恋妻家宮本
現代の夫婦、家族の在り方を独自の視点で贈る新しいハートフルドラマの誕生
2016年/日本/カラー/117分/ 配給:東宝
2017年1月公開
©2017「恋妻家宮本」製作委員会
公開初日 2017/01/予定
配給会社名 0001
解説
テレビドラマ『家政婦のミタ』『女王の教室』『〇〇妻』といった数々の話題作を世に放ち、そして今クールでも高視聴率を記録しているテレビドラマ『偽装の夫婦』を手掛けている気鋭の脚本家・遊川和彦。その遊川和彦が満を持して、初めて映画のメガホンを取ります!!その初監督作品となる映画「恋妻家宮本」の題材に選んだのは、家族小説の名手である重松清の「ファミレス」(日本経済新聞出版社刊)。日本経済新聞の夕刊に連載され、夫婦、親子、友人…人と人とのつながりを重松清らしい珠玉のセリフと心温まるエピソードで綴られ好評を博した原作を、独自の視点で現代の家族を描き続けてきた遊川和彦が大胆に脚色。熟年離婚が当たり前となった現代において、子供が独り立ちした夫と妻が50代からの夫婦生活とどう向き合うのかをコミカルかつハートフルに描いてゆきます。物語は、息子が結婚して独立し、25年ぶりに夫婦二人きりで生活することになった中学校の中年教師の宮本陽平が、妻が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまうところから始まります。妻に問い質す勇気もなく、突然熟年離婚の危機に面した主人公が人生に悩み、葛藤しながらも中学校の教え子や料理教室の仲間と関わる中で家族の在り方を再認識して、妻と新たな一歩を踏み出していく…。遊川和彦×重松清の二人のヒットメーカーが タッグを組み、作品を通して ユニークな視点で現代の夫婦、家族の在り方を提起する新しい形のエンターテインメント映画です!!
主人公の中学校教師・宮本陽平を演じるのは、現在放送中のテレビドラマ「下町ロケット」(TBS)での心揺さぶる熱演が印象深く、日本のトップ俳優の一人と言える阿部寛。その妻・美代子役に「偽装の夫婦」(日本テレビ)で強烈な個性の主人公を演じるなど、同世代の女優の中で人気実力共に群を抜く天海祐希。共に雑誌「日経エンタテインメント!」のタレントパワーランキング俳優部門で第1位を獲得した経験のあるトップタレントの二人が、初めて夫婦役でタッグを組みます!!現在の俳優で最強とも言える二人が夫婦を演じることで話題騒然となるのは間違いなしです。そして、遊川組初参加の阿部寛×遊川和彦と共に話題作を産み出してきた天海祐希×初の映画監督に挑戦する遊川和彦、どんな鮮烈な化学反応が起こるのか今から待ち遠しい組み合わせです!!
自らの作品の中において、一貫して、鋭く斬新な視点で現在の家族を描き続けてきた遊川和彦が、これまでの自分の人生は、結婚は果たしてこれで良かったのか自信を持てない主人公を通して、“気のきいた言葉を言わなくてもいい、たとえ失敗してもいい、ただただ愛を伝えようという気持ちを持ち続けること。「愛を伝えることの大切さ」を伝えたい”と語っています。そんな遊川和彦の溢れんばかりの情熱に応えられる熱いスタッフとキャストが結集し、創出される遊川ワールドに、明日を生きる勇気と元気とやる気をもらえることでしょう!!
ストーリー
宮本陽平(阿部寛)と美代子(天海祐希)は、学生時代に合コンで知り合い、卒業と同時に、できちゃった婚。そして、ごく平穏な結婚生活25年を経て、子供の独立の時を迎えていた。夫と妻から、父親と母親という風に形を変えた夫婦生活。理想の夫ではないにしても、浮気もせず、教師としてまじめに働き、きちんと給料を入れる、そんな自分に何の問題もないと、陽平は思っていた。
ところが、息子夫婦が福島へ転勤で旅立った日、久々25年振りの二人きりの生活に戸惑い、ふたりとも、ついつい飲みすぎてしまい、妻は飲みつぶれてしまう。そんな夜、陽平は、妻の記入欄がすべて書き込まれて捺印された離婚届を本棚で発見する。順風に思えた夫婦生活、美代子はいったい何を考えているのか?陽平は激しく動揺する。かといって、妻に問いただす勇気もない。悶々とする陽平の生活が始まった。耐えられずに陽平は趣味の料理教室仲間に相談するも妻の浮気を示唆されて余計に不安を募らせる。
これまでの人生を、常に何が正しいかを考えながら生きてきた陽平。教師として学校でふれあう生徒とその家族、趣味で通う料理学校で垣間見るよその夫婦の姿、そこには、さまざまな夫婦そして家族の形がある。正しいことって、何だろうか。陽平の惑いは深まるばかり。
そんな時、美代子が家を飛び出してしまう。美代子の真意とは…。そして、陽平の選んだ道とは…。
スタッフ
監督・脚本:遊川和彦
原作:『ファミレス』重松清(日本経済新聞出版社刊)
製作:電通=東宝提携作品
制作プロダクション:ビデオプランニング
配給:東宝
キャスト
阿部寛、
天海祐希
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