夫婦フーフー日記
ダンナの前に現われたのは、死んだはずのヨメ!?
2015年/日本/カラー/95分/ 配給:ショウゲート
2015年11月04日よりDVDリリース 2015年5月30日、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
公開初日 2015/05/30
配給会社名 0008
解説
原作は、闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)。「ダンナ」ことライターの清水浩司が、長年友人だった書店員の「ヨメ」と、出会って17 年目にして結婚、1ヵ月後に妊娠発覚。その5ヵ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活を送っていく。そんなドラマのような夫婦の、493 日の日々の記録は、川崎フーフの名でアメーバブログに投稿されると、闘病ブログとして人気を博し、2011 年に書籍化。さらには、2012 年3月にNHK BS プレミアムにて、ドキュメンタリードラマ『ヨメとダンナの493 日〜おもろい夫婦の「がんフーフー日記」〜』として放映。夫婦の実話に日本中があたたかい涙に包まれました。
多方面で話題となった原作を映画化するにあたり、<死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返
る>という大胆な設定を加えることで、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛を浮き立たせ、笑って泣ける、かつて無いストーリーを作り上げました。
本作で主演を務めるのは佐々木蔵之介。ヨメを亡くし、残された赤ん坊を抱えて、育児と仕事に奔走するダンナ、
という役どころ。最愛の人の死に直面するも、突然目の前に現れた“死んだはずのヨメ”と共に、夫婦で過ごしてきた日々を振り返り、徐々にヨメの死を受け入れていくさまを、コミカルに、そして繊細に演じます。
同じく主演を務めるのは永作博美。愛情深くダンナを支え、亡くなった後も、ダンナの前に幻影として現れるヨメ
を演じます。結婚・妊娠と幸せの絶頂で悪性腫瘍が発覚するも、最期まで明るく、力強く生きぬく生前のヨメと、ダンナの前に突如現れる死んだはずのヨメ、という2つの姿を演じ、女優としての真価を見せつけます。10 年ぶりに再共演を果たし、息の合った掛け合いを見せる実力派俳優のふたりが、家族の物語を紡ぎます。
監督は、今後の日本映画界を担う期待の若手・前田弘二。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』に続き、本作が劇場公開3作品目となります。脚本は、『藁の盾』『永遠の0』など話題作が続く林民夫。前田監督とともに、実在する夫婦の物語にフィクションを加えるという大胆な脚本構成で、本作の個性を際立たせました。
ストーリー
最愛のヨメが、赤ん坊を残して亡くなった—。
残されたダンナの目の前に現れたのは、死んだはずのヨメ!?
出会って17 年目にしてようやく結婚したコウタ(ダンナ)とユーコ(ヨメ)。入籍直後に妊娠が発覚し、幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。夫婦の一大事を、自分のブログで報告するダンナ。やがてそのブログは、夫婦の日々を綴るものになっていく。そして、夫婦待望の赤ん坊“ペ〜”が誕生。家族の未来に希望をもち始めた矢先、ヨメの病状が悪化し始める。死期迫るヨメが最後に食べたいと望んだのは、彼女のソウルフードのハンバーガーだった。その数日後、ヨメは他界してしまう。そんなおり、ダンナのブログに書籍化の話が持ち上がり、原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。そんな彼の前に、彼の心が見せる幻影?なのか、死んだはずのヨメが現れ・・・。原稿をまとめたいのに、ヨメのちゃちゃが入り、いつしかふたりで、夫婦として過ごしてきた日々を振り返っていく。そこから見えてきたのは、あの時伝えられなかったそれぞれの想い。やがて、ブログには書かれなかった真実が明らかになる——
スタッフ
原作:川崎フーフ「がんフーフー日記」(小学館刊)
監督:前田弘二
脚本:林民夫・前田弘二
製作:「夫婦フーフー日記」製作委員会
企画製作プロダクション:ダブ
配給:ショウゲート
キャスト
佐々木蔵之介
永作博美
佐藤仁美
高橋周平
並樹史朗
梅沢昌代
大石吾朗
吉本選江
宇野祥平
小市慢太郎
杉本哲太
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