海すずめ
我ら自転車課へかせられた、時空を越えたミッション!それは私の夢へと交差する! “宇和島伊達400 年祭”を背景に描く、歴史+青春スペクタルムービー!
2016年/日本/カラー/108分/ 配給:アークエンタテインメント
2016年11月16日よりDVDリリース 2016年7月2日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー
(C)2016「海すずめ」製作委員会
公開初日 2016/07/02
配給会社名 1350
解説
我ら市立図書館“自転車課”に課せられた、時空を超えるミッション!
それは私の夢へと交差する!
主人公の赤松雀(すずめ)は、愛媛県宇和島市の市立図書館“自転車課”で働いている。自転車で図書を配達する係だ。彼女は、かつて華々しく小説家としてデビューしたものの、2作目が書けず、東京から故郷に戻ってきた。どこか投げやりな様子の雀を、家族たちはもどかしい思いで見守っている。
ちょうど街では「宇和島伊達 400 年祭」の準備で盛り上がっているが、その武者行列で復元させるお姫様の打ち掛けの刺繍図録が見つからず、大問題に! 自転車課の同僚である、元ロードレーサーの岡崎、雀に触発されて小説家を目指すハナ、そして雀の3人は、一丸となって図録捜索に乗り出す。だがそんななか、さらに自転車課の廃止案が浮上。ピンチを打ち砕くべく、がむしゃらに走り始めた雀は、はたして図録を見つけることができるのか? そして新たな小説執筆へ歩きだすことができるのだろうか?!
海を望む城下町と美しい自然を背景に、歴史と青春が呼応しあう、心温まる爽快な成長物語。
本作の舞台は、今でもお殿様が存在する珍しい街、愛媛県宇和島市。歴史を大切にしている地元の壮大な「宇和島伊達 400 年祭」をストーリーの要に、歴史ロマンと挫折から立ち直っていく青春物語が見事に融合。心温まると同時に勇気をもらえる傑作が誕生した。
宇和島市立図書館自転車課で働く赤松雀役に、『進撃の巨人』、『祖谷物語 -おくのひと-』などのほか海外作品でも活躍する武田梨奈。その同僚で元ロードレーサーの岡崎賢一役に、名古屋発大人気ユニット BOYS AND MEN の小林豊。雀の家族を、内藤剛志、岡田奈々、目黒祐樹の実力派が演じ、また、雀にさまざまな示唆を与えてくれる老女トメ役に吉行和子が扮して、純愛の尊さや戦争の痛みを表現、映画全体に味わい深い奥行を与える。
「トイレの神様」の植村花菜が書き下ろした主題歌「ただいま。」が胸に沁みわたる!
オリジナル脚本を手掛けメガホンをとるのは、愛媛県出身の大森研一監督。『ライトノベルの楽しい書き方』、『瀬戸内海賊物語』、『ポプラの秋』と、良作をつくり続けて映画ファンに支持される新鋭だ。
そして、主題歌「ただいま。」は、大ヒット作「トイレの神様」の植村花菜が手がけた。映画の主題歌を提供するのは 4 年ぶりとなる。本作の温かなイメージと植村の楽曲が持つノスタルジックな世界観が稀有なコラボレーションとして結実、その歌詞と歌声がいつまでも胸に沁みわたる名曲が誕生した。
ストーリー
愛媛県宇和島市。小説家デビューを果たすものの2冊目の小説が書けない主人公の雀(武田梨奈)は、地元に戻り図書館自転車課(自転車で図書を運ぶ)で働き始める。共に働くのは元ロードレーサーの岡崎賢一(小林豊)とアルバイトで嫌味な上司の娘原田はな。ある日、本の常連客であるトメ(吉行和子)から「もともと現在の市立図書館の前には、空襲で全焼した私立伊達図書館があった」(史実) という事実とトメ自身も戦前はそこで働いていたことを教えられる。そんな最中、町は”伊達400年祭の武者行列”で使用される着物の刺繍模様の復元するための資料‘御家伝来の本‘を探して騒ぎとなっていた。一方で、図書館では自転車課の廃止案が浮上していることも発覚。雀は資料となる本を求めて、そして自転車課廃止を阻止するべく走り出す。”御家伝来の本”の行方は? ”伊達400年祭の武者行列”で使用される着物の刺繍は完成するのか? そして、がむしゃらに走り続けた雀は、また新たな小説執筆へと歩み始められるのか? 宇和島伊達藩生誕400年の今しか誕生しえなかった歴史+青春スペクタクルムービー。
スタッフ
監督:大森研一
キャスト
武田梨奈
小林豊
内藤剛志
岡田奈々
目黒祐樹
吉行和子
LINK
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http://www.ehime-np.co.jp/rensai/hotnews/ren111201507307059.html
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