原題:Little Boy

第二次世界大戦中のアメリカ人少年と日本人の温かい絆に涙!! 〜少年の想いが戦争を終わらせる?!この夏、終戦を想って観たい感動物語

2014年/アメリカ/カラー/106分 配給:東京テアトル、日活

2016年8月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開!

(C)2014 Little Boy Production, LLC. All Rights Reserved.

公開初日 2016/08/27

配給会社名 0049/0006

解説


『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』は人生や戦争という困難の中で、
単なる言葉を越えて、本当に大切なものは何かを描いている

 『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』の脚本を書き始めた時、負け犬の話を書きたいと思いました。10代の頃、下手な英語を話し、ハリウッドで映画を作ることを夢見るメキシコ移民だった僕にとって、この題材はずっと身近なものでした。僕は、小さな子どもの話を思いつきました。第二次世界大戦によって親友—正確にはたった一人の友だちである彼の父親—から引き離された子どもの話です。小さな子どもの敵は、第二次世界大戦。まさに負け犬の話です。これは監督することと同時に、脚本家として、そして映画製作者として最大のチャレンジでもありました。

 戦争から父親を取り戻すために、明らかに無力な子どもに一体何ができるでしょう? 誰もが「何もできないさ」と言うでしょう。僕は不可能なことはないと信じようとする誰かの物語を作りたいと思いました。ペッパー・フリント・バズビー(リトル・ボーイ)の特徴は、奇跡を信じる子どもらしい能力です。つまり、何でもできると信じるイマジネーションであり、ただ一人の友である父親のためにどんな障害も乗り越えるという意志の力なのです。

 僕たちは誰しも、成長とともに子ども時代の驚きの感覚をだんだんと失ってしまいます。物語を成立させるためには、現実を少しだけ押し広げるのが最良の方法だと僕は思いました。子どもの目を通して、人生の不思議を描こうとしたのです。僕の夢は、壮大なおとぎ話を作ることでした。妖精の出てこないおとぎ話を。物語がその姿を見せ始めた時に、偶然ノーマン・ロックウェルの絵に出会いました。彼の絵は僕が『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』で望んでいたエッセンスのすべてを正確に捉えていました。ロックウェルはいつも、理想化されたレンズを通して作品を描いていました。彼は、写真を撮るように捉えた素材を膨らませてキャンバスに描くのです。彼の使う色は実際より明るく、彼が描く人物の顔の表情はいくらか誇張されています。彼の絵の登場人物たちは不可能を信じる人々のように見えるのです。
 ロックウェルは『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』の物語に2つの面で影響をもたらしてくれました。彼はアメリカらしさを僕に教えてくれました。メキシコ移民である僕に、第二次世界大戦中のアメリカの家庭について知る素晴らしい機会を与えてくれました。古き良きアメリカの記憶を描いたロックウェルの絵が持つ郷愁を、僕は捉えたいと思ったのです。また子どもの想像力、子どもの目を通して見る物語を観客に体験してほしいと思っていました。生まれた時代に関係なく、自分の子ども時代を映画を通して振り返ることができればと思いました。

 『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』を書き終えて、僕は物語に織り込まれた要素が多層であることに驚きました。結果的に、これは父と息子の愛情の物語であるだけでなく、家族や友情の価値についても描いているのです。アメリカ文化を理想化するだけでなく、東洋対西洋という文化の対立、人生から信仰まで幅広い哲学についての台詞があり、人生や戦争という困難の中で、単なる言葉を越えて、本当に大切なものは何かを描いています。

 観客のみなさまには、こうした様々なテーマを小さな男の子の目を通して感じていただき、奇跡を信じる純粋な心で劇場を後にしていただけると幸いです。
—監督・脚本・製作 アレハンドロ・モンテヴェルデ

ストーリー





第二次世界大戦下、アメリカ西海岸の小さな町。8歳の少年ペッパーは町の誰よりも背が低く“リトル・ボーイ”とからかわれていた。数少ない楽しみは、唯一の“相棒”である父親との空想ごっこと、父親の大好きな奇術を一緒に見ること。兄のロンドンが徴兵されることを除いて、平穏な日々は続くと思っていた。だが、ロンドンは徴兵検査に引っかかり、代わりに父親が戦場に駆り出されることに——。心の支えである父親の不在に絶望するペッパーだったが、何とかして戦場から父親を呼び戻そうと司祭に助けを求め、すべて達成すれば願いが叶うというリストを授けられる。いちばんの難題である街のはずれ者の日本人との交流に、反発しながらもだんだんと心を通わせていき、ペッパーの“父親奪還大作戦”が始まった。

スタッフ

監督:アレハンドロ・モンテベルデ
脚本:アレハンドロ・モンテベルデ
ペペ・ポーティーロ

キャスト

ジェイコブ・サルバーティ
エミリー・ワトソン
ケイリー=ヒロユキ・タガワ
マイケル・ラパポート
デビッド・ヘンリー
エドゥアルド・ベラステーギ
ベン・チャップリン
トム・ウィルキンソン

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