原題:Walking with My Mother

NIPPON CONNECTION 2015」の Nippon Visions 部門オープニングフィルム 第27回東京国際映画祭公式出品・日本映画スプラッシュ部門

2014年/日本/カラー/93分 配給:スーパーサウルス

2015年4月25日公開

(C)SUPERSAURUS

公開初日 2015/04/25

配給会社名 1577

解説


本作は、第 27 回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で上映されるや、衝撃のあとに押し寄せる深い感動、ユーモアと涙が観客を包み、話題を呼んだドキュメンタリー。
娘と夫を亡くし、老いの孤独と絶望、精神の混乱に陥った女性が、郷里の島の暮らしの中で、再び生きる希望を取り戻していくまでの姿を、息子である監督自らが 4 年間カメラを向けた作品で、先頃行われた日本外国特派員協会での試写会・記者会見でも大きな反響と共感をよび、坂口監督に多くの外国人記者から熱心な質問が飛びました。
日本の 65 歳以上の高齢者人口は、過去最高の 3190 万人で総人口に占める割合(高齢化率)は 25.1%と過去最高(平成 26年版内閣府「高齢社会白書」)という現代社会。親が突然、介護が必要になった時、どうすれば良いのか。
そして「第 4 の人生」ともいうべき、高齢となり夫や妻を亡くし独りになった時、その後の人生をどういきていくのか、「老後を幸せに生き抜く一つの答」を本作は示しています。
また、6 月 2 日(火)からドイツのフランクフルトで開催される世界最大の日本映画祭「NIPPON CONNECTION 2015」の Nippon Visions 部門のオープニングフィルムとしても正式上映が決定。

ストーリー


最愛の人を喪った時、いかにしてその後の人生を生きるか。78歳の坂口すちえは長女と夫を続けざまに亡くし、精神的な混乱に陥る。息子(監督の坂口)は母を深く理解するためにカメラを向けた。

スタッフ

監督:坂口香津美
プロデューサー:落合篤子
撮影:坂口香津美
編集:坂口香津美、落合篤子
音楽:大沢充奈
音響デザイン:山下博文

キャスト

坂口すちえ
宮園マリ子
坂口諭
坂口香津美

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