会の孤独、”食べる”という行為のグロテスクさ、追いつめられた者たちの心の嚢(ひだ)を、大胆なカメラワークでスタイリッシュに描き出した。苦境に置かれてなお逆転の好機を狙う星野に柳葉敏郎、彼をいたぶる謎の殺し屋に映画初主演となるIZAM、二人に料理を運ぶチャイナドレスの女に翠玲が扮している。
また、主題歌は、吉田美奈子の名曲「凪」。その圧倒的な歌声は、都会に生きる荒んだ人間たちへの優しく癒しに満ちた鎮魂歌のように響く。

ストーリー

高級中華料理店の1室に黒服の男が入ってくる。星野龍一。表向きはカタギの中華料理店オーナーだが、裏では極翠会と繋がり企業恐喝、不良債権処理等黒い金を動かしている男だ。
今日は、9時にかかってくる民事党田村からの電話を食事をしながら待つつもりだ。1年がかりで根回ししてきたビッグビジネス。うまくいけば50億もの金が動く。成功は目の前だ。世話になった極翠会のオヤジも喜ぶだろう。
席につき、満足げに酒杯に手をのばした時、誰もいないはずの部屋で自分を見つめる氷のような冷たい視線にふと我にかえる。視線の方向へ動こうとした星野の前には銃を手にした1人の男が現れた。紛れも無く自分を殺しにきた男、しかしなぜ…男は言った。「食事を始めませんか」なぜ、すぐに殺さない…死への時間を弄ぶように、2人の晩餐が始まる。
一発逆転のチャンスを狙う星野、大胆不敵に星野をいたぶる謎の男。弱肉強食の黒社会で修羅場をくぐり抜けてきた男たちが、完全密室の中で繰り広げる壮絶な争い。そして暴露されるひとつの真実。
追うものと追われるもの、殺しあわなければ生きられない使命を背負った2人の男。
死へのカウントダウンは刻々と進んでいく……

スタッフ

監督:堤幸彦
製作:武政克彦
企画:尾越浩文
エグゼクティブプロデューサー:伊藤満
プロデューサー:渡邊範雄、中沢晋、横尾友美
脚本:加藤学生、鬼頭理三
音楽:見岳章
録音:井上宗一
撮影:唐沢悟
美術:稲垣尚夫
照明:石田健司
編集:上野聡一
主題歌:
「凪」吉田美奈子
作詞・作曲吉田美奈子

キャスト

星野:柳葉敏郎
男:IZAM
ウェイトレス:翠玲

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