原題:Grace of Monaco

2013年/フランス・アメリカ・ベルギー・イタリア合作/カラー/103分 配給:ギャガ

2015年04月24日よりDVDリリース 2014年10月18日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開

(C)2014 - STONE ANGELS

公開初日 2014/10/18

配給会社名 0025

解説


本作は、人気絶頂でハリウッドを去りモナコ公妃となったグレース・ケリーが、公国の存亡の危機に決死の覚悟で手を添えた、知られざる世界史の1ページを描く感動の物語。
グレース・ケリーに扮するのは、『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞を獲得したニコール・キッドマン。伝説のクール・ビューティを甦らせるのは、彼女しかいないと誰もが認める抜擢に見事に応え、美しさと気高さだけでない生身のグレースを演じ切った。夫のレーニエ公には『海の上のピアニスト』のティム・ロス、歌姫マリア・カラスには『カルメン』のパス・ヴェガ、さらに『フロスト/ニクソン』のフランク・ランジェラなど演技派たちが顔を連ねる。監督は、マリオン・コティアールをアカデミー女優に押し上げた『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』のオリヴィエ・ダアン。

ストーリー


“世紀の結婚式”から6年経った1962年、グレース・ケリーは、いまだにモナコ宮殿のしきたりに馴染めずにいた。社交の場で女性が政治に意見するのは「アメリカ流」だと皮肉られ、夫のレーニエからも公の場では美しいだけの人形でいることを望まれる。失意のグレースがヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心を動かされたとき、レーニエは過去最大の危機に直面する。フランスのシャルル・ド・ゴール大統領が過酷な課税をモナコに強要、承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出したのだ。
 窮地のなかグレースは、自分にしかできない秘策を考え出す。外交儀礼の特訓を受けて、完璧な公妃の“役作り”に励み、ド・ゴールを含む各国の指導者を招いたパーティという“舞台”を用意。果たしてグレースが自ら書いた“脚本”のクライマックスとなる、運命を握るスピーチとは──?

スタッフ

監督:オリビエ・ダアン
製作:ピエランジュ・ル・ポギャム
脚本:アラッシュ・アメル
撮影:エリック・ゴーティエ
美術:ダン・ウェイル
音楽:クリストファー・ガニング

キャスト

ニコール・キッドマン
ティム・ロス
フランク・ランジェラ
パス・ベガ
パーカー・ポージー
マイロ・ビンティミリア
デレク・ジャコビ
ロバート・リンゼイ
ジェラルディン・ソマービル
ニコラス・ファレル
アンドレ・ペンブルン
ロジャー・アシュトン=グリフィス
イブ・ジャック
オリビエ・ラブルダン
ジェーン・デル
フローラ・ニコルソン
ジャンヌ・バリバール

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