2014年/日本/カラー/91分 配給:映画「れいこう堂」製作委員会

2015年3月21日公開

2014 (C) 映画「れいこう堂」製作委員会

公開初日 2015/03/21

配給会社名 1606

解説


2014年5月より東京に先駆け、地元・広島ほか、大阪、京都、神戸、九州など地方で劇場公開され、全国各地で上映会も多数開催。全国上映プロジェクト䛾資金集め䛾ため䛾クラウドファンディングも成功。第30回ワルシャワ国際映画祭(ポーランド)出品、カメラジャパンフェスティバル2014(オランダ)オフィシャルセレクションとして海外でも上映されました。国際的にも評価が高く、東京公開を前にして、すでに口コミで話題䛾作品です。また3月18日(水)に䛿渋谷クラブクアトロにてEGO-WRAPPIN’や音楽担当䛾青柳拓次ら出演䛾東京公開記念ライブイベントも開催し、さらに注目度も高まっています。

ストーリー





音楽で人をつなぐ奇跡のオジサンのドキュメンタリー
「本当のヒーローはテレビの中じゃなくてきっとみんなのそばにいるのだ」
  —EGO-WRAPPIN’ 中納良恵

ひとつのライヴ映像から、この映画は始まる。ステージ上のミュージシャンが感謝の言葉とともに呼びかける、その名は「ノブエさん」。
「ノブエさん」は「おじさん」である。西日本の小さな街広島県尾道市で、風変わりなCDショップ「れいこう堂」を営んでいる。
多くのインディーズミュージシャンのライヴを身銭を切ってし続けた、情熱の人。ノブエさんとれいこう堂に訪れた危機は、ミュージシャン達を突き動かす。インタビューと残されていた貴重な映像が、その時の空気を呼び起こしていく。そして復活。「動かなければ何も伝わらない」「一人でもやる」感じたら、とにかく行動するのだ。店はほったらかしで西へ東へ。子ども達のため、音楽のため、目の前の大切なコトのために。走り回るノブエさんを気遣い、感化され、それぞれがまた彼の支えになる。その小さな力の集まりが、いくつもの無謀なチャレンジを成功させてきた。音楽と人が、人と人が、型破りでどこまでも温かいノブエさんの“ライヴ”でつながり、弧を描き出す。
「このおじさんを知ってほしい」撮り手である監督の素直な思いと視線は、ノブエさんを追いながら日本の現状をも気負うことなく浮き彫りにする。そして本当のヒーローの居場所を、観る者に気づかせてくれる。そこに未来への希望があることを添えて。
これは一人のおじさんの記録であり、彼の背中に一つの憧れを見出す者達に、明日を予感させる物語である。

スタッフ

監督・撮影・編集:田中トシノリ
音楽:青柳拓次
アートディレクター:山下リサ
スチール:亀山ののこ

キャスト

信恵勝彦
中納良恵(EGO-WRAPPIN’)
森雅樹(EGO-WRAPPIN’)
二階堂和美
ナカムラ(モアリズム)
アントニオ佐々木(モアリズム)
清水“エスパー”光一(モアリズム)
チャーリー横山(モアリズム)

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す